極パウかも、極パウかもって書きながら、極パウ情報をお知らせしていなかったけれど、極パウでしたよ。
 
 2月4日3cm、2月6日4cm、2月7日10cmとチョロ極パウ。
 
 日本じゃあ一日に1mとか降っちゃって、実は今年の極パウ地帯世界一は今のところ日本じゃないかと思っているので、すこし遠慮している。

 それでも、今年のウィスラーも雪は結構多くていいシーズンを過ごしている。
 
 3cmや4cmではちょっと微妙だけれど、10cmも降ればローカルは大喜び。
 やっぱりそんな日はTHE DAYとなり、オープンしたばかりのピークチェアーでは我先にとビッグラインを描くのはお決まり。
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2月7日のTHE DAY、リフトから。

 「ビックラインの後はクリフジャンプで露払い。後は自由に滑ってよろしい」とまるで神事のように決まったことが繰り返されている。暗黙の様式美のようなものか?

 そして決まったように、スパンキーズ・ラダ−には行列ができる。
 
 今回はラダーの行列ではなくて、上りきったところを紹介。


 この先はダブルブラックダイヤモンドのみの選ばれし者の領域。
 
EXPERT ONLY
Expect unmarked cliffs, rocks, and other alpine hazards
(エキスパートのみ。マークされていない崖たちや岩たち、その他の危険たちが予想される)
すべてが複数形なので注意です。

 その下の看板には“雪崩コントロール時の不発弾があるかもしれないから、見つけたら触らないでスタッフに教えてくれ”とある。
 
僕らはまるで“戦場スキーヤー”みたいです。

 
 あと、ロッカーPOLICEではなく、かなりかわいいボーダーPOLICEを見かけました。
ホントにかわいかったのですが、後ろ姿で我慢して下さい。


 あと、ウィスラーはヘルメット着用率がボーダーやスキーヤーにかかわらずとても高い。
レストランにはヘルメットかけがありとても便利。
 元々は服をかけるところだけれど、ヘルメット掛けとして持ってこいです。日本ではあまり見かけないとのことで写真アップ。


 最後は山の上にあるサービス。

 
 その場でサイドエッジをマシーンがけしてくれて、ベースワックスをぬってくれて$15なり。
「板のすべりが悪いなあ」なんてときに便利です。
 場所はラウンドハウスレストランやランデブーレストランのすぐそば。


 2月13日にはパークライダー・セッションで、ジャンプジャムが行われます。
 3回のジャンプがいかに同じようにまとめるか?
 カテゴリー別にジャッジされるとのこと。これは新しいフォーマットです。

 冬はやっと半分終えたばかり。

 明日も極パウ予想です。

2月9日晴れ、新雪0cm 1週間で23cm 積雪225cm 山頂温度‐4℃ ビレッジ温度‐4℃