このところ頻繁にアップさせてもらっています。

 今年の雪の状況が非常にトリッキーだということは前回に報告しました。
 今はまだOB(Out Of Bound=ゲレンデ外)に行く状況ではなく、やむおえない場合以外はとりあえずゲレンデ内で楽しみたい。ウイスラーはゲレンデ内でもとても楽しいから。

 で、楽しく遊ぶために、今回はもう一度「ゲレンデ内にあるサインをリスペクトしようよ」という意味で書いてみたいと思います。まずはクローズドでも3つあるという意味で。

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 これはウイスラーのゴンドラを降りてすぐ脇にあるサイン。(細かい文字は写真は分りにくいので雰囲気だけ)一番上は“現在雪崩コントロール中だから一時的にクローズド”。パトロールの人達が朝早くからダイナマイトを使って雪崩コントロールしてくれています。
 二番目は普通のクローズド。自然的又は人工的なハザード(機械やイベント、緊急時)がある時に使うサイン。
 三番目はパーマネント・クローズドエリア。これは安全上の理由で永久にクローズドになったエリア。雪崩など、自分がトリガーになって人を巻き込んでしまう可能性のあるところなど、その本人だけが危険に会うのなら自業自得とも言えますが、人を巻き込む可能性があるところはこのマーク。

 続いて、アルパイン・レスポンシビリティ・コード。


 ゲレンデ内での安全のために当たり前のことが書いてあります。たとえば、
 ○いつでもコントロールできるスピードで滑りましょう。
 ○ゲレンデ内のサインには従いましょう。
 ○上から滑って来る人から見えないところでは止らない。
 ○滑り出すときには、上から滑ってくる人を見てから滑り出す。
 ○外れたときに雪上を暴走するような用具は使わない。
 など等です。

 この看板はいろいろなところに設置されているし、スキー場のマップにも書いてあります。
 たとえばこのようにトイレにも設置されています。


 これは男子トイレです。

 ちょうどトイレットボールとトイレットボウルの間に設置されているので、お隣同士二人でよむことが出来るようになっています。

 ウイスラー・ブラックコムはいろいろなところで工夫して安全に対して対処しています。
 また気がついたらアップしたいと思います。

 皆さん、安全にウイスラーを楽しみましょう。

 1月6日 新雪9cm 積雪143cm 降雪量387cm 山頂温度-2℃ ビレッジ温度0℃