レベルストーク・スキー場へ行ってきた。

 現在大きく生まれ変わろうとしているこのレベルストーク。1月6日から10日にかけて開催されるカナディアン・フリースキーイング・チャンピオンシップを見るためと、カナダの雪崩研究の中心地であるこの町を見るため。

 2009年の秋に、藤村知明さんと佐々木大輔(ウィスラー)さんにより、「カナダ史上最悪の雪崩大惨事100回忌慰霊祭にむけて」という題目で日本各地においてトーク巡業が開催された。

 僕は、バンクーバーの日系新聞のライターとして、この巡業の記事を書かせていただいた。

 今回は、そのレベルストークでパトロールをしている藤村知明さんにとてもお世話になった。

藤村知明さん。

 レベルストークにおけるスキーの歴史は古く、それは100年以上前に遡る。また1900年代初めはスキージャンプの開催地として知られ、この地において何度も何度も世界記録が塗り替えられるという歴史を持つ。
 
 この地において再びフリースキーイングの歴史が刻まれていくのは必然のことのように思う。
 
 また車で1時間ぐらいのところには温泉もあり、日本人としてはたまらない環境にあるスキー場といえると思う。

 今回のフリースキーイング・チャンピオンシップには一足スキーヤーのカナディアンも参加していた。本当にサムライ精神だと思う。

S:Jeff Foss from Sun Peaks

もちろん日本人も参加しています。
佐々木大輔(ウィスラー)さん。


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そしてもう一人、こういった大会初参加の佐々木悠さん。



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 今回、僕の中では二本立てのレベルストーク。本当に素敵な経験をさせていただきました。雪崩に関しては、多くの人の犠牲とその上になりたつ研究や努力、そこに今の自分の“極パウ”があるんだということを繰り返し繰り返し思い起こしたいと思います。

1月9日 ウィスラー新雪2cm 積雪229cm 山頂温度-1℃ ビレッジ4℃