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あるがまま

2011/02/27

Category: General
Posted by: b02
 昨日までとても寒かったが、今日は山で-17℃。この数日に比べて10℃高いので結構暖かく感じた。
 
 新雪として記録されるほどではないが、ちょっと小雪が舞っていた。
 
 空の風も穏やかなのか雪が結晶のまま降ってきていた。

 これは今朝8時過ぎ、駐車場の車の窓に積もっていた雪。
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 これは車のボディーについていた雪。


 雪ってやっぱり綺麗。


 今日、ブラッコム山ではクロスの予選会が行われていた。


 夢中になって結果をみる子供たち。


 バンクーバーオリンピックでは、ボードクロス女子とスキークロス女子、金メダリストはウィスラーでトレーニングしていた女性だったから、ウィスラーではクロスってとても人気かも。

 ティーンぽい女性ばかりを連れていたスキースクール。森の中から出てきたと思ったら続いて崖のレッスン。


 なんだか黄色い声が響いていました。

 最後に今週のウィスラークエスチョンという新聞から。


 Xゲームのカナダ版見たいのがカナダの東で行われていたのだが、ウィスラーの選手しっかり1位と3位の表彰台に立っていました。
 
 2010年4月4日の極パウでも紹介した、日系のフリースキーガールのYUKIちゃんは3位に入賞。おめでとう。記事を読むとケガや色々なハプニングがあった模様。それでも頑張った。すごいね。


 さて、天気予報をみると、来週はかなりややこしい天気で、雨が降ったり雪が降ったり、手ごわいウィスラーらしい雪になりそうです。

 まあ、あるがままを楽しみましょう。

2月26日 新雪0cm 積雪289cm 山頂温度-17℃ ビレッジ温度-11℃

一年間の平均降雪量は突破

2011/02/26

Category: General
Posted by: b02
 この1週間とても天気がよかった。でもとても寒かった。ウィスラー山山上で木曜は-26℃。風のファクターをいれると体感温度は-40℃ぐらいだったとのこと。
 
 この数日はそんな感じでした。

 それでもスノーモービルを使った撮影の人たちは結構毎日撮影にいそしんでいたし、ゲレンデはゲレンデでそれなりに多くの人でにぎわっていた。

 そして、カナダ全国紙ではリビアやNZクライストチャーチの地震のことがニュースになっていた。


 ちなみに、1年間の平均降雪量の404インチ:約10mは2月21日にクリア、現在420インチを記録。結局今年も極パウな一年継続中。
 3月4月5月とまだまだ雪は降りそうです。これからの降雪はすべてボーナスですね。

 ところで、毎年この時期に、ウィスラー山で雪の彫刻が展示されるが、今年は鮭だった。
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 なんで鮭?という感じですが、昨年秋のBC州における紅鮭の遡上は100年に一度といわれるぐらいの大遡上が記録されていた。
 自然の川であるアダムス川にはBC州中から自然観察のために、子供たちが鮭の遡上を見学にきていた。


 ある調査で、「バンクーバーが世界で一番住みやすい都市」という記事を読んだ。
 やはり自然が近くにあるのがいいね。
 海や山があって、雪も降って自然をそのまま楽しめる。

 でもそういう点では日本だって負けていない。海や山、川もあるし雪も降る。日本は本当に素敵な国ですよ〜。

 そんなわけで、今回のB級グルメはハンバーガーとサーモンバーガー。ゲレンデレストランの定番メニューです。


 明日からしばらくは雪の予想。


2月25日 新雪0cm 積雪292cm 山頂温度-23℃ ビレッジ温度-17℃

閑話休題;ウィスラーブラッコムのHP、ビデオルーム面白いですよ。
http://www.whistlerblackcomb.com/video/index.htm

新雪25cm、1週間で212cm

2011/02/19

Category: General
Posted by: b02
 昨日思ったとおり今日も新雪。1週間で212cmを記録。
 
 すごい1週間でした。
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 明日からはしばらく晴れるので、雪が落ち着いたら多くの人はバックカントリーに向かうことでしょう。

 今日はブラッコム山の氷河エリアを紹介。

 ホストマン氷河エリアにあるSTUPID(おバカさんという意味)という場所。

 彼はどのラインを滑ったのでしょうか?

 そしてブラッコム氷河エリア。朝の10時ぐらいにオープンしたので、多くの人が朝一番の極パウを狙ってハイクアップ。おなじみの光景です。



 そしてブラッコム氷河エリアはヘリスキーみたいでした。




 氷河エリアの出口、人が集まるところに寄ってくる鳥。珍しくクラーク・ナッツクラッカー(カケスの種類)も手にのっています。


 しかしながら今日の午後、ブラッコム氷河エリアでハートアタックになった人がいた模様。そのためブラッコム氷河はクローズドになりました。ご本人は無事だったとのことですが、こんな最高な日にハートアタックだったらある意味幸せかも何て思ったりもしました。


 そういえばこんなHPもあります。
http://www.satsportsna.com/ski-application
 要するに自分が滑ったところがわかるというアプリ。興味がある人はどうぞ。

 最後はB級グルメを紹介します。

 チリ・プーティーン


 クラッシック・プーティーンがポテトフライにチェダーチーズ、グレービーソースなのに対し、チリ・プーティーンはサワークリーム、チリソース、チェダーチーズ、ねぎを散らしています。
 お値段もお手ごろで、ティーン達のカロリー源。

 安くてお腹が一杯になるB級グルメの代表格。
 ウィスラーにきたら是非食べてみてください。

2月18日 新雪25cm 1週間で212cm 積雪334cm 山頂温度-11℃ ビレッジ温度1℃

1週間で186cm!!

2011/02/18

Category: General
Posted by: b02
 1週間で、というか6日で186cm。明日の降雪によっては200cm越えるかもしれない。

 とにかく豪雪のウィスラー。もしかしたら現在地球上で一番雪が降っているところかもしれない。
 
 そんなとき、ウィスラーは緊急事態になる。
 
 “親は子供を病気にして、子供は親を病気にして山に駆けつける。”土曜や日曜は混むのはわかる。でも月曜も火曜も水曜も木曜もすごく混んでいる。
 なぜか大人も学童期のキッヅもゲレンデにいる。
 お互いに病気にして、山に駆けつける。これぞ”Kill two birds with one stone”(一石二鳥)か?
  学校は学校で家に電話しても誰もいないのはわかっているから電話などかけない。

 このように、ウィスラーではエマージェンシー・マネージメントはしっかりしている。

 最近聞いたのだが、週に一回は“スキーのために休んでもいい”というルールもあるという。本当だろうか?

 今週のウィスラークエスチョンの表紙は極パウを滑る人。
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 地域誌とは言え、他にも多くの取り上げるべき問題がある。でも「雪が降ったら極パウの写真が表紙なるのは当たり前」って思っていた。でもこれはよくよく考えたら特別なことなんだと最近ちょっと気づいた。

 今日は天気予報がはずれて朝から結構いい天気。

ピーク2ピークゴンドラ、高いところは地上から436m離れます。赤い矢印がゴンドララインです。

 そして今日はビレッジまでいい雪に覆われています。


 10時30分過ぎにはウィスラー山のピーク・チェアーもオープン。



 チェアー下の崖にはどうみてもティーンの男の子。


 周りから「5,4,3,2,1」ってカウントダウンされたけれど一度は躊躇。でも二回目には腕を回しながらそのまま真下に飛んでいきました。
 僕は日本からきた70歳以上、シニアの方のガイド中。一緒にリフトから見ていたけれど、一言「くそ度胸だなあ」って。
 なんかその「くそ度胸」って言う言葉が懐かしくて嬉しくなりました。

 そんな言葉あったよなあ。今も使われているのかなあ???

 もちろん、極パウはキッズや男のものだけではありません。
 結構ファンシーなご婦人グループやシニアの方々も突撃隊です。



 最後はB級グルメ。


 名物クリスタルハットのワッフル。注文してから焼いてくれます。

 このクリスタルハットですが、15年前ぐらいにイギリスのチャールズ皇太子とヘンリー王子、ウィリアムス王子がウィスラーに滑りに来ました。そのときに、僕が入ろうとしたら「スペシャルパーソンがいるから」と言われて入れなかったところ。たぶんみんなでランチ食べていたんでしょうね。

 ウィスラーにきたら是非食べてほしいメニューのひとつです。

2月17日 新雪5cm 積雪326cm 1週間で186cm 山頂温度-13℃ ビレッジ温度1℃



積雪308cm、ウィスラーも豪雪です。

2011/02/16

Category: General
Posted by: b02
 積雪308cm、ビレッジまで雪に覆われてウィスラーも豪雪です。
 
 ずっと晴れが続いて機嫌の悪かった人たちも、土曜日から始まった降雪に大喜び。日曜日で殺気立った混雑が終わるかと思っていたが、月曜日でも650人限定のフレッシュトラックに、朝6時50分に並んでも足きりで「みんな働いているの?」っていう感じ。というかとりあえずは滑ってから仕事ですかね?

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P:まだ薄暗い朝のウィスラー。

 そして休みじゃないのに山は相変わらずのお祭り騒ぎ。


P:ビックレッドチェアー下のクリフを楽しむボーダー

 「私は積雪300cm越えたら感謝祭でビールを飲む」って友人もいる。

 
 ウィスラー山は今日も相変わらずのTHE DAY。
 ピークチェアーエリアでは大勢の人たちがクリフジャンプをしていた模様。

 ブラッコム山では、みんな好き好きにパウダーを楽しんでいた。

P:ワールドカップモーグルバーンもいい感じのパウダーエリア


P:ジャージークリーム・ウォールもいい感じでした。

 また、スパンキーズラダーエリア「フリースキー大会以来じゃないの?」っていう感じのやばいラインが刻まれていた。写真がなくてごめんなさい。

 今のウィスラー、日本の豪雪に負けないぐらい多くの雪に恵まれています。

 そして、このまま4月までノンストップですね。


 みなさん、遊びに来てください。

2月15日 新雪20cm 積雪308cm 山頂温度-5℃ ビレッジ温度1℃



24時間で55cm

2011/02/14

Category: General
Posted by: b02
 “2月13日、新雪21cm、24時間で55cm 48時間で78cm、山頂-9℃、ラウンドハウス-8℃、ビレッジ1℃、雪のコンディションは圧雪といろいろな雪質、フリージングレベル800m…”。
 
 これは毎日電話で聞ける山の状況。もちろん英語。
 電話番号604-932-4211。これを聞いていればスピードラーニングができますね。

 ウィスラーの山の状況を伝えるラジオはマウンテンFM、こちらからラジオを聞けます。
 これもスピードラーニングのコツかも。

 今日も森の中は膝パウ、腰パウだった模様。
 
 昨日に引き続き、早寝の人たちが夢の中で「あそこを滑ろう、ここがいい」とか考えて、あさもばっちりお目覚め。ウィスラー健康ライフだね。

 写真で写っていなかったけれど、“Can you say POW POW!!”って書いてあった。場所はソーラーコースター乗り場。

 ここの新雪はほとんどが風とともにやってくるので、ハイアルパインは手ごわく、みんなの闘争心を掻き立てられるややこしい雪質。森の中は木が風を防いでくれるので、比較的ふかふかのちょっと重めのパウダーが多い。


 まさにここでは
"Be still, and know that I am POW, I will be exalted among the nations, I will be exalted in the earth."
(静まって、私こそパウであることを知れ。わたしはもろもろの国民のうちにあがめられ、全地にあがめられる)っていう感じだね。

本日ショーケースTバーは開かなかったので、ハイクアップしている人も多かった。

 写真はガスっているけれど、今日の午後は結構晴れていた。

 重かろうがややこしかろうが、POWにかける情熱は本当にすごい。

 
 ところで、昨日のオリンピックアニバーサリーのイベント。


オリンピックといえば、ミトンが本当に懐かしい。


カナダはやっぱりアイスホッケー。


オリンピック広場では雨交じりの雪だったが沢山の人で盛り上がっていた。


 一年たったけど、オリンピックのあの感動を思い出す。
 感動をくれた選手のみんなには本当に感謝です。
 
 またつくづくいい経験をさせてもらったなあって改めて多くの人たちに感謝です。

2月13日、オリンピックから一年が過ぎたウィスラーより。

オリンピックから一年

2011/02/13

Category: General
Posted by: b02
 今日は久しぶりに21cmの新雪。
 
 オリンピックから一年、記念日への贈り物っていう感じです。

 いろいろあったし、いろいろあるけれど、オリンピックを行ったっていうことはすごいことだと思う。

 街の様子は、今度アップするとして、今回は2月10日のカナダ全国紙の生活版より。
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 生活版だから、お料理の記事とかあるのはよくわかる。

 でも左側、TRY THIS!(やってみよう!) っていうコーナーで、雪崩安全講習(AST1)を受けてみようって言う記事が出ている。


 なんかカナダらしいなあって思った。
 スキーヤー、ボーダー、スノーシュー、モービラーをやる人は是非受けてみようって書いてある。

 ちなみにウィスラー山のゲレンデ内バックカントリーとも言えるシンフォニーエリアのフルート山、ここはハイクアップしないと滑れないところ。
 
 ゲレンデ内であるけれど、ハイクアップが必要で、しかも雪崩コントロールがしてあるので、安全にバックカントリーの雰囲気が味わえる。

 こういうところもウィスラーの魅力のひとつだね。
 ちなみにフルート山は2012m。来年是非フルート山を制覇しにきて下さい。



 ちなみにこのシンフォニーエリア、雪の下を流れるクリークの水を利用して、小さな発電所があって、そこでできる電力でリフト小屋のライトとか暖房はまかなっているらしい。
 そんな看板もある。

シンフォニーエリアの看板より

 さて、この数日は極パウ予想。

 ちなみに世界一の豪雪記録はギネスブックによると  >>>

『ギネスで世界一の積雪量を記録する伊吹山』
『積雪量世界一の場所だが,意外に思われるかも知れないが,新潟県ではない。岐阜・滋賀県境の伊吹山では,昭和2年(1927)2月に1182cmの積雪を記録し,それが世界の観測可能地点の中では現在でも第1位の記録となっている。』

 
とのことだが、僕らは200cmの積雪でもウハウハです。

2月12日 新雪21cm 1週間で40cm 積雪247cm 山頂温度-6℃ ビレッジ温度1℃


極パウだったよ

2011/02/10

Category: General
Posted by: b02
 極パウかも、極パウかもって書きながら、極パウ情報をお知らせしていなかったけれど、極パウでしたよ。
 
 2月4日3cm、2月6日4cm、2月7日10cmとチョロ極パウ。
 
 日本じゃあ一日に1mとか降っちゃって、実は今年の極パウ地帯世界一は今のところ日本じゃないかと思っているので、すこし遠慮している。

 それでも、今年のウィスラーも雪は結構多くていいシーズンを過ごしている。
 
 3cmや4cmではちょっと微妙だけれど、10cmも降ればローカルは大喜び。
 やっぱりそんな日はTHE DAYとなり、オープンしたばかりのピークチェアーでは我先にとビッグラインを描くのはお決まり。
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2月7日のTHE DAY、リフトから。

 「ビックラインの後はクリフジャンプで露払い。後は自由に滑ってよろしい」とまるで神事のように決まったことが繰り返されている。暗黙の様式美のようなものか?

 そして決まったように、スパンキーズ・ラダ−には行列ができる。
 
 今回はラダーの行列ではなくて、上りきったところを紹介。


 この先はダブルブラックダイヤモンドのみの選ばれし者の領域。
 
EXPERT ONLY
Expect unmarked cliffs, rocks, and other alpine hazards
(エキスパートのみ。マークされていない崖たちや岩たち、その他の危険たちが予想される)
すべてが複数形なので注意です。

 その下の看板には“雪崩コントロール時の不発弾があるかもしれないから、見つけたら触らないでスタッフに教えてくれ”とある。
 
僕らはまるで“戦場スキーヤー”みたいです。

 
 あと、ロッカーPOLICEではなく、かなりかわいいボーダーPOLICEを見かけました。
ホントにかわいかったのですが、後ろ姿で我慢して下さい。


 あと、ウィスラーはヘルメット着用率がボーダーやスキーヤーにかかわらずとても高い。
レストランにはヘルメットかけがありとても便利。
 元々は服をかけるところだけれど、ヘルメット掛けとして持ってこいです。日本ではあまり見かけないとのことで写真アップ。


 最後は山の上にあるサービス。

 
 その場でサイドエッジをマシーンがけしてくれて、ベースワックスをぬってくれて$15なり。
「板のすべりが悪いなあ」なんてときに便利です。
 場所はラウンドハウスレストランやランデブーレストランのすぐそば。


 2月13日にはパークライダー・セッションで、ジャンプジャムが行われます。
 3回のジャンプがいかに同じようにまとめるか?
 カテゴリー別にジャッジされるとのこと。これは新しいフォーマットです。

 冬はやっと半分終えたばかり。

 明日も極パウ予想です。

2月9日晴れ、新雪0cm 1週間で23cm 積雪225cm 山頂温度‐4℃ ビレッジ温度‐4℃

キウイの日

2011/02/07

Category: General
Posted by: b02
 2月6日はキウイの日だそうで、今日はニュージーランドの国旗や、それにちなんだ旗を背負った人がなんとなく目立った。

 正式にはワイタング・デーと呼ばれる記念日とのこと。

 要するにウィスラーでは、みんなでビールを飲む日となる。
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 ところでオリンピックからもうすぐ一年。先日の全国紙BC版には、ウィスラーのビジネスはちょっと斜陽傾向にあるというような記事が載っていた。


 それは仕方のないことかもしれない。でも、もともとのウィスラーローカルは、そこに山があって、毎年変わらず雪が降って、それを楽しむころができればそれでよかったんだと思う。

 “お金がなくてもよく滑る人は、食べることが少なくても多くても快く眠る、しかし飽きるほどの富は彼に眠ることを許さない” 

 オリンピックバブルはもしかしたら空の空、などととりあえず哲学をしてみるが、僕は基本的にイベントがきたのはよかったことだと思っている。

 ちなみにオリンピック期間中多かったPOLICEスキーヤーも、沢山の人が来る週末には治安のために今もゲレンデを滑っている。

 
 なんかこの仕事はいいよねえ。腰には拳銃などがぶら下がっているが、せめてウエアの下にあったほうがいいような気もするがどうだろう???


 足元はエランの板にサロモンのブーツ。
 先日チューターのダンさんと話したが、たぶん公務中に使用するものは支給されたものだろうから、これもそうかな?
 何人ものPOLICEは見かけたけれど、ボーダーPOLICEもいるし、同じ板を使っているということはなかったので、もしかしたら自前かもしれない。
 または一定の予算内で、自分で選んだものかもしれない。
 それならロッカーをはいているPOLICEを見かけることもあるかもしれないので、見かけたら報告します。

 昨日、湿気を含んだ雲が、ウィスラー山に幻想的な風景を見せてくれた。


 う〜ん、明日あたりは極パウかもしれない。

2月6日 新雪4cm 積雪224cm 山頂温度-4℃ ビレッジ温度0℃

春みたい

2011/02/03

Category: General
Posted by: b02
 この数日、山上温度は0℃。春みたいです。
 心なしかビレッジでもMTBの人が増えているような…。でも明日からはまた雪の予報。

 今日は、悲しいニュースと嬉しいニュースをひとつずつ。
 
 まずは悲しいニュース。これはもう知っている人がいると思うけれど、バンクーバーオリンピック後に、ビジネスが減ったことにより、犬ぞり用のワンちゃんが、オーナーの命令によって殺されていたということが発覚。最悪です。相当の刑罰が予想されます。

 嬉しいニュースはこれ。
The revival of the Big Air competition, along with the Slopestyle being integrated back into the WSI line-up, has meant that the WSI is now at the forefront of the commitment to support and evolve the aforementioned three major elements of freestyle skiing. Slopestyle and Big Air are both invitational events, with Superpipe lending its qualities to open entry.
 4月のTWSSFにスキーのビッグエアーが戻ってきます。

 さて最近春みたいな陽気のウィスラー、陽も伸びて3時30分までスキー場はオープン。
 外のパティオでのんびりするのが気持ちいい。
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 春っぽい陽気だとなんとなくパークライダーも増えてくる感じ。


 実は今日、仕事が午後2時からだったので、午前中はバックカントリーに向かった。場所は今年初めて行くディジーズ・リッジエリア。
 Tバーにのってブラッコム氷河へ移動していったら、チェアスキーヤー発見。


 この人一人でTバーにのって、一人でチェアスキーのままハイク、というか腕だけで雪の坂道を登っていた。健常者が歩いて5分ぐらいのところだけれど、その坂道を登ろうと思う気持ちの強さがすごい。すごく大変そうだったので、最後のところだけ近くにいた人が助けてあげていた。
 
 Everything possible:やろうと思えば何でもできる。

 なんとなく一人でBCに向かっている人も目立ち、同じ方向に向かう人たちでなんとなく友達になって滑っていた。それだけゲレンデアクセスのBCはポピュラーということかもしれない。もちろん原則一人はだめです。
 
 僕は共通の知り合いがいたスコット君となんとなく同じような方向で滑った。

ディジーズ・リッジ下部をすべるスコット君。

 次の写真はこのリッジの名物シュートのAIDS(エイズ)。やばいね。
 僕は遠慮するけれど、興味のある人はどうぞ。


 ヘルペスとか、淋病、梅毒、AIDSといったシュートのあるディジーズ・リッジ全景はこちら。


 さて今回もB級グルメを紹介。ナチョスです。


 大きさの目安としてタバコっていうのはちょっと懐かしい。
 これはコーントルティーヤチップにチーズやチキン、サルサソース、オニオン、ハラペーニョなどのせてオーブンで温める。ワカモレ(アボガドディップ)やサワークリームディップで食べるウィスラーB級グルメの定番中の定番。

 明日は極パウかな。

2月2日 新雪0cm 積雪228cm 山頂温度0℃ ビレッジ温度-8℃

BCラッシュ

2011/02/01

Category: General
Posted by: b02
 7cmの新雪の後、とても晴れ渡ったウィスラー。ハイアルパインエリアでは雪質はいいし、天気もいいし最高。もちろん1500m以下の標高ではカチンカチンのアイスバーン。コブもカチカチ。まあそれはそれ。

 ところで今年のウィンタープライド、いつになく力が入っているようで、街のイベント宣伝広告も結構派手。
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 コメディショーやDJを呼んでのパーティー、プールパーティーなんかも気になるところ。

 ウィスラーは3つのことにやさしい街といわれているけれど、ひとつは動物、もちろんクマとの共存を選んだ街。また、ワンちゃんはセカンドシチズン(第二の市民)といわれるぐらい堂々としているし、ほとんどのホテルにはワンちゃん同伴で泊まれる。続いて身体障害者に優しい街。アメリカやイギリスの傷痍軍人がウィスラーの身障者スキープログラムを賞賛している。最後が同性愛者に優しい街。要するに何でもあり。

 この期間、ホテルで見かけたスキー雑誌。

 かなりハイソサエティーな雰囲気の雑誌だ。裏表紙の広告はエルメスだし、プラダのサングラスをしたボード・ミラー、インフレータブル(空気で膨らます)のヘルメットなどスキー雑誌というより、冬のファッション雑誌であり、いかにスキー場で贅沢な時間を過ごすかという記事が多い。これもひとつの方向性だと思う。

ちょっと前にチューターのDANさんとスキーリフト1日券の値段を比べてみた。
ウィスラー:$95
ヴェイル・コロラド:$94
アスペン・コロラド:$102
スノーバード・ユタ:$74 石油王のディックバスのスキー場。彼のロッジに泊まるとすごく贅沢な時間を過ごせるらしい。ディックバスは三浦雄一郎さんご一家とも親しい。
シャモニー・フランス:$65
ベーカー山・シアトル:$51
レッド山・BC:$64
レイクルイーズ・AB:$53
ジャクソンホール・WA:$91
マンモス山・CA:$91
ツェルマット・スイス:$101

 滑走面積やいろいろな条件を比べたところ、「ウィスラーは悪くはないよね」って同意した。
 
 安いとは言わないけれど、決して高いわけではない。元の値段はあえて高くて、いろいろな方法でちょっとは安く買える方法がある(ネット申し込みとか、ツアー会社を通すと安いとか)っていうのが特徴。シアトルの人もウィスラーはベーカー山の倍はするけれど、ここが好きって言っていた。

 他のスキー場をよくはしらないけれど、とにかくインターナショナルな雰囲気で、とてもフレンドリーなのがいい。それはみんなが他からこの街にベターライフを求めてやってきて、このウィスラーをとても愛しているからじゃないかと思う。

 そんなウィスラーだが、昨日の日曜日は大勢の人がバックカントリーに向かっていった。

 これはブラッコム氷河コースの入り口。

 奥のバックカントリーエリア、スピアヘッド氷河やデッカー山、ディジーズリッジに向かっていて、この瞬間だけでも50人ぐらいが歩いている。


 拡大してみると


 スキンをつけていそうな人や、そのままつぼ足でボードやスキーを担いでいる人など様々。「パウダーを滑るんだぞ」って気合がみなぎっている様子。

 楽しいことのためには苦労は厭わない。実際何百人がバックカントリーに向かっていったんだろう?
ゲレンデから気楽にバックカントリーにいけるのもウィスラーならではの特徴だと思う。

 僕は時間がないので、ブローホールのパウダーを滑った。


 とにかく景色も雪も最高のハイアルパインエリアだった。

 ところで、ちょっとハイソな人たちも多いウィスラーだが、僕の得意はB級グルメ。自分たちで気楽に楽しむのはパブ系レストランや、知り合いの日本食レストランかな。

 今回もB級グルメを一品紹介。


 GLCのゴルゴンゾーラ・ポテト。ゴルゴンゾーラチーズのデュップで食べるポテトフライ。ポテトフライのカッティングに特徴があり、このGLCの名物料理。

 カロリー満点、ビールが進みます。

1月31日 新雪0cm 積雪238cm 山頂温度-7℃ ビレッジ温度-5℃