新雪58cm!! 雪崩の危険

2018/01/22

Category: General
Posted by: b02
1月21日、新雪が12時間でなんと58cm。積雪も280cmを記録した。
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しかも朝7時の時点で山頂の温度は44℃である。
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「雪崩の危険が高い!」と直感した。


実は6年前のほぼ同じ時期、気温が結構高くてビキニで滑っている女性を見かけていた。
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今日はどんなウエアで行けば良いのか?

そんなことも考えた。

ところが、陽が昇ってみると、山頂の温度は-6℃になっていた。



やはり山の天気は変わりやすい。

普段は森林限界を越えたハイアルパインの雪崩の危険のために、そのエリアはなかなかオープンしないことが多い。

だが今日は、森林限界下でも雪崩の危険が高く(思い当たるエリアはある)、ブラッコム山、ウィスラー山共に雪崩コントロールのために、オープンが1時間ずれ込み9時半過ぎにやっとゴンドラがオープンした。

上ってみると殊のほか雪質は良いのだが、何しろ深すぎる。
突っ込んで行くと板が止まって固められてしまう。
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良くも悪くもウィスラーらしいチャレンジングは日だった。

折しも週末は雪崩啓蒙のイベントが行われていた。
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モンスターエナジーもタダで飲むこともできた。
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次の写真は、2017年の5月、ブラッコム山7thヘブンで起きた雪崩の写真だ。
幸いにして、ゲレンデ時間終了後に起きたものなので事故は全くなかったが、やはり雪崩には本当に気をつけなくてはならない。
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普段から命がけで、スキーヤーやスノーボーダーの安全を守ってくれるパトロールやWBスタッフに改めて感謝したい。


最後に、オススメのパイを紹介。

ピークドパイ。

場所はウィスラー、マーケットプレースの方です。
オーストラリア人が始めたので、カンガルー肉のパイを選択。
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「ピークド」と注文すると、マッシュポテトにクラッシュグリーンピー、そこにグレービーソースをかけて出来上がり。

雪崩れそうです。

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パイの種類によるがピークドにして$12ぐらい。


1月21日 新雪58cm 1週間で126cm 積雪280cm
      山頂温度-6℃ ビレッジ温度0℃

スダーン・クーラーの話

2018/01/14

Category: General
Posted by: b02
かつて、ブラッコム山の伝説的なレースとしてスダーン・クーラー
スキーレース・ヱキストリームというのがあった。(スダーンレース)
スダーン・クーラーというコース自体がとある雑誌で、世界10大急斜面の一つとして選ばれている42度の急斜面だ。
そこで行われるレースなので、世界で最も急斜面で行われるGSレースと言われていた。
当時のポスターがこちら。(一部)
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30年近く前のポスターだが、ヘルメットを被り滑る姿は、先進性と斬新性があった。

その名前の元となるシルバイン・スダーンは、世界23カ所の超急斜面でのファーストデッセントを行なっている。特に1982年、パキスタンのヒドンピークのスキー滑降はグネスブックにも載っているとのこと。

今回の話は、一時はこの名称を使うことを禁止されていたのだが、今年のゲレンデマップにこの名前が復活したというお話。
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11月のウィスラークエスチョンにもその経緯が載っていたし、ネットでもニュースになっていた。
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僕もこのレースには何度かチャレンジしたことがある。
GSレースでありながら、急斜面すぎて圧雪車がはいれない岩場で、みんなでコースを慣らしながら下見をした。
実際にポールが張られても、すぐ脇が岩場なので、緊張したレースだったことを覚えている。

現在北米で活躍する日本人テレマーカー中○順○さんも、このレースに出ていたと記憶している。しかも彼はその年にテレマークを始めたばかりだったと思う。「すごい人がいるものだな」と驚かされたが、現在の彼の活躍ぶりの一端がその頃から芽生えていたと思う。

先日、このエリア、地図でいうクリフエリアの張り出した雪庇を利用してレスキュートレーニングが行われていた。
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スダーン・クーラー自体はダブルブラックダイアモンドの超上級コースだが、クリフエリアでは、ゲレンデマップに載らないトリプルブラックダイアモンドのウルトラ超上級コースもある。
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さらに、このエリアを使って行われたビッグマウンテン・フリースキーの大会では、スキーベースジャンパーの佐々木大輔さんは、かつてこんな岩の正面を突破してきている。
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色々な物語がここで生まれたが、このスダーン・クーラーという名前が復活したのはいいことだなあって思う。


最後に、ゲレンデレストランのハンバーガーをご紹介。
ハンバーガーは定番中の定番だ。ゲレンデのバーガーはとにかく肉肉しいのが特徴。満足度の高いバーガーだ。
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お値段は$15.50


1月14日 晴れ 新雪ocm 1週間で36cm 積雪186cm
山頂温度-2℃ ビレッジ温度1℃
 




Oh Chicken Down.

2018/01/06

Category: General
Posted by: b02
新年が明けて、ウィスラーらしく、ややこしい天気になってきている。
重くてややこしい雪をこねくり回すように滑るのもウィスラーの醍醐味なのでこれはこれでよし。

年末には、今シーズン2回目となるパリーアーク(サンドッグ)がブラッコム山のランデブーにかかるかのように現れた。
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「パリーアーク」の名前は、これを最初に記録を残したウィリアム・エドワード・パリーに由来するとのこと。
パリーはカナダ沖、北極海の北西航路を1840年4月に探検中、この現象を発見してスケッチしたのが最初の記録とのこと。

そしてブラッコム氷河エリアでは、今年もケイブを見ることができる。
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雪山に暮らしていると、こういう綺麗な自然の風景に出会えてとても嬉しい。

そんな中、1月3日のカナダ全国紙に載っていた記事がこちら。
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北朝鮮のミサイルがアメリカに届くって、もしかして、カナダの上空を飛んでいくっていうことではないの?

いやいや困ったもんです。

まあ、何かが起こる前に、とりあえずは滑っておきましょう。

数日前、ピークチェアーで並んでいたら、多くの人が、崖を飛んでいた。
中には360を入れてみたり、思い思いに飛ぶ姿を見ることができた。
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その時に僕は、バンクーバーからきたという老夫婦と一緒にピークチェアーに並んでいた。
崖を飛ぶ人の中で、低いところにチェックを入れて飛んできた人がいた。僕は「巧みにかわして飛んだな」と思ったが、それを見ていた老夫婦のご婦人が“Oh Chicken Down”とため息をつくように言った。

「いや〜、厳しいなあ」って思った。

やはり“Go Big or Go Home”のお国柄なんだって思った。
ホント、崖に立つときは気をつけなくてはいけない。

こちらはフリーライドのチーム。きちんと練習していました。
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最後に、ウィスラーで評判のクラフトビールをご紹介。
一昨年の夏に、ファンクション・ジャンクションにオープンしたばかりのコーストマウンテンブリューエリー。
バスで行って飲んでくることができます。

ビールの種類の横に○や□、◇、⬆マークが付いている。
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試飲を頼むと10ドルで自分の好きな4種類のクラフトビールを飲むことができちゃいます。
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試飲のビールの手前には○、□、◇などのマーク。

これ、とってもオススメです。

1月5日 新雪ocm 積雪178cm 山頂温度0℃ ビレッジ温度−2℃
週末からややこしい雪の予報。

Happy New Year!!

2018/01/02

Category: General
Posted by: b02
あっという間に2017年が過ぎ、2018年に突入。

Happy New Year!!
今年もよろしくお願いいたします。

今回は年末のウィスラーを紹介。

12月21日には、ウィンターソルスティス(冬至)を記念してランタンパレードが行われた。
こんな感じのパレードになるということで行って見た。
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パレード前の会場には、電飾のプリンスがいて会場を盛り上げる。
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そして電飾の、、よくわからない人が登場。なんとなく日本の国旗にも見える胸のマーク。
隣は微妙に地味過ぎて、クリスマスイルミネーションに溶け込んでしまったかのような人。
この二人はツートップでパレードの先頭を歩く予定。
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そして時間になったら、なんとなく始まったパレード。
ランタンもなんとなく持っている感じ。

アナウンスでは、「携帯のフラッシュライトでも良いからつけて歩こう」って呼びかけていたので、僕は携帯フラッシュライトでパレードに参加して見た。
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途中には、微妙にコンセプトのわからない妖精。
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なんとなく始まり、なんとなく終わったカナダらしいパレードだった。

年末年始はカンファレンスセンターでファミリーエクスペリエンス。
子供達向けにバウンシングキャッスルや、ミニパター、ピンポン台などあり、色々遊べるようになっている。
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クリスマスイブにはシャトーホテル内で賛美歌。
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ツーリスト向けのクリスマス礼拝も行われた。
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12月30日は24cmの新雪とあって、長蛇の列。
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7thヘブンでは、勝手にゴーグルに乗っかるカナダカケス(ウィスキージャック)。
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彼らはどんどん図々しくなってきている感じ。

ちなみに、このカナダカケスが、正式にカナダの国鳥になったのが2017年のこと。人懐っこくてタフで、カナダ全体で見ることができるので最もふさわしいと、推奨されたとのこと。

山頂では雲海がとても綺麗。
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ゲレンデでは崖に群がるキッズ達。
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大晦日の夜にはファイアー&アイスショーが行われ、花火が上がった
今年はビレッジに行かずに、ウィスラーで一番景色の良いところに住んでるといわれるJさん宅で過ごさせてもらった。
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なんとか無事に2017年を過ごせたことに感謝。

そして、2018年の始まり。

今年もよろしくお願いいたします。

1月1日 晴れ、新雪0cm 1週間で56cm 積雪192cm
 年間降雪量499cm 山頂温度0℃ ビレッジ温度−9℃ 

サンタデイ、そしてピッコロ山へ‼︎

2017/12/21

Category: General
Posted by: b02
12月16日はウィスラー恒例のサンタデイ。(先着100名のサンタには一日券が配られる。バンクーバーから朝の3時過ぎに出て来たサンタもいたとのことだ。)

朝の8時半にはたくさんのサンタがラウンドハウス前に集合。
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みんなで音楽に合わせて踊ったりした後、集合写真。
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そしてエメラルドエクスプレスまで一緒に滑るのがお約束。
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ラインをはいて滑るこのサンタ? かっこよかったです。
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サンタはスキーもボードも上手いのがウィスラー。

エメラルドエクスプレスはサンタだらけ。
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ちなみに、12月7日には、カナダ66ミリオンドル(日本円で約60億円)の投資計画が発表された。そのプロジェクトの一つが、エメラルドエクスプレスの6人乗り計画。
来年は6人乗りでサンタが上がってくるでしょうね。

今回はクリスマスも近いので、最近評判になっているウィスラーのクリスマスイルミネーションを紹介。
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クリスマスイルミネーションといってもウィスラーでは3月のサマータイムまで飾られているので、それまでは綺麗なイルミネーションを見ることができちゃいます。

そして、こんなアクティビティーを紹介。

アイススケートリンク。
オリンピックプラザにオープンしているスケートリンクはなんと無料。貸し靴は$6
滑っている人を見ているとカナダだけあって、アイスホッケーのスケート靴がとても多いのに気がつく。
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12月17日にはウィスラーの一番奥にあるシンフォニーエクスプレスもオープンした。


このエリアは初中級者から、エクスパートまで楽しめるパウダーエリアだ。
ニューヨークから来た人と話したが、”Everybody love powder””と言っていた。

実は、僕は昼間滑らないで働いていることもあるのだが、その時に「君は滑らないの?」って聞かれることがある。
「もちろん滑ります」って答えたら、「そうだよね、ウィスラーだからね」って笑顔になった。

ここに住んでいると、雪のいい日に滑らないのは、悪いことをしているかのような罪の意識を感じる。
もちろん色々な理由で、休みの日でも滑らない日はある。滑らないからといって責めないでください。

もちろん先日も3cmのパウダーを楽しんだ。3cmと言ったって、あるところにはあるのがウィスラーだ。
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さて、シンフォニーエクスプレスは,森を抜けながら、森林限界を超える2035mのピッコロ山の頂上まで僕たちを運んでくれる。
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僕はいつも、ガイドの時にピッコロ山の頂上まで来たら、「2035年には、ここにこなくてはならないですね」って説明している。
是非、そうありたいものである。

ダブルブラックダイアモンド(超上級コース)のピッコロファイスはチャレンジングだ。
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まだまだ岩だらけで、岩を絡めないと滑ってこれないので楽しい。
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視界の悪い時には特に気をつけなくてはいけないが、コーチについたフリーライドのキッズたちはスルスルスルっといつの間にか滑り降りていた。

やはりキッズは素晴らしい。

ちなみにピッコロ山の隣はフルート山で標高2012m。
2012年にはもちろんクリアした。
とりあえず今の目標はピッコロ山2035m、2035年だろう。

そしてウィスラー山は2182m。ブラッコム山は2284mである。

う〜ん、先は長い。

12月20日 晴れ 新雪16cm 積雪163cm 1週間で39cm
山頂温度−15℃ ビレッジ温度~9℃

240ボルト

2017/12/13

Category: General
Posted by: b02
ウィスラーに正式に電気が通ったのは、ウィスラー山がオープンする少し前だったとの記事がウィスラークエスチョンに載っていた。
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まあ、産業用の電気などはもう少し早かっただろうけど、学校やキャビン、もしくは個人の家では自分たちのジェネレーターを備えていたり、裏のクリークに水力発電を作ったり、冷蔵庫はプロパンガスだったり、ほんの50数年前のウィスラーは「なんでも自分でやってやろう」というまさにパイオニアな時代だったのだと思う。

電気が来ても、自分の家まで引くか引かないか、そんな論議もあったのではないか?
あって当たり前と思っていても、もしかしたら取捨選択可能な事柄の一つかもしれない。

ところで、ウィスラー山がオープンしてまもなくラウンドハウスができたが、始めは電気もなく、トイレもなく、薪のストーブがあっただけだったそうだ。
これが昔のラウンドハウスの写真。
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つい先日には、ラウンドハウスのパティオにラウンドハウス・アンブレラバーがオープンした。
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なんとなく昔のラウンドハウスっぽくていい感じ。

ここから絶景を見ながら飲むお酒はとても美味しいと思う。
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ラウンドハウスで購入したランチを片手に、ここでお酒を飲みながら贅沢な時間を過ごして見てはどうだろう?



ところで、現在でもウィスラーに住むローカルの家には、薪のストーブが備え付けられていることが多い。「秋の仕事は一冬分の薪割りだ」と忙しそうである。
一般的に、ウィスラーでは暖房も炊事も全て電気でまかなっているので、電気代はバカにならない。
薪のストーブがあれば、何は無くとも炊事から暖房、灯までまかなえてしまう。

自分自身で、最後のセイフティーネットを備えているということはとても心強い事だと思う。

話は更に遡るが、100年前のウィスラーの様子が偲ばれるところが、レインボーパークだ。メインロッジだったレインボーロッジは焼失してしまったが、当時使っていたキャビンはいまだ健在で、用具入れとして現在でも現役だ。
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窓には当時のアクティビティーの様子が偲ばれる写真が飾られている。
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メインロッジがあったところは広場になっている。
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この数日は天気が良く、まるで春のよう。雪質は日差しが弱いためか結構いい感じ。積雪もそれなりにあり、景色を堪能できる。
12月9日には7thヘブンもオープンしてほぼ全面的にゲレンデがオープンした。
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ここで閑話休題。
実は借りているアパートメントスイートの電気系トラブルがあって、約半月キャンドルやヘッドライトで生活していた。
11月下旬に日本から帰って来て、電灯をつけたら電球が次々に切れて、まるて呪われているかのようだった。冷蔵庫も洗濯機も使えなかった。
ただ不思議なことにヒーターは動いて、クッキングもできて、インターネットも使えたのでなんとかはなっていた。

一日が終わって家に帰ると真っ暗で、キャンドルとヘッドライトの生活はちょっと辛かった。ついでに包丁で指も切って出血も多かったのでかなり落ち込んだ。
もちろん食料も常温保存のものしか買えなかった。

これがバックカントリーキャンプなら当たり前だが、普通の日常生活だと辛い。

もちろん働かせていただいているところから、「社宅があるよ」と言われたり、友人から「うちに来れば」と言われたり、本当に人の温かさを感じた。

最後にほぼ解決に導いてくれたエレクトリシャンはとても親切だった。

たとえそれが、水曜日の約束だったが、彼もものすごく忙しくて木曜日の朝に来ても。
BC HYDRO(BC州電気会社)の人との約束が午後1時だったのに、「ハイウエイでの作業が忙しかった」と真っ暗になった午後7時過ぎに来てくれても。
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フロントラインのワーカーは本当に立派だ。ジョークで「子供は俺の名前を知らない」と言っていたが、カナダのような寒い地域で、電力がないと致命的になるようなところでは、氷点下の暗闇の中で働く姿が神様のように見えた。

今回のキャンドルとヘッドライトの日常生活は、色々なことを考えさせてくれた。
詳しい原因はわからないが、僕が日本滞在中に大きなストームがあり、僕の住んでいるエリアでは数回にわたって停電があったとのこと。
そのため、120ボルトであるべき箇所が240ボルトの供給になっていて、それが電球を次々に破壊していった。電球が破裂してガラスが飛び散る現象も初めてみた。なかなか得られない経験だ。

恐るべし240ボルト。まあ、とりあえずは無事でよかった。

12月12日 晴れ 新雪0cm 積雪136cm 山頂温度−3℃ ビレッジ温度—2℃

感度良好、雪深し

2017/12/03

Category: General
Posted by: b02
こんにちは。
17-18シーズンのウィスラーがはじまりました。

今シーズンもゆるゆると気ままにウィスラーからの「極パウ」情報を発信していきます。
どうぞ宜しくお願いします。

さて、今年のオフィシャルキックオフイベントは、昨年に引き続きベースキャンプ。
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会場に入るとファイアーピットがあり、山の安全祈願のタルチョがはためいて、ヒマラヤベースキャンプのイメージを演出してくれる。今年も無事にシーズンを楽しめますように。
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会場では、Dee’s Donutが、揚げたてのドーナツを無料で振舞ってくれている。
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“More Powder!!”っていうと、シナモンシュガーのパウダーをたくさんふりかけてくれるのでもちろん”More Powder!!”
ビールとドーナッツで今シーズンのキックオフ。

実は今年もオフィシャルキックオフの前に、一週間早くウィスラー山だけオープンしていた。
僕は日本にいたので、その時は滑れなかったが、ほぼトップシーズンに匹敵するぐらいのパウダーで、積雪も一時200cmを超えていた。

その後、ウィスラーらしくややこしい天候が続き、積雪も落ち着いてきたが、シーズンオープンとしては十分な雪の量があり、なかなか上々の滑り出しだった。
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シーズン頭だけど、あっちこっちに適度に岩場や崖があるので、「とりあえず身近なところから」と、プチクリフジャンプする若者も多い。
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ブラッコム山のハイアルパインエリアがオープンするのはもうちょっと先。でもバウンダリーになっているので、ゲレンデ外を登って滑るのはあくまで自己責任、Ski At Your Own Riskだ。(12月2日現在)なので、滑りたい人は登ってどんどん滑る。
幸せは歩いてこない。だから歩いて行くんです。
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今週の週刊誌PIQUEはCARPE DIEM(ラテン語で、「今を楽しめ」)
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ゲレンデでは、パトロールの人たちがレスキュートレーニング。
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さあ、思い切りいきましょう。

で、本日12月2日にはウィスラー山のピークチェアーがオープン。
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受け継がれる伝統、例年恒例の風景が現れた。


ビレッジでは少し前に、シーズンイン名物の我楽多市が開催され、滑らない人でもウィンターリゾートを楽しむことができた。
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そしてシーズン初めの11月23日にはジャスティン・ビーバーがメドウパークスポーツセンターに来て、一緒にホッケーをしたという記事が掲載された。
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“And it was like, yeah – that’s what it’s all about Whistler. Who cares who you are? Put on your skis, put on your snowboard, put on your skate, whatever you got, and let’s go”
誰であろうとすべりゃ一緒。楽しもうぜ。

本当にウィスラーらしい賑やかなシーズンスタートだ。

感度良好、雪深し。
みんな元気だ、とにかく滑ろう。

最後に特別サービス。
ウィスラーのレジェンダリーレディースの面々。

誰だかわかったら、あなたは相当のウィスラー通です。
世界中から来る人が、ほぼ間違えなく食事をしたり、色々利用したりするところに関係する人たちです。
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今シーズンも宜しくです。

12月 2日 雪、希に晴れ間、新雪12cm 積雪162cm 山頂温度−7℃ ビレッジ温度0℃

極パウは世界を救う。

2017/04/24

Category: General
Posted by: b02
4月はWSSFとウィスラーカップが同時期に行われて、とても賑やかだったウィスラー。
そんなウィスラー山も11cmの新雪、361cmの積雪を残したまま4月23日に冬の営業を終えた。

4月23日の新雪


空飛ぶ女子スモーレスラー


レストランにスノボの鬼塚雅選手がいらっしゃったので一緒に写真を撮ってもらいました。


そしてゲレンデで見かけたなんだかふてぶてしい雷鳥。

人の板の上を乗り越えていきました。



ウィスラー山、ありがとう。


明日からはブラッコム山だけで5月22日までオープン。なので、まだまだ滑ります。

ウィスラー山は5月中旬にMTBのパークをオープンさせるためにはだいぶ除雪しなくてはならないだろうね。


本当に今年の4月は雪がずっと降り続いているので何かと忙しかった。
ちょっとおさらい。

WSSFの直前に、NCAF(New Canadian Air Force)の同窓会みたいなイベントも行われていた。



まだゲレンデには、パークとかHPとかがなかったときに、7thヘブンのウィンドリップや、ブラッコム氷河のブロウホールといった自然の地形を利用して飛んでいる人たちがいた。
そんな若者たちの遊び心や冒険心がツインチップを生み出し、その後のスキーシーンやオリンピックシーンまで変えて、世界をより一層楽しいものにしていった。

さて、先日の国連世界観光機関では、白馬村がその取り組みをPRしたという記事が出ていた。

「パウダースノーが強い誘客力をもち、観光の再生に寄与した雪質への関心が非常に強かった」との報告をしたとのこと。

これが極パウ。

現在の難しい世の中で、今ここでもう一度、人として何が大切で何を中心にしていかなくてはならないか、考え直す良い機会なんだと思う。


さて、WSSFの様子。
山の上では新しいモデルの試乗会


カンファレンスセンターではアートイベントの72時間フィルムメーカーショーダウン


ビレッジでは、なんだかよくわからないゆるキャラたち。



そしてウィスラーカップのパレードより。





WSSFとウィスラーカップの最終日前夜はファイアー&アイスショーとスタイルセッション。





来シーズンも今シーズンのように変わらぬ風景があるようにと願わずにはいられない。

今回をもって16-17シーズン、ウィスラーからの極パウ報告を終了いたします。

今シーズンもよもやま話におつきあいいただき本当にありがとうございました。
野口英雄



4月23日 雪 新雪11cm 積雪361cm シーズントータル1268cm
山頂温度-5℃ ビレッジ温度4℃

世界で一番楽しいところ

2017/04/10

Category: General
Posted by: b02
4月に入ったのに、今シーズン最高の積雪量を記録し続けるウィスラー。
春なのに春じゃない。
ゲレンデもバックカントリーも今が最高に楽しい。
こちらはブラッコムハイウエイと呼ばれるバックカントリーへの道。
この日もたくさんの人たちが上って行った。


そして、今年も4月7日から始まったWSSF。

この時期のウィスラーは世界で一番楽しいところ。

WSSF(World Ski & Snowboard Festival)とは北米のホワイトシーズンを締めくくるSports Music Artの総合イベントで、もう20年以上続いている。
もともとは、Doug Perryさんが日本のスキー技術選に出て、「こうイベントをウィスラーでやろう」と始めたのが22年前。当時The World Technical Skiing Championshipsと呼ばれていた。
アラスカのエキストリームスキー(当時の呼び方)のチャンピオン、ダグ・クームスやフィル・メイヤーなど往年のアルペン選手、当時日本の技術選で活躍したマティア・スベト、マーク・ガルシア、そして日本の技術選の人たちが参加して、超急斜面やらレース、コブ斜面など様々な斜面を滑って競い合っていた。


このWSSFをここ11年間プロデュースしてきて、今のWSSFに育て上げたWatermark Communications Incがステップダウンするという記事がPiqueにでていた。

プレジデントのSue さんは、ウィスラーマルチカルチャルなど様々なイベントをプロデュースしている人だ。
なんどもお会いしたわけではないがとても気さくな方で、今回ステップダウンするのはとても寂しく感じるし、来年はどうなるんだろうと気になる。

さて、山ではジュニアのフリースタイルスキーの大会が開催されている。
場所はブラッコム山のパーク。初日はスロープ、そしてビッグエアー、HPと続く。



ビレッジのカンファレンスセンターではState Of Artが始まっていて、これも無料で楽しめる。



今年の見所は昨年秋、わずか40歳で旅立ってしまったChili Thomの作品を見ること。

みんなから愛され続けたウィスラーローカルアーティスト。
彼の作品は、オデン美術館の企画展でも初夏から見ることができる予定だ。熱く駆け抜けた彼の生き様を、作品を通して感じてみたい。

そしてビレッジ広場では、ストリートパフォーマンス


マウンテン広場では無料の野外コンサートが10日間休みなく開催される。
これはカナダでは最大の音楽イベントになるとのことだ。

4月8日の土曜日はWalk Off The Earthのコンサート。



これが無料っていうのは本当にすごいことだ。

Sport Music Artに彩られる4月のWSSF。
今、世界で一番楽しいところはウィスラーだと思う。

4月9日 雪、そして晴れ間 新雪1cm 積雪357cm 1週間で58cm 
シーズン1023cm 山頂温度-8℃ ビレッジ温度2℃

Glory Turn

2017/04/03

Category: General
Posted by: b02
4月1日に再びビレッジまで雪に覆われたウィスラー。
今シーズンのウィスラーは本当にとどまるところを知らない。

先日もTHE DAY。
しばらく降り続いた雪がやみ、BLUE BIRD DAY

パトロールの雪崩コントロールの跡が生々しい。


ピークエクスプレスがオープンしてしばらくしたら大歓声。誰かがすかさずエアジョーダンをクリアしていった。

これが呼び水となったか、この日は何人もの人がエアジョーダンにチャレンジ。

こちらの人はエアジョーダンに素晴らしいターンを刻んで飛んでいった。







本当にGLORY TURNだ。

「できるかも」、そういった気持ちが伝播する。
もちろんみんなができるわけではない。

でもこれこそがウィスラーの良さかもしれない。

このような行いは見るものに大きなインパクトを与える。
その人の刻印が周囲に押されていく。

単純に「すごい」でいい。僕らはその場にいて、その人のその刻印を押され、その行いを肯定してゆく。

つまりは、その人はその人自身に囲まれていくようになる。

実は、人はそういうもので、良きに悪しきに周りに自分の刻印を押し付けているのではないか?

パウに刻まれたターンは、すぐに消えてしまうかもしれないが、それは紛れもなくその人自身なのだ。
つまり人は自分に囲まれて生きているのようなものなのではないか?
そんなことをパウは教えてくれる。

「イーハー!!」そんな感性が自分を幸せにしてくれる。


人は自分のためにそこに立つ。


今日も多くの人がパウに囲まれている。


パウに自分自身を刻みつけていく。


What a wonderful world.


そんなことを書いていたらお腹がすいてきた。
今回はグレーシャークリークレストランのステアフライをご紹介。

ご飯をベースにしたら、なんとなくチャーハン。
麺をベースにしたらなんとなく焼きそば。


$14.50なり。

4月2日 晴れ時々曇り 新雪5cm 積雪341cm  1週間で71cm 
シーズントータル1145cm
山頂温度-8℃  ビレッジ温度0℃