ウィスラーにトーチリレーがやってきた。
2010/02/06
2月5日、オリンピックトーチ(聖火)がウィスラーにやってきた。
昨日まで工事をしていたはずのビレッジ広場のコンサート会場で、今日は立派コンサートが開催され、トーチリレーの前哨戦を盛り上げる。さすがウィスラー。
こんなに人がいたのか?っ思われるほどの人達がウィスラーにビレッジに溢れかえる。人々は手に赤いミトン、カナダの国旗とオリンピックトーチリレーのコースが描かれたフラッグをもって大集合!!
子供たちもメインステージであるスキーヤーズ・プラザに大集合。
トーチはいろいろな人の手をわたり、6時40分ごろJOHN SMART氏の手に。
JOHN SMART氏はウィスラー在住のオリンピアン。92年アルベールビレと94年リレハンメルに出場。WC杯では13回表彰台に上った往年のモーグルスター。2001年ウィスラーで開催されたモーグル世界選手権でDJをやり、「最近のモーグルはすごい進歩していて、俺たちが数年前にやっていたことを、今は子供たちがやっている。俺はさっさと引退してよかったよ」とジョークを飛ばしていたのを覚えている。ちなみにその時にシングルモーグルで上村愛子選手は3位に入賞している。
そしてトーチは、ウィスラー出身、今回のオリンピックにスキークロスで出場するJULIA MURRYさん(21歳)に手渡される。
その父親は、デイブ・マリー。男子のアルパインコース、デイブ・マリーダウンヒルコースの名前に冠された人。(極パウ読者はご存知ですね)
1988年、ポール大野さんがデイブ氏と一緒に日本に行って椿山荘に泊まった。そのときはウィスラーを日本に紹介するのが目的の一つ。
そのとき既に彼の身体は病に冒されていたという。
強い薬を飲んでいたが、彼は苦しさや辛さを決して表に出さなかったという。(ポール大野談)
1990年夏、彼はガンと闘い38歳の生涯を閉じた。
そのときまだ小さかった娘のJULIA。
どんなに悲しく辛く悔しい旅立ちだったことだろう。
その小さかった娘さんがトーチのベアリアーとして登場。かつて父親のチームメイトでクレージーカナックスを支えた名選手の一人、ウィスラー在住のSTEAVE PODBORSKI氏にそのトーチが手渡される。
そしてそのトーチはグレード12の高校生TYLOR ALLISON君(17歳)に手渡される。彼はスキーヤーで、MTBではカナダのトップ選手の一人。ロンドンオリンピックで活躍することが期待されるウィスラーローカルだ。
彼は「カナダのためにオリンピックで戦いメダルをとりたい」と語っている。
トーチは僕らの前で、現在過去未来へと手渡された。
さあ、オリンピック前一週間。盛り上がりそうだ。
2月5日 新雪3cm 24時間で8cm 積雪270cm 山頂温度−5℃ ビレッジ温度2℃
おまけ:
2月5日の今朝、車でビレッジに向かって行ったら、信号のコーナーにバンクーバーから来るバスが停車。
「何こんなところで停まっているんだ?」って思っていたらすぐ後ろからウィスラーの市バスがそのコーナーを曲がっていった、と思ったら内輪差を考えていなかったのか、そのコーナーに停まっていたバスに接触。
ゴンって結構でかい音がした。幸い両車ともに回送中。警察がすぐにやってきたが、停まっている方も、無理やり曲がっていった方も両方悪いんじゃないかなあ?
ウィスラーバスは自慢のエコな水素燃料電池バスではなかったけれど、もしこれが水素燃料電池バスで、接触の衝撃で爆発でもしていたら、本当に“バスガス爆発”でしたよ。
感動的なトーチリレーの日にこんな間抜けなことも起こっていました。
昨日まで工事をしていたはずのビレッジ広場のコンサート会場で、今日は立派コンサートが開催され、トーチリレーの前哨戦を盛り上げる。さすがウィスラー。
こんなに人がいたのか?っ思われるほどの人達がウィスラーにビレッジに溢れかえる。人々は手に赤いミトン、カナダの国旗とオリンピックトーチリレーのコースが描かれたフラッグをもって大集合!!
子供たちもメインステージであるスキーヤーズ・プラザに大集合。
トーチはいろいろな人の手をわたり、6時40分ごろJOHN SMART氏の手に。
JOHN SMART氏はウィスラー在住のオリンピアン。92年アルベールビレと94年リレハンメルに出場。WC杯では13回表彰台に上った往年のモーグルスター。2001年ウィスラーで開催されたモーグル世界選手権でDJをやり、「最近のモーグルはすごい進歩していて、俺たちが数年前にやっていたことを、今は子供たちがやっている。俺はさっさと引退してよかったよ」とジョークを飛ばしていたのを覚えている。ちなみにその時にシングルモーグルで上村愛子選手は3位に入賞している。
そしてトーチは、ウィスラー出身、今回のオリンピックにスキークロスで出場するJULIA MURRYさん(21歳)に手渡される。
その父親は、デイブ・マリー。男子のアルパインコース、デイブ・マリーダウンヒルコースの名前に冠された人。(極パウ読者はご存知ですね)
1988年、ポール大野さんがデイブ氏と一緒に日本に行って椿山荘に泊まった。そのときはウィスラーを日本に紹介するのが目的の一つ。
そのとき既に彼の身体は病に冒されていたという。
強い薬を飲んでいたが、彼は苦しさや辛さを決して表に出さなかったという。(ポール大野談)
1990年夏、彼はガンと闘い38歳の生涯を閉じた。
そのときまだ小さかった娘のJULIA。
どんなに悲しく辛く悔しい旅立ちだったことだろう。
その小さかった娘さんがトーチのベアリアーとして登場。かつて父親のチームメイトでクレージーカナックスを支えた名選手の一人、ウィスラー在住のSTEAVE PODBORSKI氏にそのトーチが手渡される。
そしてそのトーチはグレード12の高校生TYLOR ALLISON君(17歳)に手渡される。彼はスキーヤーで、MTBではカナダのトップ選手の一人。ロンドンオリンピックで活躍することが期待されるウィスラーローカルだ。
彼は「カナダのためにオリンピックで戦いメダルをとりたい」と語っている。
トーチは僕らの前で、現在過去未来へと手渡された。
さあ、オリンピック前一週間。盛り上がりそうだ。
2月5日 新雪3cm 24時間で8cm 積雪270cm 山頂温度−5℃ ビレッジ温度2℃
おまけ:
2月5日の今朝、車でビレッジに向かって行ったら、信号のコーナーにバンクーバーから来るバスが停車。
「何こんなところで停まっているんだ?」って思っていたらすぐ後ろからウィスラーの市バスがそのコーナーを曲がっていった、と思ったら内輪差を考えていなかったのか、そのコーナーに停まっていたバスに接触。
ゴンって結構でかい音がした。幸い両車ともに回送中。警察がすぐにやってきたが、停まっている方も、無理やり曲がっていった方も両方悪いんじゃないかなあ?
ウィスラーバスは自慢のエコな水素燃料電池バスではなかったけれど、もしこれが水素燃料電池バスで、接触の衝撃で爆発でもしていたら、本当に“バスガス爆発”でしたよ。
感動的なトーチリレーの日にこんな間抜けなことも起こっていました。