JAPOW
2015/01/25
JAPOWなる言葉があるのを初めて知った。
写真は、1月20日のウィスラークエスチョン(ウィスラーの週刊新聞)記事。
How to curb your FOMO(Fear Of Missing Out:取り残される不安)
On the Nippon powder
この記事の内容は、簡単にいうと、日本のパウダーはすごい。スキーフィルムプロダクションなんかは、なんやかんやと言い訳をつけて日本に行っている。
俺も本当は何もかも放ったらかして滑りに行きたいけど、そういう訳にもいかない。じゃあどうすればいいのか?
そんな内容で、このパウダー写真はレッドマウンテンの写真。
答えは“ROAD TRIP!!”
「BC州内陸もいいし、国境を越えてMt Bakerもいい」。っていう事が書いてあり、最後に「でも俺たちはこのウィスラーがベストだと思ってここにいるんじゃなかった?」っていうような内容だ。
記事には“JAPOW”なる言葉がかいてあり、初めて聞く言葉だと思ったら、ニセコではずっと前から使われている言葉だと知った。
ちなみに左側の記事は今日から始まるWHISTLER PRIDE & SKI FESTIVAL
世界26カ国から3000人のゲイの人たちが集まってくる祭典で、これもこの時期のウィスラーの風物詩だ。
まあ、NIPPONのパウダーにはかなわないけど、ウィスラーもハイアルパインエリアを中心に結構いい感じなので、今回ご報告。
12月にみたパリーアークが1月20日に再び出現。とっても幻想的。
ウィスラー山からのちょっとお気軽バックカントリーでこんな感じ。
そしてカイバーパス入り口で見かけたSTU INNという手作り小屋
この小屋は、1999年3月15日に雪崩でなくなったStuart Dickinsonさんを偲んで建てられたものだそうで、小屋の中には、何人かのメモリアルが張ってあった。
その中にこんなプレートを見つけた。
JAMIE ANDREW HANSON
“PANCHO” 9.3.74 ~ 29.7.98 24 Years Thredbo, Australia.
“Keep It Real”
Your love of the snow, you gave her the most precious gift – your life.
While you were here fun was never ending, lough a minute was only the beginning Jamie Hanson this is for you;
We can conquer anything together all of us are bonded together, brotherhood is a rule you cannot bend. Have a safe journey and an unreal spiritual time – we will always know “who you are” From all of us with Unconditional Love.
なんだか、ウィスラーという空間を共有した仲間の深い愛情を感じる。
ウィスラーというところは不思議な力を持っているんじゃないかって思う。
最後に、ゲレンデ内バックカントリーのフルート山より。
Junpei Kobayashi is enjoying Goku pow
1月24日 曇り時々晴れ、たまに雨
新雪0cm 積雪140cm 山頂温度1℃ ビレッジ4℃
写真は、1月20日のウィスラークエスチョン(ウィスラーの週刊新聞)記事。
How to curb your FOMO(Fear Of Missing Out:取り残される不安)
On the Nippon powder
この記事の内容は、簡単にいうと、日本のパウダーはすごい。スキーフィルムプロダクションなんかは、なんやかんやと言い訳をつけて日本に行っている。
俺も本当は何もかも放ったらかして滑りに行きたいけど、そういう訳にもいかない。じゃあどうすればいいのか?
そんな内容で、このパウダー写真はレッドマウンテンの写真。
答えは“ROAD TRIP!!”
「BC州内陸もいいし、国境を越えてMt Bakerもいい」。っていう事が書いてあり、最後に「でも俺たちはこのウィスラーがベストだと思ってここにいるんじゃなかった?」っていうような内容だ。
記事には“JAPOW”なる言葉がかいてあり、初めて聞く言葉だと思ったら、ニセコではずっと前から使われている言葉だと知った。
ちなみに左側の記事は今日から始まるWHISTLER PRIDE & SKI FESTIVAL
世界26カ国から3000人のゲイの人たちが集まってくる祭典で、これもこの時期のウィスラーの風物詩だ。
まあ、NIPPONのパウダーにはかなわないけど、ウィスラーもハイアルパインエリアを中心に結構いい感じなので、今回ご報告。
12月にみたパリーアークが1月20日に再び出現。とっても幻想的。
ウィスラー山からのちょっとお気軽バックカントリーでこんな感じ。
そしてカイバーパス入り口で見かけたSTU INNという手作り小屋
この小屋は、1999年3月15日に雪崩でなくなったStuart Dickinsonさんを偲んで建てられたものだそうで、小屋の中には、何人かのメモリアルが張ってあった。
その中にこんなプレートを見つけた。
JAMIE ANDREW HANSON
“PANCHO” 9.3.74 ~ 29.7.98 24 Years Thredbo, Australia.
“Keep It Real”
Your love of the snow, you gave her the most precious gift – your life.
While you were here fun was never ending, lough a minute was only the beginning Jamie Hanson this is for you;
We can conquer anything together all of us are bonded together, brotherhood is a rule you cannot bend. Have a safe journey and an unreal spiritual time – we will always know “who you are” From all of us with Unconditional Love.
なんだか、ウィスラーという空間を共有した仲間の深い愛情を感じる。
ウィスラーというところは不思議な力を持っているんじゃないかって思う。
最後に、ゲレンデ内バックカントリーのフルート山より。
Junpei Kobayashi is enjoying Goku pow
1月24日 曇り時々晴れ、たまに雨
新雪0cm 積雪140cm 山頂温度1℃ ビレッジ4℃
アイシー、チャンキー、アバランチ
2015/01/13
前回、5cmのパウダーでも大はしゃぎなウィスラリティーを報告しますと書いたら、雪の神ウラーの怒りに触れたのか、1月上旬に二日間で40cmを超える新雪が降りました。
その二日間はかなりよいパウダーだったけど、雪が収まってきた三日目、久しぶりに40cmのパウダーを湛えたピークチェアーがオープン。
THE DAYかとおもいきや、どうにも曲がらないとっても重たいパウダーだったそうです。僕は都合で滑らなかったけれど、その後滑りにいったら、スキーやボードが滑った形のままでがっちり固まっていて、氷のように堅い雪の固まりがそこら中にあって、とてもややこしかった。
ブラッコム氷河の方に行くと、でっかい雪崩が起きていて、この最近のゲレンデ状況を3つの言葉で表すなら「アイシー、チャンキー、アバランチ」と言ったところか。
まあ、そんな状況に関わらずとっても賑やかなウィスラーです。
これは、ブラッコム氷河入り口近くにあるでっかいクレバス、見るなら今のうち。
ブラッコム氷河コースはいつ来ても雄大で奇麗。
パークも十分大きいサイズが整っていて、飛ぶ人たちはガンガン飛んでいます。
そして、牛やら一角獣やらキリンやら何やらもゲレンデにはいます。
本物のイタチくんもひょこっと顔を出しました。
やっぱり野生動物には癒されますね。
岩だらけで雪の少ない地形を上手に利用して、エキスパートのレッスンもいつものように行われています。
そして、ブラッコム山でアバランチコースのボランティアをつとめている大竹太郎さんに会いに行ったら、撮影準備をしていたプロスノーボーダーの田中幸さんにもお会いしました。
田中幸さんは、今回もひと月ぐらいカナダに滞在していて、ロードトリップでロジャーズパスなどにも行っているとのことでした。
田中幸さんのブログはこちら
1月12日 新雪0cm 積雪124cm 山頂温度−5℃ ビレッジ温度+1℃
その二日間はかなりよいパウダーだったけど、雪が収まってきた三日目、久しぶりに40cmのパウダーを湛えたピークチェアーがオープン。
THE DAYかとおもいきや、どうにも曲がらないとっても重たいパウダーだったそうです。僕は都合で滑らなかったけれど、その後滑りにいったら、スキーやボードが滑った形のままでがっちり固まっていて、氷のように堅い雪の固まりがそこら中にあって、とてもややこしかった。
ブラッコム氷河の方に行くと、でっかい雪崩が起きていて、この最近のゲレンデ状況を3つの言葉で表すなら「アイシー、チャンキー、アバランチ」と言ったところか。
まあ、そんな状況に関わらずとっても賑やかなウィスラーです。
これは、ブラッコム氷河入り口近くにあるでっかいクレバス、見るなら今のうち。
ブラッコム氷河コースはいつ来ても雄大で奇麗。
パークも十分大きいサイズが整っていて、飛ぶ人たちはガンガン飛んでいます。
そして、牛やら一角獣やらキリンやら何やらもゲレンデにはいます。
本物のイタチくんもひょこっと顔を出しました。
やっぱり野生動物には癒されますね。
岩だらけで雪の少ない地形を上手に利用して、エキスパートのレッスンもいつものように行われています。
そして、ブラッコム山でアバランチコースのボランティアをつとめている大竹太郎さんに会いに行ったら、撮影準備をしていたプロスノーボーダーの田中幸さんにもお会いしました。
田中幸さんは、今回もひと月ぐらいカナダに滞在していて、ロードトリップでロジャーズパスなどにも行っているとのことでした。
田中幸さんのブログはこちら
1月12日 新雪0cm 積雪124cm 山頂温度−5℃ ビレッジ温度+1℃
HAPPY NEW YEAR 2015!!
2015/01/03
明けましておめでとうございます。
ウィスラーも無事に2015年の新年を迎えました。今シーズンもユルユルと、ウィスラーからの「極パウ」報告をさせて頂きます。
でも、この数年は世界の「極パウ」キャピタルは間違えなく日本なので、ウィスラーからは5cmパウや10cmパウではしゃぐ大人や子供の姿など報告させて頂きたいと思います。
「なにそれ?」って思うかもしれませんが、ウィスラリティーにとって重かろうが堅かろうが、ややこしかろうがパウダーはパウダーなのでたとえトレースでも3cmでも全く問題なしなのです。
仕事や学校に遅れる言い訳で、みんなが認める1位は「今日はパウダーが降った」というものだといいます。2位は夏の理由で「家の前にクマがいたから」というもの。
今年のようにパウダーが少ないとウィスラリティーはひざまずき、生け贄を用意して、雪の神ウラーに祈りを捧げ賛美しているという記事がPIQUE誌に載っていました。
まあそれはジョークですが、オフィシャルオープンの五日前、11月22日にオープンした初日はお祭り騒ぎでした。
一番に並んだ地元の高校生は48時間前にテントを張り、そこから学校に通っていました。24時間前には、近くのホテルから「寒いのに頑張っているね」って差し入れまで届いていました。
まだ友人の小学生の息子は「俺は2年後だな」と今からノリノリ。
まったくもってウィスラーらしいオープニングデイでした。
確かに雪の少ない12月だったけれど、既にハイアルパインはオープンして、岩だらけだけど色々な斜面は滑れます。ベースも115cmあるので、それなりに充分といえば充分。でもまだまだこれからです。
S: KENICHI MINEGISHI (ガイド会社觔斗雲) P:Tiger terrace Whistler Mt
そんななか、12月下旬に珍しい現象をみました。
僕は初めて見たので“ミステリアスレインボウ”だってFBに投稿したら“パリーアーク”という現象だとコメントを頂きました。
1820年に初めて報告された現象だそうです。
とてもラッキーでした。
今シーズンの「極パウ」報告ウィスラー編、お時間のあるときにお読みくだされば幸いです。
今シーズンも宜しくお願いいたします。 野口英雄
1月2日 新雪0cm 積雪115cm 山頂温度−6度 ビレッジ温度−2度
ウィスラーも無事に2015年の新年を迎えました。今シーズンもユルユルと、ウィスラーからの「極パウ」報告をさせて頂きます。
でも、この数年は世界の「極パウ」キャピタルは間違えなく日本なので、ウィスラーからは5cmパウや10cmパウではしゃぐ大人や子供の姿など報告させて頂きたいと思います。
「なにそれ?」って思うかもしれませんが、ウィスラリティーにとって重かろうが堅かろうが、ややこしかろうがパウダーはパウダーなのでたとえトレースでも3cmでも全く問題なしなのです。
仕事や学校に遅れる言い訳で、みんなが認める1位は「今日はパウダーが降った」というものだといいます。2位は夏の理由で「家の前にクマがいたから」というもの。
今年のようにパウダーが少ないとウィスラリティーはひざまずき、生け贄を用意して、雪の神ウラーに祈りを捧げ賛美しているという記事がPIQUE誌に載っていました。
まあそれはジョークですが、オフィシャルオープンの五日前、11月22日にオープンした初日はお祭り騒ぎでした。
一番に並んだ地元の高校生は48時間前にテントを張り、そこから学校に通っていました。24時間前には、近くのホテルから「寒いのに頑張っているね」って差し入れまで届いていました。
まだ友人の小学生の息子は「俺は2年後だな」と今からノリノリ。
まったくもってウィスラーらしいオープニングデイでした。
確かに雪の少ない12月だったけれど、既にハイアルパインはオープンして、岩だらけだけど色々な斜面は滑れます。ベースも115cmあるので、それなりに充分といえば充分。でもまだまだこれからです。
S: KENICHI MINEGISHI (ガイド会社觔斗雲) P:Tiger terrace Whistler Mt
そんななか、12月下旬に珍しい現象をみました。
僕は初めて見たので“ミステリアスレインボウ”だってFBに投稿したら“パリーアーク”という現象だとコメントを頂きました。
1820年に初めて報告された現象だそうです。
とてもラッキーでした。
今シーズンの「極パウ」報告ウィスラー編、お時間のあるときにお読みくだされば幸いです。
今シーズンも宜しくお願いいたします。 野口英雄
1月2日 新雪0cm 積雪115cm 山頂温度−6度 ビレッジ温度−2度