メープルカードって。
2009/01/29
メープルカードって何だか知っていますか?
カナダが大好きな人ならご存知でしょうけど、あまり興味が無かったら、メープルシロップが安くなるカードぐらいしか思い浮かばないかも知れないですね。
実はメープルカードってカナダの永住権です。ちょっと可愛くないですか?
アメリカがグリーンカードっていうのも考えてみると面白い。日本の永住権もチェリーカードだったら面白いかも知れないけど、ちょっと誤解を生むかもしれない。
カナダでは兎に角よく国歌を歌います。正式に国歌になったのが1980年。原曲は1880年に完成していたそうだから100年たって正式に国歌になった。
WC開催のときにも、P2PGオープニングのときもとりあえず国歌。
で、RCMP(カナダ騎馬警官)がでてくる。
WCの時、表彰式には先住民が太鼓を叩きながらRCMPと競技の優勝者を先導していた。カナダはいろんな人達がいるのが前提のマルチカルチャリズム。
ジャンプ台のランディングバーンにはメープルの模様。
これって1月24日には誰かが思いつきで杉の葉っぱをメープルの形に植えてみたって言う雰囲気だったのに、25日にはちゃんと朱もいれて綺麗なメープルになっていた。実際、本当に誰かが思いつきのいたずら心でメープルの形に杉の葉を生けてみたのではないかと思う。したら本当に「評判良かったからこれにしよう」ってなったのだと思う。とりあえずメープルさえあればカナダっていう感じだ。
で、カナダの国歌はyoutubeで楽しんで下さい。
英語版はこちら。
フランス語版はセリーヌ・ディオンが歌っています。こちら。
最後に25日は13位と活躍した岡部選手。爽やかな笑顔な方でした。頑張って下さい。
Photo: OKABE Takanobu
1月28日 新雪1cm(48時間で6cm)積雪126cm 山頂温度-10℃ ビレッジ温度0
かなりいい感じになってきています。週末は大雪かも。
カナダが大好きな人ならご存知でしょうけど、あまり興味が無かったら、メープルシロップが安くなるカードぐらいしか思い浮かばないかも知れないですね。
実はメープルカードってカナダの永住権です。ちょっと可愛くないですか?
アメリカがグリーンカードっていうのも考えてみると面白い。日本の永住権もチェリーカードだったら面白いかも知れないけど、ちょっと誤解を生むかもしれない。
カナダでは兎に角よく国歌を歌います。正式に国歌になったのが1980年。原曲は1880年に完成していたそうだから100年たって正式に国歌になった。
WC開催のときにも、P2PGオープニングのときもとりあえず国歌。
で、RCMP(カナダ騎馬警官)がでてくる。
WCの時、表彰式には先住民が太鼓を叩きながらRCMPと競技の優勝者を先導していた。カナダはいろんな人達がいるのが前提のマルチカルチャリズム。
ジャンプ台のランディングバーンにはメープルの模様。
これって1月24日には誰かが思いつきで杉の葉っぱをメープルの形に植えてみたって言う雰囲気だったのに、25日にはちゃんと朱もいれて綺麗なメープルになっていた。実際、本当に誰かが思いつきのいたずら心でメープルの形に杉の葉を生けてみたのではないかと思う。したら本当に「評判良かったからこれにしよう」ってなったのだと思う。とりあえずメープルさえあればカナダっていう感じだ。
で、カナダの国歌はyoutubeで楽しんで下さい。
英語版はこちら。
フランス語版はセリーヌ・ディオンが歌っています。こちら。
最後に25日は13位と活躍した岡部選手。爽やかな笑顔な方でした。頑張って下さい。
Photo: OKABE Takanobu
1月28日 新雪1cm(48時間で6cm)積雪126cm 山頂温度-10℃ ビレッジ温度0
かなりいい感じになってきています。週末は大雪かも。
オージーデイ。
2009/01/27
1月26日の今日はオージーデイ。オーストラリアの建国記念日です。ウイスラーにはオージーがたくさん働いています。
オージーたちは楽しみ方を良く知っているのでどこの国にいようとオージーデイを楽しんじゃいます。
日本のニセコあたりも凄かったんじゃないでしょうか???
朝一番にはP2PGにオーストラリアの国旗が掲げられていました。
昼前にはカンガルーが板を持って登場。
お腹のポケットにはゴーグルやお弁当が入っていてとても便利そう。
背中にはもちろん国旗。
しかも美女に大人気。
「こりゃ来年はオレもカンガルーだな」。
ピカス・レストランの今日のスペシャルはオージーバーガー
とても美味しかったですよ。
オージーたちは明日の朝までずっと飲んだくれるでしょうから、明日は仕事になりません。
1月26日 新雪0cm 積雪123cm 山頂温度-13℃ ビレッジ温度-5℃
オージーたちは楽しみ方を良く知っているのでどこの国にいようとオージーデイを楽しんじゃいます。
日本のニセコあたりも凄かったんじゃないでしょうか???
朝一番にはP2PGにオーストラリアの国旗が掲げられていました。
昼前にはカンガルーが板を持って登場。
お腹のポケットにはゴーグルやお弁当が入っていてとても便利そう。
背中にはもちろん国旗。
しかも美女に大人気。
「こりゃ来年はオレもカンガルーだな」。
ピカス・レストランの今日のスペシャルはオージーバーガー
とても美味しかったですよ。
オージーたちは明日の朝までずっと飲んだくれるでしょうから、明日は仕事になりません。
1月26日 新雪0cm 積雪123cm 山頂温度-13℃ ビレッジ温度-5℃
なんとなくスピリチュアルな。
2009/01/26
今日もWOPでは純ジャンプのワールドカップでした。
天気もよく昨日より今日の方が賑やか。
で、WOPの観客用のテントの片隅で、なにやら彫刻をしている人がいたので声をかけた。
Photo: Aaron Nelson-Moody Carving the moon face(月を彫る)
結構有名な方だったみたいで、トリノ・オリンピックのとき、カナダ・ハウスのエントランス・ドア(入り口)を彫った人だった。こんな有名な人が、テントの片隅で、なんの宣伝も無く勝手に彫り物をしていると言うのも、なんとな〜くカナダっぽくていい感じでした。
AaronさんのHPはこちら。シルバージュエリーとか装飾品も素敵でしたよ。
最後に、先住民たちがカヌーにのって旅に出るときに唄った唄を唄ってくれました。
関野吉晴さんがグレイトジャーニーをしたのが10年ちょっと前だけれど、もしかして我々日本人の祖先がこんな唄を唄いながら、かつてカナダの方に来たのかもしれないなんて思いました。
肝心のジャンプについてはまた今度。
ウイスラーは来週末から大雪の予想です。
新雪0cm 積雪124cm 山頂温度-20℃ ビレッジ温度-10℃
天気もよく昨日より今日の方が賑やか。
で、WOPの観客用のテントの片隅で、なにやら彫刻をしている人がいたので声をかけた。
Photo: Aaron Nelson-Moody Carving the moon face(月を彫る)
結構有名な方だったみたいで、トリノ・オリンピックのとき、カナダ・ハウスのエントランス・ドア(入り口)を彫った人だった。こんな有名な人が、テントの片隅で、なんの宣伝も無く勝手に彫り物をしていると言うのも、なんとな〜くカナダっぽくていい感じでした。
AaronさんのHPはこちら。シルバージュエリーとか装飾品も素敵でしたよ。
最後に、先住民たちがカヌーにのって旅に出るときに唄った唄を唄ってくれました。
関野吉晴さんがグレイトジャーニーをしたのが10年ちょっと前だけれど、もしかして我々日本人の祖先がこんな唄を唄いながら、かつてカナダの方に来たのかもしれないなんて思いました。
肝心のジャンプについてはまた今度。
ウイスラーは来週末から大雪の予想です。
新雪0cm 積雪124cm 山頂温度-20℃ ビレッジ温度-10℃
ジャンプWCと市長さん。
2009/01/25
本日、ウイスラー山のピークチェアーとシンフォニーチェアーがオープン。やっとチェアーだけは全面オープンになった。なんにしてもヤレヤレ。まあ、ウイスラーはこれからですね。
ところで今日はWOP(Whistler Olympic Park)で純ジャンプのWCを見に行ってまいりました。チェアーにのってスタート地点の近くまで行くとウイスラーの市長のKENさんがスノーシューで歩いていたので一緒に記念撮影。ここに市長さんがいるのはWCと関係ないそうで、「エクササイズだ」と言っていた。
冬はバス通勤。もともとスキーパトロールだからスキー場でも良く見かける。夏はマウンテンバイクに乗って通勤。「仕事が忙しくて体動かせないようだったら市長やめちゃうだろうなあ」っていう感じです。
チェアーでRED BULLのヘルメットを被って、なんとなくいい雰囲気のジャンパーとすれ違った。視線が会うとニッコリ。
彼はオーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアー選手。一本目にこのヒルの最長不倒距離記録を達成、二本目もうまくいって今回優勝。
Jumper: SCHLIERENZAUER Gregor
応援団も賑やかで明るくていい感じでした。
で、面白かったのが途中のメンテナンス。みんなストレートのスキーで一歩一歩階段下降。なんか板が懐かしくて、でもこんなところで役に立つんだなあって、目からウロコが落ちました。
日本勢は葛西紀明選手が9位。WOPのジャンプ台、「いい感触」とのことでした。
Photo: KASAI Noriaki
最後に今日ウイスラーで見かけた牛さん。今年は丑年なのでからかな?おとといパブに入っていく後姿を見かけて「会いてえぇ」って思っていたら願いがかないました。
ウイスラーにくれば会えるかもしれませんよ〜。
1月24日 新雪0cm 積雪124cm 山頂温度-12℃ ビレッジ温度-8℃。
ところで今日はWOP(Whistler Olympic Park)で純ジャンプのWCを見に行ってまいりました。チェアーにのってスタート地点の近くまで行くとウイスラーの市長のKENさんがスノーシューで歩いていたので一緒に記念撮影。ここに市長さんがいるのはWCと関係ないそうで、「エクササイズだ」と言っていた。
冬はバス通勤。もともとスキーパトロールだからスキー場でも良く見かける。夏はマウンテンバイクに乗って通勤。「仕事が忙しくて体動かせないようだったら市長やめちゃうだろうなあ」っていう感じです。
チェアーでRED BULLのヘルメットを被って、なんとなくいい雰囲気のジャンパーとすれ違った。視線が会うとニッコリ。
彼はオーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアー選手。一本目にこのヒルの最長不倒距離記録を達成、二本目もうまくいって今回優勝。
Jumper: SCHLIERENZAUER Gregor
応援団も賑やかで明るくていい感じでした。
で、面白かったのが途中のメンテナンス。みんなストレートのスキーで一歩一歩階段下降。なんか板が懐かしくて、でもこんなところで役に立つんだなあって、目からウロコが落ちました。
日本勢は葛西紀明選手が9位。WOPのジャンプ台、「いい感触」とのことでした。
Photo: KASAI Noriaki
最後に今日ウイスラーで見かけた牛さん。今年は丑年なのでからかな?おとといパブに入っていく後姿を見かけて「会いてえぇ」って思っていたら願いがかないました。
ウイスラーにくれば会えるかもしれませんよ〜。
1月24日 新雪0cm 積雪124cm 山頂温度-12℃ ビレッジ温度-8℃。
なんにしても賑やかなウイスラーです。
2009/01/24
最近、ちょっと雪が落ち着いてきている様子。ブラックコム山ではブラックコム氷河コースがオープン。スパンキーラダーもオープン。ウイスラー山ではシンフォニーボウルエリアがオープン。数日中にピークチェアーもオープン予定。徐々にウイスラーらしくなってきています。
で、今日ブラックコム氷河コースに行ったところ、雪崩の跡だらけ。良くみるとボムの形跡。パトロールの方たちありがとうございます。もうすぐバックカントリーにいけるぐらい雪が落ち着くといいなあ。
雪崩の跡が分かりますか?かなり規模の大きな雪崩です。
写真はウイスラー山のエキサイテイション。今年は岩が多いです。でもどんどん楽しくなってきていますよ〜。
今日はランデブーレストランで坂本豪大さんに会いました。
坂本豪大さんのブログはこちら
そういえば先週はアメリカのマーティン・ルーサー・キング・デイのロングウイークエンドだった。ワシントン州の若者がたくさん来ていて飲んだくれていた。アメリカでは21歳からでないとお酒が飲めないけど、カナダだと19歳から飲めるので、カナダにお酒を飲みに来る若者が多い。それでのんで壊れて捕まって。
レポートによると43人が飲んで騒いで捕まった。そして警告チケットは120枚。パブリックな場所でのお酒関連で93チケット、公共の場での立ちションベンで15チケットだそうだ。今度はオージーデイ(オーストラリアの建国記念日みたいなもの)がある。オージーたちはこの日は朝からビールを飲む日だと思っている。先週の記録を越えるような騒ぎにならなければ良いのだが…。
明日は純ジャンプのワールドカップ。2月上旬はプライド(ゲイ&レズビアン・ウイーク)、なんでも今年はゲイ・ユニバース(ミス・ユニバースのゲイ版)があるとか?
まあ、なんにしても賑やかなウイスラーです。
1月23日 新雪0cm 積雪125cm 山頂温度-4℃ ビレッジ温度-9℃
で、今日ブラックコム氷河コースに行ったところ、雪崩の跡だらけ。良くみるとボムの形跡。パトロールの方たちありがとうございます。もうすぐバックカントリーにいけるぐらい雪が落ち着くといいなあ。
雪崩の跡が分かりますか?かなり規模の大きな雪崩です。
写真はウイスラー山のエキサイテイション。今年は岩が多いです。でもどんどん楽しくなってきていますよ〜。
今日はランデブーレストランで坂本豪大さんに会いました。
坂本豪大さんのブログはこちら
そういえば先週はアメリカのマーティン・ルーサー・キング・デイのロングウイークエンドだった。ワシントン州の若者がたくさん来ていて飲んだくれていた。アメリカでは21歳からでないとお酒が飲めないけど、カナダだと19歳から飲めるので、カナダにお酒を飲みに来る若者が多い。それでのんで壊れて捕まって。
レポートによると43人が飲んで騒いで捕まった。そして警告チケットは120枚。パブリックな場所でのお酒関連で93チケット、公共の場での立ちションベンで15チケットだそうだ。今度はオージーデイ(オーストラリアの建国記念日みたいなもの)がある。オージーたちはこの日は朝からビールを飲む日だと思っている。先週の記録を越えるような騒ぎにならなければ良いのだが…。
明日は純ジャンプのワールドカップ。2月上旬はプライド(ゲイ&レズビアン・ウイーク)、なんでも今年はゲイ・ユニバース(ミス・ユニバースのゲイ版)があるとか?
まあ、なんにしても賑やかなウイスラーです。
1月23日 新雪0cm 積雪125cm 山頂温度-4℃ ビレッジ温度-9℃
学校だあ!!
2009/01/21
本日アメリカではオバマさんも無事に就任しました。
同じ日、ここウイスラーも天気がよく、相変わらず山の上が暖かく、ビレッジの方が寒いというインバージョンという逆転現象が起きています。朝夕はビレッジでもツルツルな場所が多いので気をつけなければならないです。僕も朝、気持ちよく立ちションをした後、その場で滑って転んで前に手をついてしまいました。かなり危なかったです。
ところで、毎週日曜のセブンイレブン・ファイアー&アイス・ショーはスキーやボードスクールの宣伝も兼ねています。
前回より今回の方がパワーアップしていて、何だか「こりゃ学校でしょ!!」っていう気がしてきます。
キッズも学校が大好きみたいで、やる気満々、自信満々でボックスに入っていきました。みんな大成功でした。
で、ファイアー&アイス・ショーより。左下のスキーヤーに注目。
ワンフットバックフリップでしっかりチャクっていました。
スキーとボードと用具は違っていてもお互いにリスペクトし合っている様子が分かります。
で、スキーも当然飛んでます。前回は単純に火の輪くぐりでしたが、今回は花火つき!!
雪があるとか無いとかっていうより楽しむか楽しまないかの問題。ウイスラーいいところですよ。
1月20日 新雪0cm 積雪129cm 山頂温度3℃ ビレッジ温度-5℃
同じ日、ここウイスラーも天気がよく、相変わらず山の上が暖かく、ビレッジの方が寒いというインバージョンという逆転現象が起きています。朝夕はビレッジでもツルツルな場所が多いので気をつけなければならないです。僕も朝、気持ちよく立ちションをした後、その場で滑って転んで前に手をついてしまいました。かなり危なかったです。
ところで、毎週日曜のセブンイレブン・ファイアー&アイス・ショーはスキーやボードスクールの宣伝も兼ねています。
前回より今回の方がパワーアップしていて、何だか「こりゃ学校でしょ!!」っていう気がしてきます。
キッズも学校が大好きみたいで、やる気満々、自信満々でボックスに入っていきました。みんな大成功でした。
で、ファイアー&アイス・ショーより。左下のスキーヤーに注目。
ワンフットバックフリップでしっかりチャクっていました。
スキーとボードと用具は違っていてもお互いにリスペクトし合っている様子が分かります。
で、スキーも当然飛んでます。前回は単純に火の輪くぐりでしたが、今回は花火つき!!
雪があるとか無いとかっていうより楽しむか楽しまないかの問題。ウイスラーいいところですよ。
1月20日 新雪0cm 積雪129cm 山頂温度3℃ ビレッジ温度-5℃
カナダチーム3位入賞。
2009/01/19
春のような暖かさのウイスラー山。数日前半そで野郎がいたかと思えば、ついにハダカ野郎も登場したとか?
ではビキニはいないのか???
ここ数日WOPにいるので山に上がっていなません。明日は3日ぶりに山に上がる予定、天気は引き続き温かそうです。なのでビキニがいたら写真を撮っときます。
Photo: @Whistler Olympic Park
今日のワールドカップはクロスカントリー・チームスプリント。
天気も良くて、観客も多く、カウベルをならして予選から本選へ盛り上がりました。
日本の夏見、福田チームは16位。若干体調が良くなかったみたいです。世界選手権への調整を兼ねたバンクーバーオリンピックの下見とのことでした。
日本チーム頑張ってください。応援しています。
Photo: NATSUMI Madoka & FUKUDA Nobuko
男子はカナダチームが3位入賞。かなり盛り上がりました。
Photo: Team Canada
1月でもちょっと暖かければマウンテンバイクを良く見かけるウイスラーです。またしばらくしたら冬は戻ってくることでしょう。なんにしても楽しみましょう。
Mother Nature is always Boss, We just enjoy!!
新雪0cm 積雪130cm アルパイン温度11℃ ビレッジ温度1℃
ではビキニはいないのか???
ここ数日WOPにいるので山に上がっていなません。明日は3日ぶりに山に上がる予定、天気は引き続き温かそうです。なのでビキニがいたら写真を撮っときます。
Photo: @Whistler Olympic Park
今日のワールドカップはクロスカントリー・チームスプリント。
天気も良くて、観客も多く、カウベルをならして予選から本選へ盛り上がりました。
日本の夏見、福田チームは16位。若干体調が良くなかったみたいです。世界選手権への調整を兼ねたバンクーバーオリンピックの下見とのことでした。
日本チーム頑張ってください。応援しています。
Photo: NATSUMI Madoka & FUKUDA Nobuko
男子はカナダチームが3位入賞。かなり盛り上がりました。
Photo: Team Canada
1月でもちょっと暖かければマウンテンバイクを良く見かけるウイスラーです。またしばらくしたら冬は戻ってくることでしょう。なんにしても楽しみましょう。
Mother Nature is always Boss, We just enjoy!!
新雪0cm 積雪130cm アルパイン温度11℃ ビレッジ温度1℃
バンクーバー・ウイスラー五輪テスト大会二日目。
2009/01/18
1月16日の第14回WCノルディック複合にひきつづき1月17日の今日は第15回WCノルディック複合。今日も選手は飛んで走っていました。
Photo: KOBAYASHI Norihito
Photo:RYYNAENEN Janne
そしてXCはパーシュート(距離複合:クラシカル+フリー)。男子は15k+15k、女子は7.5k+7.5kで行われて、日本人女子の石田正子さんが14位と活躍されてました。
XCの最中、フランスチームの“アレ、アレ”(日本語のガンバ、ガンバみたいな感じ)という声が響いていたので、負けずに「イシダさん、がんばって」って応援しました。選手の名前を覚えて名前で応援したいですよね当然。そしてXCは登りのときが応援ポイントだと教えてもらいました。
Photo: ISHIDA Masako
で、この日ここでお会いしたのがカルガリー在住のTANAKAさん。ジャンプの飛行形の国際審判員の資格を持っている方で写真では右端です。
TANAKAさんの娘さんはカナダの女子ジャンパーチームとのこと。
いろんなところで日本人活躍していますよ。
ウイスラー山では本日ハーモニーチェアーがオープン。ますます広がるゲレンデです。
新雪0cm 積雪145cm 山頂温度11℃ ビレッジ温度-3℃
Photo: KOBAYASHI Norihito
Photo:RYYNAENEN Janne
そしてXCはパーシュート(距離複合:クラシカル+フリー)。男子は15k+15k、女子は7.5k+7.5kで行われて、日本人女子の石田正子さんが14位と活躍されてました。
XCの最中、フランスチームの“アレ、アレ”(日本語のガンバ、ガンバみたいな感じ)という声が響いていたので、負けずに「イシダさん、がんばって」って応援しました。選手の名前を覚えて名前で応援したいですよね当然。そしてXCは登りのときが応援ポイントだと教えてもらいました。
Photo: ISHIDA Masako
で、この日ここでお会いしたのがカルガリー在住のTANAKAさん。ジャンプの飛行形の国際審判員の資格を持っている方で写真では右端です。
TANAKAさんの娘さんはカナダの女子ジャンパーチームとのこと。
いろんなところで日本人活躍していますよ。
ウイスラー山では本日ハーモニーチェアーがオープン。ますます広がるゲレンデです。
新雪0cm 積雪145cm 山頂温度11℃ ビレッジ温度-3℃
飛んだり走ったりみんな元気です。
2009/01/17
さて、私同様、新年の決心とともにクリスマス新年ダイエットもあきらめつつあるこの頃でしょうか?
ウイスラーオリンピックパーク(以下WOP)ではXCとノルディックコンバインドのワールドカップ真最中です。
Photo: NATSUMI Madoka Second Left@ XC Sprint
Photo: On the Course Men’s XC Sprint
XCのスプリントは初めて見たけれど、すごくかっこよかったです。クオリファイ、クオーターファイナル、セミファイナル、ファイナルと選手の気持ちや息使いが直に伝わってくるような感じでとても感動しました。
そしてノルディックコンバインド。
ご存知のように飛んで走って。
Photo: TAKAHASHI Daito
Photo: 10km(2.5km 4laps) On Course
詳しい結果はどこかのHPで調べてください。
ウイスラーは楽しいですよ〜。
ではHPで調べられない、先週のウイスラー・ブラックコム山で行われたローカルイベント結果。
日本人頑張っています。
○King Of Rail Jam Session>>85人のスキーヤーやボーダーが参加、日本人の入賞者はなし。次回はバ レンタインデイに行われます。
○Park Rider Session Slopestyle>>56人のスキーヤーやボーダーが参加。
Male Snowboard 17 & Over Winner: Minoru Yoshida
Male Ski 17 & Over Winner: Yu Sasaki
Snowboard Boy 14-16 Winner: Naoki Utsumi
○Kokanee Valley Race Series
Women 40 to 49
1 Sanae Tanaka 3 Akiko Takemoto
Women Pro
2 Mina Sato
Men Pro
1 Nozomi Nakashima
この他にもレベルストークで開催されたBC州フリースタイルスキーで日系の14歳の女性がシングルとデュアルモーグルで共にシルバーメダル獲得。
ウイスラーの日本人、元気ですよ。遊びに来てください。
1月16日 新雪0cm 積雪145cm 山頂温度8℃ ビレッジ温度-2℃
ウイスラーオリンピックパーク(以下WOP)ではXCとノルディックコンバインドのワールドカップ真最中です。
Photo: NATSUMI Madoka Second Left@ XC Sprint
Photo: On the Course Men’s XC Sprint
XCのスプリントは初めて見たけれど、すごくかっこよかったです。クオリファイ、クオーターファイナル、セミファイナル、ファイナルと選手の気持ちや息使いが直に伝わってくるような感じでとても感動しました。
そしてノルディックコンバインド。
ご存知のように飛んで走って。
Photo: TAKAHASHI Daito
Photo: 10km(2.5km 4laps) On Course
詳しい結果はどこかのHPで調べてください。
ウイスラーは楽しいですよ〜。
ではHPで調べられない、先週のウイスラー・ブラックコム山で行われたローカルイベント結果。
日本人頑張っています。
○King Of Rail Jam Session>>85人のスキーヤーやボーダーが参加、日本人の入賞者はなし。次回はバ レンタインデイに行われます。
○Park Rider Session Slopestyle>>56人のスキーヤーやボーダーが参加。
Male Snowboard 17 & Over Winner: Minoru Yoshida
Male Ski 17 & Over Winner: Yu Sasaki
Snowboard Boy 14-16 Winner: Naoki Utsumi
○Kokanee Valley Race Series
Women 40 to 49
1 Sanae Tanaka 3 Akiko Takemoto
Women Pro
2 Mina Sato
Men Pro
1 Nozomi Nakashima
この他にもレベルストークで開催されたBC州フリースタイルスキーで日系の14歳の女性がシングルとデュアルモーグルで共にシルバーメダル獲得。
ウイスラーの日本人、元気ですよ。遊びに来てください。
1月16日 新雪0cm 積雪145cm 山頂温度8℃ ビレッジ温度-2℃
Wish You Were Here.
2009/01/16
このところ晴天の続くウイスラー。1月15日の今日、ウイスラーのTバーがオープン。
これによって、Tバーから見たらバックサイド、ハーモニーボウル側もインバウンドになった。ハーモニーチェアーが動いていない現在、ハーモニーボウルの中にずっと一直線のトラバースラインができて、そこからパウダーへと滑り降りる光景が現れた。それはまるで1994年にハーモニーチェアーができる以前にみていた光景のようだった。
そのトラバースラインも、ウイスラーのスキーパトロールがみんなのために、落ちないように落ちないように作ってくれていたと知ったのは後の事。ウイスラーパトロールの間で伝説の人となっている初代日本人パトロールのK氏から聞いたからだった。
僕にとって、今日の光景はまるでウイスラーの歴史を巻き戻ししてみているかのようだった。そしてリッジランからみた一番新しいP2PGを含めた光景。
まあ、15年の変遷かなとも思ったが、15年分を振り返って感傷に浸る間はない。
現在、大体が風や太陽にさらされて、割れるか割れないか分からないややこしいパウダーばかりの中で、ウイスラーの地形と風を読みながら、風下にあってフカフカなままを保持した、まあいわばネコの額のような場所にあるマニアックなパウダーを探し当てたときの優越感。これもウイスラー暦が長いおじさんのちょっとした喜びなのである。みなさん、おじさんと滑るとパウダーありますよ。
1月16日から18日はXCワールドカップとノルディックコンバインドのワールドカップ。1月17日18日とアトミックのクロスが行われる。
ウイスラーはどんな状態でも楽しいことがたくさん。
Wish You Were Here. Chao みんなにもここにいてほしいですネ。
1月15日 新雪0cm 積雪145cm 山頂温度4℃ ビレッジ温度-2℃
これによって、Tバーから見たらバックサイド、ハーモニーボウル側もインバウンドになった。ハーモニーチェアーが動いていない現在、ハーモニーボウルの中にずっと一直線のトラバースラインができて、そこからパウダーへと滑り降りる光景が現れた。それはまるで1994年にハーモニーチェアーができる以前にみていた光景のようだった。
そのトラバースラインも、ウイスラーのスキーパトロールがみんなのために、落ちないように落ちないように作ってくれていたと知ったのは後の事。ウイスラーパトロールの間で伝説の人となっている初代日本人パトロールのK氏から聞いたからだった。
僕にとって、今日の光景はまるでウイスラーの歴史を巻き戻ししてみているかのようだった。そしてリッジランからみた一番新しいP2PGを含めた光景。
まあ、15年の変遷かなとも思ったが、15年分を振り返って感傷に浸る間はない。
現在、大体が風や太陽にさらされて、割れるか割れないか分からないややこしいパウダーばかりの中で、ウイスラーの地形と風を読みながら、風下にあってフカフカなままを保持した、まあいわばネコの額のような場所にあるマニアックなパウダーを探し当てたときの優越感。これもウイスラー暦が長いおじさんのちょっとした喜びなのである。みなさん、おじさんと滑るとパウダーありますよ。
1月16日から18日はXCワールドカップとノルディックコンバインドのワールドカップ。1月17日18日とアトミックのクロスが行われる。
ウイスラーはどんな状態でも楽しいことがたくさん。
Wish You Were Here. Chao みんなにもここにいてほしいですネ。
1月15日 新雪0cm 積雪145cm 山頂温度4℃ ビレッジ温度-2℃
「沈黙の冬」だった。
2009/01/13
さて、新年の決心が崩れるこのごろです。今年の初夢は、覚えている夢としてはなぜかオバマさんの就任式に出席して、目の前にオバマさんがいて一緒にワインを飲んだり食事をしたりするという夢だった。まあこれが正夢になる可能性はまったくない。
まあ、オバマさんの話題が出たところでアメリカ。
1960年代のアメリカ、「春になっても鳥の鳴き声が聞こえない」。「どうしたのだろう?」という事実から1962年にレイチェル・カーソンさんが「沈黙の春」という著書でDDTや農薬などの科学部質の危険性を訴えた。それが現在の「緑の運動」や「エコの運動」につながってきていると思う。
ところで今年のウイスラーは変だった。冬になってもダイナマイトの音が聞こえない。アバランチ・コントロールをする必要がないぐらい12月下旬までずっと雪が少なかった。
山では「イーハー!!」「ホーリー!!」「スイート!!」「#%&@!!」といった意味不明の歓声が聞こえなくて静かだった。
僕らはこの「沈黙の冬」から何かの変化を感じていた。
だがクリスマスのころから違ってきた。POWが降り始めた。
ウイスラーではPOWを滑るために仕事をするし、「より高い資格を取るために勉強するのは冬に滑る時間を拠出するためだ」。という友達もいる。
このウイスラーでは最初にPOWありきなのだ。
だからPOWの日に仕事で滑れないとしたらそれはまさに本末転倒であり、地元の人から“That’s too bad!! ”と言われてしまう。だからもし万が一仕事が理由でPOWを逃したとしたら「仕事だった」などと言い訳をしてはいけない。
数日前まで毎日のように新雪が降っていた。
ダイナマイトの音、「イーハー!!」「ホーリー!!」「スイート!!」「#%&@!!」といった意味不明の歓声。「沈黙の冬」から本来の滑走感謝感激感動快感の冬に戻ってきている。
Photo: Bombing@Peakchair Area Shale Slope
また毎週日曜日のファイアー&アイスショーも楽しい。11日は「誰か歌を歌ってくれる人に賞品!!」って司会者が声をかけたら、小さな子供が手を上げて、歌いだしたのがオーストラリアの国家。その場にいたオージーが凄く盛り上がった。
Photos:From Jan11th Seven Eleven Fire and Ice Show
まだウイスラー山はピークチェアーも開いていない。ハーモニーチェアーは一瞬開いてすぐ閉まった。シンフォニーチェアーも開いていない。数日間晴天が続く予想。このところ毎日のようにボムの音が鳴り響いている。
なんか今週辺り楽しそうだぞ〜。
1月12日 新雪0cm 1週間で53cm 積雪150cm 山頂温度-5℃ ビレッジ温度2℃
まあ、オバマさんの話題が出たところでアメリカ。
1960年代のアメリカ、「春になっても鳥の鳴き声が聞こえない」。「どうしたのだろう?」という事実から1962年にレイチェル・カーソンさんが「沈黙の春」という著書でDDTや農薬などの科学部質の危険性を訴えた。それが現在の「緑の運動」や「エコの運動」につながってきていると思う。
ところで今年のウイスラーは変だった。冬になってもダイナマイトの音が聞こえない。アバランチ・コントロールをする必要がないぐらい12月下旬までずっと雪が少なかった。
山では「イーハー!!」「ホーリー!!」「スイート!!」「#%&@!!」といった意味不明の歓声が聞こえなくて静かだった。
僕らはこの「沈黙の冬」から何かの変化を感じていた。
だがクリスマスのころから違ってきた。POWが降り始めた。
ウイスラーではPOWを滑るために仕事をするし、「より高い資格を取るために勉強するのは冬に滑る時間を拠出するためだ」。という友達もいる。
このウイスラーでは最初にPOWありきなのだ。
だからPOWの日に仕事で滑れないとしたらそれはまさに本末転倒であり、地元の人から“That’s too bad!! ”と言われてしまう。だからもし万が一仕事が理由でPOWを逃したとしたら「仕事だった」などと言い訳をしてはいけない。
数日前まで毎日のように新雪が降っていた。
ダイナマイトの音、「イーハー!!」「ホーリー!!」「スイート!!」「#%&@!!」といった意味不明の歓声。「沈黙の冬」から本来の滑走感謝感激感動快感の冬に戻ってきている。
Photo: Bombing@Peakchair Area Shale Slope
また毎週日曜日のファイアー&アイスショーも楽しい。11日は「誰か歌を歌ってくれる人に賞品!!」って司会者が声をかけたら、小さな子供が手を上げて、歌いだしたのがオーストラリアの国家。その場にいたオージーが凄く盛り上がった。
Photos:From Jan11th Seven Eleven Fire and Ice Show
まだウイスラー山はピークチェアーも開いていない。ハーモニーチェアーは一瞬開いてすぐ閉まった。シンフォニーチェアーも開いていない。数日間晴天が続く予想。このところ毎日のようにボムの音が鳴り響いている。
なんか今週辺り楽しそうだぞ〜。
1月12日 新雪0cm 1週間で53cm 積雪150cm 山頂温度-5℃ ビレッジ温度2℃
スキーエリアからのOB(Out Of Bound)。
2009/01/10
温度が下がったり上がったり、軽いパウダーや重いパウダーが降ったりして、ウイスラーらしいややこしい気候が続いています。「ま、ここで滑れればどこに行っても大丈夫」っていうぐらい色々な雪の状態に会えるのもウイスラーの楽しさのひとつだから、ややこしいパウダーならややこしいパウダーなりに楽しんで滑りたいと思う。
ところで1月7カナダ全国紙のブリティッシュコロンビア版(日本の地方版みたいなもの)にちょっと気になる記事が出ていた。
州レベルとして“OBに出て行くスキーヤーやボーダーに罰金を課すことを考えている”というもの。
それに対して賛成の意見と、「そうではないだろう」という意見が述べられている。
前回の「極パウ」でクローズドエリアの3つのサインとリスポンシビリティコードについて学習した。スキー場のサインには意味がありそれをリスペクトすべきだと思う。現在OBに関してはあくまでOwn Risk(自己責任)であり、CLOSED(クローズド)に関しては越えて入ってはいけない。
また、雪崩の危険が高い現在、OBにいくのは賢い選択とは言えない。
今日、ブラックコム山のハイアルパインエリアの名物急斜面、パカロロやクーラーエキストリームがOBからIB(In Bound)になった。
ピークチェアーやハーモニーチェアーの開いていないウイスラー山より今はブラックコム山の方が僕は楽しい。スキーインストラクターも「ウイスラーではハイエンドの生徒さんを教えるところがまだまだOBだから」と言っていたが、これでずいぶん急斜面も滑れるようになってきたことと思う。
Location:False Face Blackcomb Mt Skier:Unknown
Location:Pakalolo Blackcomb Mt
ところで、かつて僕らはハーモニーチェアーすらもなかった時代に、ピークチェアーからトラバースしてワッセワッセとハイクしてハーモニーボウルエリアでパウダーを楽しんでいた。ピッコロやフルートが純粋にバックカントリーであった時代、といっても10年そこそこ前の話だ。
そんな時代「あっちにパウダーありそうだー」って滑っていったら突然「クローズド!!」って叫ばれた事がある。「あれ?こんなところにクローズドなんてあったけ???」ってちょっとみてみたら、男の人と女の人が大自然のなか、ハダカで抱きあってた。「あ、確かにこれは越えてはイカン!!」。
この人達はきちんと言葉を理解して使っていた。“クローズド”はあくまで“クローズド”なのだ。
いずれにしても僕らはもっともっと自然をリスペクトして、その中で行動し、考え、愛し、闘い、学んでいかなくてはいけないのだろうと思う。
午後からいい感じの雪が降ってきている1月9日。 新雪1cm、1週間で87cm 積雪145cm 山頂温度-9℃ ビレッジ温度0℃
ところで1月7カナダ全国紙のブリティッシュコロンビア版(日本の地方版みたいなもの)にちょっと気になる記事が出ていた。
州レベルとして“OBに出て行くスキーヤーやボーダーに罰金を課すことを考えている”というもの。
それに対して賛成の意見と、「そうではないだろう」という意見が述べられている。
前回の「極パウ」でクローズドエリアの3つのサインとリスポンシビリティコードについて学習した。スキー場のサインには意味がありそれをリスペクトすべきだと思う。現在OBに関してはあくまでOwn Risk(自己責任)であり、CLOSED(クローズド)に関しては越えて入ってはいけない。
また、雪崩の危険が高い現在、OBにいくのは賢い選択とは言えない。
今日、ブラックコム山のハイアルパインエリアの名物急斜面、パカロロやクーラーエキストリームがOBからIB(In Bound)になった。
ピークチェアーやハーモニーチェアーの開いていないウイスラー山より今はブラックコム山の方が僕は楽しい。スキーインストラクターも「ウイスラーではハイエンドの生徒さんを教えるところがまだまだOBだから」と言っていたが、これでずいぶん急斜面も滑れるようになってきたことと思う。
Location:False Face Blackcomb Mt Skier:Unknown
Location:Pakalolo Blackcomb Mt
ところで、かつて僕らはハーモニーチェアーすらもなかった時代に、ピークチェアーからトラバースしてワッセワッセとハイクしてハーモニーボウルエリアでパウダーを楽しんでいた。ピッコロやフルートが純粋にバックカントリーであった時代、といっても10年そこそこ前の話だ。
そんな時代「あっちにパウダーありそうだー」って滑っていったら突然「クローズド!!」って叫ばれた事がある。「あれ?こんなところにクローズドなんてあったけ???」ってちょっとみてみたら、男の人と女の人が大自然のなか、ハダカで抱きあってた。「あ、確かにこれは越えてはイカン!!」。
この人達はきちんと言葉を理解して使っていた。“クローズド”はあくまで“クローズド”なのだ。
いずれにしても僕らはもっともっと自然をリスペクトして、その中で行動し、考え、愛し、闘い、学んでいかなくてはいけないのだろうと思う。
午後からいい感じの雪が降ってきている1月9日。 新雪1cm、1週間で87cm 積雪145cm 山頂温度-9℃ ビレッジ温度0℃
ゲレンデで「極POW(Protect Our Winter)」を安全に楽しみたい。
2009/01/07
このところ頻繁にアップさせてもらっています。
今年の雪の状況が非常にトリッキーだということは前回に報告しました。
今はまだOB(Out Of Bound=ゲレンデ外)に行く状況ではなく、やむおえない場合以外はとりあえずゲレンデ内で楽しみたい。ウイスラーはゲレンデ内でもとても楽しいから。
で、楽しく遊ぶために、今回はもう一度「ゲレンデ内にあるサインをリスペクトしようよ」という意味で書いてみたいと思います。まずはクローズドでも3つあるという意味で。
これはウイスラーのゴンドラを降りてすぐ脇にあるサイン。(細かい文字は写真は分りにくいので雰囲気だけ)一番上は“現在雪崩コントロール中だから一時的にクローズド”。パトロールの人達が朝早くからダイナマイトを使って雪崩コントロールしてくれています。
二番目は普通のクローズド。自然的又は人工的なハザード(機械やイベント、緊急時)がある時に使うサイン。
三番目はパーマネント・クローズドエリア。これは安全上の理由で永久にクローズドになったエリア。雪崩など、自分がトリガーになって人を巻き込んでしまう可能性のあるところなど、その本人だけが危険に会うのなら自業自得とも言えますが、人を巻き込む可能性があるところはこのマーク。
続いて、アルパイン・レスポンシビリティ・コード。
ゲレンデ内での安全のために当たり前のことが書いてあります。たとえば、
○いつでもコントロールできるスピードで滑りましょう。
○ゲレンデ内のサインには従いましょう。
○上から滑って来る人から見えないところでは止らない。
○滑り出すときには、上から滑ってくる人を見てから滑り出す。
○外れたときに雪上を暴走するような用具は使わない。
など等です。
この看板はいろいろなところに設置されているし、スキー場のマップにも書いてあります。
たとえばこのようにトイレにも設置されています。
これは男子トイレです。
ちょうどトイレットボールとトイレットボウルの間に設置されているので、お隣同士二人でよむことが出来るようになっています。
ウイスラー・ブラックコムはいろいろなところで工夫して安全に対して対処しています。
また気がついたらアップしたいと思います。
皆さん、安全にウイスラーを楽しみましょう。
1月6日 新雪9cm 積雪143cm 降雪量387cm 山頂温度-2℃ ビレッジ温度0℃
今年の雪の状況が非常にトリッキーだということは前回に報告しました。
今はまだOB(Out Of Bound=ゲレンデ外)に行く状況ではなく、やむおえない場合以外はとりあえずゲレンデ内で楽しみたい。ウイスラーはゲレンデ内でもとても楽しいから。
で、楽しく遊ぶために、今回はもう一度「ゲレンデ内にあるサインをリスペクトしようよ」という意味で書いてみたいと思います。まずはクローズドでも3つあるという意味で。
これはウイスラーのゴンドラを降りてすぐ脇にあるサイン。(細かい文字は写真は分りにくいので雰囲気だけ)一番上は“現在雪崩コントロール中だから一時的にクローズド”。パトロールの人達が朝早くからダイナマイトを使って雪崩コントロールしてくれています。
二番目は普通のクローズド。自然的又は人工的なハザード(機械やイベント、緊急時)がある時に使うサイン。
三番目はパーマネント・クローズドエリア。これは安全上の理由で永久にクローズドになったエリア。雪崩など、自分がトリガーになって人を巻き込んでしまう可能性のあるところなど、その本人だけが危険に会うのなら自業自得とも言えますが、人を巻き込む可能性があるところはこのマーク。
続いて、アルパイン・レスポンシビリティ・コード。
ゲレンデ内での安全のために当たり前のことが書いてあります。たとえば、
○いつでもコントロールできるスピードで滑りましょう。
○ゲレンデ内のサインには従いましょう。
○上から滑って来る人から見えないところでは止らない。
○滑り出すときには、上から滑ってくる人を見てから滑り出す。
○外れたときに雪上を暴走するような用具は使わない。
など等です。
この看板はいろいろなところに設置されているし、スキー場のマップにも書いてあります。
たとえばこのようにトイレにも設置されています。
これは男子トイレです。
ちょうどトイレットボールとトイレットボウルの間に設置されているので、お隣同士二人でよむことが出来るようになっています。
ウイスラー・ブラックコムはいろいろなところで工夫して安全に対して対処しています。
また気がついたらアップしたいと思います。
皆さん、安全にウイスラーを楽しみましょう。
1月6日 新雪9cm 積雪143cm 降雪量387cm 山頂温度-2℃ ビレッジ温度0℃
パウ34cm。
2009/01/06
今日は34cmのパウ(POW=Protect Our Winterと書いている記事があります)が降りました。
新年の仕事始めであるべき1月5日の月曜日。「このウイスラーでは誰も仕事に行ってなかったのでは?」と思われるほどのラインナップが各山ゴンドラ乗り場にできてました。
かく言う筆者も午前中は休みだったので勿論滑りに行きました。今日は間違えなく今シーズンベスト。午前中はブラックコム山に陽が射し、ちょっとブルーバードで気分も上々。そんな訳なので滑るのに忙しくて新雪を滑っている人の写真はありません。
太陽とパウ34cm。これはとっても素敵なお年玉。
ブログをお読みの皆様には、筆者がひとしきり滑って、疲れてのったピーク2ピークゴンドラからの風景をお届けいたします。
そしてウイスラー山に近くになったら、ま〜るい虹が出ていました。本当に自然の不思議です。写真でお分かりでしょうか?
ウイスラー山では初代の「極パウ」報告者の佐藤八起さんとラストフロンティアヘリスキーガイドのJさんたちと合流。
筆者は今年、意識して滑りを変えているのだが、後ろから滑ってきたJさんが「いやあ、八起も野口さんも10年来滑りが変わらないねえ」とのたまわった。
筆者ちょっと凹む。。。
いずれにしても今日は本当に素晴らしい一日でした。
最後にウイスラーのアイコンのひとつCITTAの写真。
ここのBIG ASS NACHOS(でかいケツの穴ナチョス)はとてもお勧め。実はこのビストロ、25年のリース契約が2月下旬に切れて、それを機会にこの建物はアップグレードされる予定とのこと。変わりつつあるウイスラーの一つですね。
1月5日 新雪34cm 7日で113cm 積雪145cm 山頂温度-8℃ ビレッジ温度 0℃
新年の仕事始めであるべき1月5日の月曜日。「このウイスラーでは誰も仕事に行ってなかったのでは?」と思われるほどのラインナップが各山ゴンドラ乗り場にできてました。
かく言う筆者も午前中は休みだったので勿論滑りに行きました。今日は間違えなく今シーズンベスト。午前中はブラックコム山に陽が射し、ちょっとブルーバードで気分も上々。そんな訳なので滑るのに忙しくて新雪を滑っている人の写真はありません。
太陽とパウ34cm。これはとっても素敵なお年玉。
ブログをお読みの皆様には、筆者がひとしきり滑って、疲れてのったピーク2ピークゴンドラからの風景をお届けいたします。
そしてウイスラー山に近くになったら、ま〜るい虹が出ていました。本当に自然の不思議です。写真でお分かりでしょうか?
ウイスラー山では初代の「極パウ」報告者の佐藤八起さんとラストフロンティアヘリスキーガイドのJさんたちと合流。
筆者は今年、意識して滑りを変えているのだが、後ろから滑ってきたJさんが「いやあ、八起も野口さんも10年来滑りが変わらないねえ」とのたまわった。
筆者ちょっと凹む。。。
いずれにしても今日は本当に素晴らしい一日でした。
最後にウイスラーのアイコンのひとつCITTAの写真。
ここのBIG ASS NACHOS(でかいケツの穴ナチョス)はとてもお勧め。実はこのビストロ、25年のリース契約が2月下旬に切れて、それを機会にこの建物はアップグレードされる予定とのこと。変わりつつあるウイスラーの一つですね。
1月5日 新雪34cm 7日で113cm 積雪145cm 山頂温度-8℃ ビレッジ温度 0℃
穴掘り穴掘り。
2009/01/05
この数日のウイスラーでは密かに穴掘りが流行っている。
今日も大雪が降ってきているウイスラー。やっとウイスラーらしい天気になってきているのだが、シーズンはじめにややこしい天候が続いたため、現在雪がとても不安定なのだ。
雪崩事故の件もあり、雪の状態がどうなっているのだろうと、スノーピットを掘って雪の状態を調べる人が非常に多い。(ウイスラーでは雪崩はホントに身近な問題なのだ。)
“December 6th”と呼ばれる層があり、そこが現在どんな状態にあるのか?確かに12月6日は山の上の方までちょっと雨模様だった。その後晴れたり小雪が降ったりしたのちに北極の寒気が入り込み山では-20℃以下が続いた。ビレッジでも-15℃前後と寒かった。
先シーズンも、5月下旬の夜間にゲレンデ内でとても大きな雪崩が発生しているのだが、それは12月上旬に降った雨でできた層が原因だろうという記事が出ていた。この件についてはまた別の機会に触れたいと思う。
そんなわけで「穴を掘りに行く」といったウイスラーヘリスキーで働いているTAROくんの穴掘りにつきあった。
今年のウイスラーはシーズン初めに重めの雪があまり降らずに寒気が来てしまったために、岩の間に雪がしっかり詰まっていない。その上に1週間で95cmの新雪。これも今年のウイスラーがとてもトリッキーな状態になっている原因のひとつ。スキーを脱いでつぼ足で歩くと、いきなり腰まで落ちる。氷河上のヒドンクレバスみたいなものだ。
シーズンはじめのボトムレス・パウダー(底のないパウダー)もシーズン当初だけの楽しみの一つだけれど今年は簡単に岩までヒットしていく。いつも以上に雪の下を想像しながら滑らないと危ない。
こんなことを書いているが実は今日もかなりいいパウダーだった。ウイスラーの佐々木大輔さんとも今年度一緒に初すべり。いつもカナディアンと滑っているTAROくん曰く「日本人離れしているなあ」「一緒に滑れてよかった」って。僕も楽しかった。
実は今はOB(Out Of Bound:スキー場外)に行かなくてもとても楽しい。雪が降るごとに滑れる場所が広がっていくゲレンデ。いつもとは違った楽しみ方をしている。
やはりウイスラーはウイスラーなのだ。
昼に停めた車が夕方6時にはこんな感じに埋まっていた。推定20cmは積もっている。
明日は大雪の模様。
明後日からは温度が上がって重い雪に変る予想。今日はとりあえず皆、雪かきしてビールとかワインを飲んで早く寝るだろうなあ。
かつては40cmルール(40cmの新雪が降った日には、仕事に遅れることはやむおえない事だとされるウイスラーのルール、理由を聞くことはタブー。)だったのが30cmになり20cmになり、つい最近では10cmルールとまで言われるようになってきた。
明日はみんな朝は仕事に行かない(行けない?)んだろうなあ。。。
1月4日 午後3時 新雪7cm 7日で95cm 積雪120cm 山頂温度-10℃ ビレッジ-3℃
今日も大雪が降ってきているウイスラー。やっとウイスラーらしい天気になってきているのだが、シーズンはじめにややこしい天候が続いたため、現在雪がとても不安定なのだ。
雪崩事故の件もあり、雪の状態がどうなっているのだろうと、スノーピットを掘って雪の状態を調べる人が非常に多い。(ウイスラーでは雪崩はホントに身近な問題なのだ。)
“December 6th”と呼ばれる層があり、そこが現在どんな状態にあるのか?確かに12月6日は山の上の方までちょっと雨模様だった。その後晴れたり小雪が降ったりしたのちに北極の寒気が入り込み山では-20℃以下が続いた。ビレッジでも-15℃前後と寒かった。
先シーズンも、5月下旬の夜間にゲレンデ内でとても大きな雪崩が発生しているのだが、それは12月上旬に降った雨でできた層が原因だろうという記事が出ていた。この件についてはまた別の機会に触れたいと思う。
そんなわけで「穴を掘りに行く」といったウイスラーヘリスキーで働いているTAROくんの穴掘りにつきあった。
今年のウイスラーはシーズン初めに重めの雪があまり降らずに寒気が来てしまったために、岩の間に雪がしっかり詰まっていない。その上に1週間で95cmの新雪。これも今年のウイスラーがとてもトリッキーな状態になっている原因のひとつ。スキーを脱いでつぼ足で歩くと、いきなり腰まで落ちる。氷河上のヒドンクレバスみたいなものだ。
シーズンはじめのボトムレス・パウダー(底のないパウダー)もシーズン当初だけの楽しみの一つだけれど今年は簡単に岩までヒットしていく。いつも以上に雪の下を想像しながら滑らないと危ない。
こんなことを書いているが実は今日もかなりいいパウダーだった。ウイスラーの佐々木大輔さんとも今年度一緒に初すべり。いつもカナディアンと滑っているTAROくん曰く「日本人離れしているなあ」「一緒に滑れてよかった」って。僕も楽しかった。
実は今はOB(Out Of Bound:スキー場外)に行かなくてもとても楽しい。雪が降るごとに滑れる場所が広がっていくゲレンデ。いつもとは違った楽しみ方をしている。
やはりウイスラーはウイスラーなのだ。
昼に停めた車が夕方6時にはこんな感じに埋まっていた。推定20cmは積もっている。
明日は大雪の模様。
明後日からは温度が上がって重い雪に変る予想。今日はとりあえず皆、雪かきしてビールとかワインを飲んで早く寝るだろうなあ。
かつては40cmルール(40cmの新雪が降った日には、仕事に遅れることはやむおえない事だとされるウイスラーのルール、理由を聞くことはタブー。)だったのが30cmになり20cmになり、つい最近では10cmルールとまで言われるようになってきた。
明日はみんな朝は仕事に行かない(行けない?)んだろうなあ。。。
1月4日 午後3時 新雪7cm 7日で95cm 積雪120cm 山頂温度-10℃ ビレッジ-3℃
ウイスラーのカウントダウン。
2009/01/02
いつもゲートが築かれているウイスラービレッジ広場の新年のカウントダウン会場。 (前出Happy New Year の写真参照)
そこに入るのには$15のチケットが必要なのだ。
でも今年はカウントダウン直前に、ビレッジ広場のゲートが開かれて、ゲートの外にいた人たちもなだれ込んでいきました。
$15のチケットを買っていた人はどう思うんだろうってちょっと思った。
しかも時間通りのカウントダウンだったのでびっくり。
花火まで時間通りに上がりました。
かつて時間通りにカウントダウンが行われた記憶はあまりないなあ。
ウイスラーも変わってきたもんだ。
ところで今日も5cmの新雪。だんだんウイスラーらしくなってきているけれど、現在雪崩の危険がとても高い。1月1日の今日、悲しいニュースが入ってきた。
ウイスラーブラックコムエリアで二人が別々の雪崩で亡くなったらしい…。詳しくは追って知られることと思う。
もうちょっと雪が落ち着いてからバックカントリーには行こうと思う。
最後にちょっとポッとするいたずら書き。
I ハートのマーク U 2 >>> I love you too.
ですね、これって。ぼくの車に書かれていました。こんないたずら書きなら歓迎ですね。
1月1日 新雪5cm 7日で95cm 積雪120cm 降雪324cm 山頂-12℃ ビレッジ-5℃
そこに入るのには$15のチケットが必要なのだ。
でも今年はカウントダウン直前に、ビレッジ広場のゲートが開かれて、ゲートの外にいた人たちもなだれ込んでいきました。
$15のチケットを買っていた人はどう思うんだろうってちょっと思った。
しかも時間通りのカウントダウンだったのでびっくり。
花火まで時間通りに上がりました。
かつて時間通りにカウントダウンが行われた記憶はあまりないなあ。
ウイスラーも変わってきたもんだ。
ところで今日も5cmの新雪。だんだんウイスラーらしくなってきているけれど、現在雪崩の危険がとても高い。1月1日の今日、悲しいニュースが入ってきた。
ウイスラーブラックコムエリアで二人が別々の雪崩で亡くなったらしい…。詳しくは追って知られることと思う。
もうちょっと雪が落ち着いてからバックカントリーには行こうと思う。
最後にちょっとポッとするいたずら書き。
I ハートのマーク U 2 >>> I love you too.
ですね、これって。ぼくの車に書かれていました。こんないたずら書きなら歓迎ですね。
1月1日 新雪5cm 7日で95cm 積雪120cm 降雪324cm 山頂-12℃ ビレッジ-5℃
Happy New Year!!
2009/01/01
Happy New Year!!
May Pow, Peace, Hope and Joy Today and Throughout the This Year.
Photo:From Whistler 2009 Countdown
Hideo Noguchi
May Pow, Peace, Hope and Joy Today and Throughout the This Year.
Photo:From Whistler 2009 Countdown
Hideo Noguchi