明けましておめでとうございます。




ウィスラーも無事に2015年の新年を迎えました。今シーズンもユルユルと、ウィスラーからの「極パウ」報告をさせて頂きます。

でも、この数年は世界の「極パウ」キャピタルは間違えなく日本なので、ウィスラーからは5cmパウや10cmパウではしゃぐ大人や子供の姿など報告させて頂きたいと思います。

「なにそれ?」って思うかもしれませんが、ウィスラリティーにとって重かろうが堅かろうが、ややこしかろうがパウダーはパウダーなのでたとえトレースでも3cmでも全く問題なしなのです。

仕事や学校に遅れる言い訳で、みんなが認める1位は「今日はパウダーが降った」というものだといいます。2位は夏の理由で「家の前にクマがいたから」というもの。
今年のようにパウダーが少ないとウィスラリティーはひざまずき、生け贄を用意して、雪の神ウラーに祈りを捧げ賛美しているという記事がPIQUE誌に載っていました。

まあそれはジョークですが、オフィシャルオープンの五日前、11月22日にオープンした初日はお祭り騒ぎでした。

一番に並んだ地元の高校生は48時間前にテントを張り、そこから学校に通っていました。24時間前には、近くのホテルから「寒いのに頑張っているね」って差し入れまで届いていました。





まだ友人の小学生の息子は「俺は2年後だな」と今からノリノリ。

まったくもってウィスラーらしいオープニングデイでした。

確かに雪の少ない12月だったけれど、既にハイアルパインはオープンして、岩だらけだけど色々な斜面は滑れます。ベースも115cmあるので、それなりに充分といえば充分。でもまだまだこれからです。

S: KENICHI MINEGISHI (ガイド会社觔斗雲)  P:Tiger terrace Whistler Mt


そんななか、12月下旬に珍しい現象をみました。


僕は初めて見たので“ミステリアスレインボウ”だってFBに投稿したら“パリーアーク”という現象だとコメントを頂きました。
1820年に初めて報告された現象だそうです。

とてもラッキーでした。

今シーズンの「極パウ」報告ウィスラー編、お時間のあるときにお読みくだされば幸いです。
今シーズンも宜しくお願いいたします。   野口英雄

1月2日 新雪0cm 積雪115cm 山頂温度−6度 ビレッジ温度−2度