カラスも喜ぶ1cmのパウダーなんて言っていたら、今日は18cmも積もりました。
　もちろんウィスラーなので、積もっているところは2倍以上。超極パウでした。

　いよいよウィスラーの本領発揮。

　ハイアルパインエリアは雪崩の危険が高いのでまったくオープンしなかったけれど、こんな日はリフトの下がとってもお勧め。





　ウィスラーでは、「リフトの下は滑ってはいけない」なんてことはまったくありません。むしろとっても穴場のお勧めコース。

　明日も極パウの予想。ウィスラー、本領発揮です。

2月22日午後3時　新雪18cm　積雪206cm　山頂温度-9℃　ビレッジ温度0℃

　このところ1cmずつパウダーの降るウィスラー。3日で3cmも積もった。
　
　街角でカラスの足跡発見。


　たどっていくと、間違えたのかワザとなのか分からないけれど滑った跡。


　以前、日本のTVで“知能のある動物”というランク付けで、イルカやチンパンジー、オラウータンやシャチに混ざってカラスが結構上位に来ていたことを思い出した。
　カラスがパウダーで遊んだかどうか分からないが、カラスって頭が良いなあって思う。

　先日は、北海道から遊びに来ているブリザードライダーの中西大洋さんと、ウィスラーの仲間で一緒に滑ったけれど、この数cmのパウダーでもこんな感じで本当に気持ちよさそうに滑っていました。


S: Taiyo Nakanishi L: Whistler Mt West Cirque

　ウィスラーの人たちが「結構良かったね」って言っていたら、大洋さんは笑いながら「今度北海道案内してあげるね」って。「今年の日本は豪雪だよねえ。いいなあ。是非案内してもらいたい」。
　
　でも２月１５日のウィスラーも良かった。1cmのパウダーだったけれどすぐに晴れたので最高だった。

　朝には、別の意味での犬ぞり発見。


　まるで大きな鳥のような雲。

（日本からのお客様に教えていただき写真撮影しました。）

　昼過ぎには晴れすぎて春みたいだったけれどこんな人も発見。


　負け惜しみだけれど、これだったらパウダーは数センチメートルでもいいかなあ〜。



　ところで今週のウィスラークエスチョン。
　小学生がCRS（Companion Rescue Skill）という正式な雪崩講習を受けたという記事が載っていました。


　これを受けた12歳のキッヅは「両親と一緒にバックカントリーにいっていて、いつもトランシーバーはつけているけれど、正式な講習は初めて」とのこと。

　そしてCRSの最終日にはフルート山へのバックカントリーも行われたと記事に載っていた。


　“子供たちは僕らの未来”。この試みが行われたのは初めてとのことだが、きちんとした指導の下、こういうことが行われるのはいいことだなって思う。

　日本でもニセコ寿の佐藤寿哉さんが、小学校でスキー授業を行なったとのこと。




　色々な意見はあると思うけれど、子供たちに憧れられる職業として「プロスキーヤー」っていうのが増えると良いですね。

　さて、ここしばらくはカラスも喜ぶ？カラスパウっぽいウィスラー。いずれにしても楽しみましょう!!

2月15日　新雪1cm　積雪186cm　山頂温度-3℃　ビレッジ温度2℃

　BC州で今年から始まった休日で、2月11日（2月の第二月曜日）はFAMILY DAYだった。

　アルバータ州やオンタリオ州では以前からあったそうだが今年からBC州でも取り入れた休日とのこと。
　なんでもBC州に住んでいる人はリフト券も半額だったそうだ。

　そのため3連休でしたが、2月9日はリフティーたちがそれにあわせてか色々なコスチュームで登場していました。








　テーマは決まっていたようないないような…。80年代風もいればキャラクターさんもいて、まあとりあえず賑やかな感じでした。
　
　2月9日は雲の上。



　雪もいい感じ。



　ちょっと前だけれど僕の写真。


Photo By M Kamei

　BC州のモーグル大会やパークライダーシリーズも開催されていて、ゲレンデはとても混んでいました。



　
　2月11日はちょっと視界が悪かったけれど、本格的なWCコースでも大会が行われていました。

　
L: Davies Dervish S: Daichi Hara


　ところで、カナダでは日本の1円に当たる１セントコインの流通が2月4日から基本的に終了しました。もちろんお金なので使うこともできますが、お店によっては受け取らなくても良いことになっています。お釣りは５セント単位。たとえば$9.97の買い物で10ドル出したらお釣りが5セント。ですが$9.98だったらお釣りはなし。
　で、使わなくなった１セントコインですが、RBCという銀行では“Free The Children”“We Create Change”というテーマで大きなボックスを設置されていて、そこに寄付することができます。

　
　カナダなので、この新しいやり方もゆる〜く移行していくことと思います。

　最後にB級グルメの一つ、“みんなで食べるでっかいナチョス”を紹介。



　これはブラッコム山の麓、マーリンズというレストランの名物メニュー。山盛りのナチョスは6人で食べましたがちょうど良いサイズでした。

　2月12日　新雪0cm 積雪189cm 　山頂温度-8℃　ビレッジ温度1℃

　１月下旬から２月にかけて、１週間で77ｃｍの新雪が降っていい感じのウィスラーです。

　時系列にこの数日を紹介。

　毎年ウィスラーに来られているK様ご夫妻。今年もいい感じでウィスラーのパウダーを楽しまれていました。

Mr HK enjoyed jumping off cornice at Symphony area. By:M Kamei

　２月１日２日は恒例のピーク２バレー・レースが開催された。４人一組で、その合計タイムで争われる世界最長のＧＳレース。
　ゼッケン一番のBridget Duckworthさんは79歳。カテゴリーの分け方は4人の合計年齢で250歳以上のカテゴリーもあり、老いも若きも一緒に楽しめるウィスラーで一番楽しいレース。



　今年はカナダ・ナショナルチームを退いたばかりのスキークロスの選手も数人出場。2011年にはバンクーバー5輪に出ていた選手もいて、面子とか関係なくスキーを本気で楽しんでいるなあって思う

　そしてこちらはキッヅのスキースクール。森の中をキッヅが滑ってきたと思ったら、崖の手前で停止。インストラクターは安全な方を降りて来たのにキッヅの一人が崖を飛んだと思ったら、インサイドをひっかけて大股開きで落ちてきた。



　でもすぐに起きて次の森へと抜けていった。男の子かと思ったら女の子。やっぱりオリンピック金メダリストが出てくる環境なんですよね。

　続いて今年初のThe Dayとなった2月7日のピークチェアー。






　こちらもウィスラーの恒例となったゲイウィーク。そのパレードが2月7日に行われた。



　カナダのマ○コさん？




　最後に今年新しいゲレ食メニューの一つを紹介。



　キッヅメニューのナンボウルコンボ。スナックやフルーツ、ドリンクもついていてちょっとお徳。ラウンドハウスの新メニューです。

　さて今年もワールド・スキー・スノーボード・フェスティバルも2ヵ月後に迫りました。



　ますます楽しくなるウィスラーです。

　2月9日　新雪0ｃｍ　　積雪196ｃｍ　山頂温度-4℃　　ビレッジ温度-2℃
　

　2月1日〜２日とリュージュの世界選手権がウィスラーで開催された。

　１月３０日にはパレードが行われ、ウィスラーのビレッジはとっても賑やかでした。




　今回の世界選手権には日本から男子一人乗りの金山英勢（かなやまひでなり）選手が参加。３５位と健闘。ソチオリンピックも頑張ってほしいなって思います。


　ソチのビーニーを被っている人もいました。


　クリスタルガールズ。

　競技の様子。
　
　僕はリレーを見に行った。
　リレーは男子、女子、ダブルと滑って３組の合計タイムで競われる。その国の総合力が必要だ。




　カナダチームは最後に滑ってきて２位に入賞。流石です。


　なんだかちょっとバンクーバー５輪やパラリンピックのときを思い出した。
　本当にオリンピックのときは面白かったなあって思う。
　
　来年はいよいよソチ５輪。選手の皆さんには頑張って欲しいです。


　最後に、スライディングセンターに花火が上がって大会は締めくくらました。



　このところ天気の良いウィスラー。でも週明けぐらいから極パウの予想。




２月３日　天気：晴れ　新雪０cm　　積雪１８２cm　山頂温度-4℃　ビレッジ温度0℃