このところ1cmずつパウダーの降るウィスラー。3日で3cmも積もった。
 
 街角でカラスの足跡発見。
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 たどっていくと、間違えたのかワザとなのか分からないけれど滑った跡。


 以前、日本のTVで“知能のある動物”というランク付けで、イルカやチンパンジー、オラウータンやシャチに混ざってカラスが結構上位に来ていたことを思い出した。
 カラスがパウダーで遊んだかどうか分からないが、カラスって頭が良いなあって思う。

 先日は、北海道から遊びに来ているブリザードライダーの中西大洋さんと、ウィスラーの仲間で一緒に滑ったけれど、この数cmのパウダーでもこんな感じで本当に気持ちよさそうに滑っていました。


S: Taiyo Nakanishi L: Whistler Mt West Cirque

 ウィスラーの人たちが「結構良かったね」って言っていたら、大洋さんは笑いながら「今度北海道案内してあげるね」って。「今年の日本は豪雪だよねえ。いいなあ。是非案内してもらいたい」。
 
 でも2月15日のウィスラーも良かった。1cmのパウダーだったけれどすぐに晴れたので最高だった。

 朝には、別の意味での犬ぞり発見。


 まるで大きな鳥のような雲。

(日本からのお客様に教えていただき写真撮影しました。)

 昼過ぎには晴れすぎて春みたいだったけれどこんな人も発見。


 負け惜しみだけれど、これだったらパウダーは数センチメートルでもいいかなあ〜。



 ところで今週のウィスラークエスチョン。
 小学生がCRS(Companion Rescue Skill)という正式な雪崩講習を受けたという記事が載っていました。


 これを受けた12歳のキッヅは「両親と一緒にバックカントリーにいっていて、いつもトランシーバーはつけているけれど、正式な講習は初めて」とのこと。

 そしてCRSの最終日にはフルート山へのバックカントリーも行われたと記事に載っていた。


 “子供たちは僕らの未来”。この試みが行われたのは初めてとのことだが、きちんとした指導の下、こういうことが行われるのはいいことだなって思う。

 日本でもニセコ寿の佐藤寿哉さんが、小学校でスキー授業を行なったとのこと。




 色々な意見はあると思うけれど、子供たちに憧れられる職業として「プロスキーヤー」っていうのが増えると良いですね。

 さて、ここしばらくはカラスも喜ぶ?カラスパウっぽいウィスラー。いずれにしても楽しみましょう!!

2月15日 新雪1cm 積雪186cm 山頂温度-3℃ ビレッジ温度2℃