サンタデイ
2016/12/24
毎年クリスマス前に行われるウィスラーのサンタデイ。
ここ10年ぐらいの恒例行事だ。
先着100名のサンタにはゲレンデの一日券がもらえるとあってバンクーバーを始め、たくさんのサンタがやってくる。
中には一日券には全く関係なく「俺はサンタだ」とシーズンパスホルダーもサンタのコスチュームでやってくる。
毎年のことだが、「中身は何もの?」と思わせる素晴らしい滑りをするスキーサンタやボードサンタがいる。
数年前にはトナカイもいて、そのトナカイがものすごいかっとびトナカイで、並み居るサンタを置き去りにして行った。
「トナカイの役割をなんと心得る?」と僕は聞きたかったが中身は誰だったんだろう?
さて、今回はそれに参加するのではなく、その見学方法を書いてみたい。
サンタデイの日、大体朝の7時半過ぎにはGLC(ウィスラーゴンドラ乗り場の上にあるパブ)に続々とサンタがやってくる。そこが集合場所だ。
そして8時10分過ぎには一般の人に先駆けてサンタだけ先にゴンドラに乗り込んでいく。
そこからサンタの追っかけが始まる。サンタが乗り切ったらすぐに後に続こう。
集まったサンタ達は、山の上で記念撮影をしてから、最初の一本だけみんなで一緒に滑ることになっている。
こちらは一人二役トナカイサンタ。
滑る指示を出すのは、カメラマンやビデオを撮るWBスタッフだ。
最初の一本をみんなで滑ったら、サンタ達は自由行動になってしまうので、とにかくここに紛れ込むのがコツ。
サンタは何回か撮影をしながらエメラルドリフトまで移動する。
次のコツは、ここではサンタより先にリフトに乗ってしまうこと。
そうすれば、リフト上にサンタが乗っている写真を撮ることができる。
ところで、ウィスラーには本当にきれいな顔をしたシニアの人が多い。まさにその人の生きてきた生き方を表すようなきれいな笑顔だ。
サンタはそんなきれいな人の中でも、最もきれいな顔をした人じゃないかと思う。
ウィスラーでの基本的な価値観は、「雪がよければみんな幸せ」という浮世離れしたものだ。
というか「Never Bad Snow」(悪い雪なんてない)とウィスラーのシニアローカルはいう。
とにかくパウダーを滑るということが一番の目的。「今日のパウダーは硬かったね〜」という先輩の名言を思い出す。
「硬いパウダーってなんだ?」と思うのだが、時々割れるパウダーやうんこみたいなパウダーを楽しそうに滑られてしまうと何も言えない。
パウダーを滑るというということに集中するということ。
そもそも自分の活動を、正確に目的の方向に向ける時、人の心理的・生理的機能は最も完全に調和をきたすものではないか?
だからきれいに年をとる。(パウの格言より)
サンタデイでコスチュームを着て人を楽しませ、かつ自分も楽しみながら滑るというのはそういったことに意義があるのではないか?
そんなことを考えさせられるサンタデイであった。
サンタデイの動画はこちら
12月24日 新雪1cm 1週間で54cm 積雪174cm 山頂温度−12℃ ビレッジ温度−7℃
#サンタデイ #パウの格言 #極パウ
ここ10年ぐらいの恒例行事だ。
先着100名のサンタにはゲレンデの一日券がもらえるとあってバンクーバーを始め、たくさんのサンタがやってくる。
中には一日券には全く関係なく「俺はサンタだ」とシーズンパスホルダーもサンタのコスチュームでやってくる。
毎年のことだが、「中身は何もの?」と思わせる素晴らしい滑りをするスキーサンタやボードサンタがいる。
数年前にはトナカイもいて、そのトナカイがものすごいかっとびトナカイで、並み居るサンタを置き去りにして行った。
「トナカイの役割をなんと心得る?」と僕は聞きたかったが中身は誰だったんだろう?
さて、今回はそれに参加するのではなく、その見学方法を書いてみたい。
サンタデイの日、大体朝の7時半過ぎにはGLC(ウィスラーゴンドラ乗り場の上にあるパブ)に続々とサンタがやってくる。そこが集合場所だ。
そして8時10分過ぎには一般の人に先駆けてサンタだけ先にゴンドラに乗り込んでいく。
そこからサンタの追っかけが始まる。サンタが乗り切ったらすぐに後に続こう。
集まったサンタ達は、山の上で記念撮影をしてから、最初の一本だけみんなで一緒に滑ることになっている。
こちらは一人二役トナカイサンタ。
滑る指示を出すのは、カメラマンやビデオを撮るWBスタッフだ。
最初の一本をみんなで滑ったら、サンタ達は自由行動になってしまうので、とにかくここに紛れ込むのがコツ。
サンタは何回か撮影をしながらエメラルドリフトまで移動する。
次のコツは、ここではサンタより先にリフトに乗ってしまうこと。
そうすれば、リフト上にサンタが乗っている写真を撮ることができる。
ところで、ウィスラーには本当にきれいな顔をしたシニアの人が多い。まさにその人の生きてきた生き方を表すようなきれいな笑顔だ。
サンタはそんなきれいな人の中でも、最もきれいな顔をした人じゃないかと思う。
ウィスラーでの基本的な価値観は、「雪がよければみんな幸せ」という浮世離れしたものだ。
というか「Never Bad Snow」(悪い雪なんてない)とウィスラーのシニアローカルはいう。
とにかくパウダーを滑るということが一番の目的。「今日のパウダーは硬かったね〜」という先輩の名言を思い出す。
「硬いパウダーってなんだ?」と思うのだが、時々割れるパウダーやうんこみたいなパウダーを楽しそうに滑られてしまうと何も言えない。
パウダーを滑るというということに集中するということ。
そもそも自分の活動を、正確に目的の方向に向ける時、人の心理的・生理的機能は最も完全に調和をきたすものではないか?
だからきれいに年をとる。(パウの格言より)
サンタデイでコスチュームを着て人を楽しませ、かつ自分も楽しみながら滑るというのはそういったことに意義があるのではないか?
そんなことを考えさせられるサンタデイであった。
サンタデイの動画はこちら
12月24日 新雪1cm 1週間で54cm 積雪174cm 山頂温度−12℃ ビレッジ温度−7℃
#サンタデイ #パウの格言 #極パウ
NAMASTE❗️
2016/12/21
ナマステ!
今シーズンも、ウィスラーから「極パウ」情報を不定期に発信させていただきます。
16−17シーズンもよろしくお願いします。
16−17シーズンは、オフィシャルより1日早く11月23日にオープンしたウィスラー。
でも10月8日にはウィスラービレッジまで雪が降り、10月中は結構冷え込んでいたために、オープンずっと前のウィスラー山にハイクアップして滑っているローカルはとても多かったようだ。
リフトがなければ登って滑る。基本中の基本ですね。
その後雨が続き、結局はオフィシャルより1日だけ早いオープンとなったが、オープン後11月中の降雪がすごかった。
1週間で200cm以上の新雪が降り、結局11月中に300cmの降雪。積雪量も一度は200cm越えた。ほぼトップシーズンとも言える幸先の良いスタートだった。
さて、今年のオープニングイベントはベースキャンプ。
ノースフェイス社主催でスキーヤーズプラザにテント村が出現。
そのまま前夜祭が行われ、中にはそのままテントに泊まってオープン初日を迎えた若者も多かった。
12月12日にはウィスラーのフルート山のバックサイドボウルにサイドカントリーに行ってきた。(すでにサイドカントリーに行ける十分な雪の量)
フルート山自体はゲレンデ内だが、リフトがないので歩いて上がる。
そこからのバックサイドボウルはゲレンデ区域外滑走になる。
サイドカントリー入り口にはビーコンチェッカーが設置されている。
この日、30人ぐらいはいただろうか?
ガールズグループや、60歳以上と思われるシニアグループなど思い思いに極上のパウダーを楽しんだ。
つい先日も23cmの新雪が降り、天気予報が外れて晴れ間が見えた。
毎年12月に滑り込みに来るSKさんとウィスラーのJYさんと滑った。
まあ、滑る滑る。
ウィスラーのローカルは、誰かと滑る時は足がつりそうになるぐらい引っ張り回して追い込むことが「おもてなし」だと思っている節がある。そうやってパウの洗礼を受けていくわけだ。
L: Whistler Mt S :Satoru Koshimizu
L: Whistler Mt S: Jun Yanagisawa
パウの格言より。
パウ活動は美しきものを創ったり、楽しんだりすることである。それは全く利害関係を無視したものである。パウの喜びを味わう時には精神は抜け出して、まったくパウの中に溶け込んでしまうようである。パウというものはそれを発見することを知っている人にとっては限りのない喜びの泉である。
さて最後にゲレンデレストランより。
その場で焼き上げる名物ワッフルをご紹介。
ブラッコム山のクリスタルハットはワッフルゾーンと呼ばれている。
そこでは注文してから焼き始め、出来上がると名前を呼んでくれる。
呼びにくい名前だと、「君のことはダグと呼ぶから、ダグと呼ばれたらきてくれ」と勝手に名前をつけられることがあるから、呼びやすくヤスとかなんとか名前を伝えることがコツだ。
ワッフルにはメープルシロップ、生クリーム、チョコチップ、ベリー類などのせてくれて$14。
是非、お試しあれ。
12月21日新雪0cm 1週間で42cm 積雪175cm 山頂温度-9℃ ビレッジ温度0℃
#極パウ #Back Country #ワッフル
今シーズンも、ウィスラーから「極パウ」情報を不定期に発信させていただきます。
16−17シーズンもよろしくお願いします。
16−17シーズンは、オフィシャルより1日早く11月23日にオープンしたウィスラー。
でも10月8日にはウィスラービレッジまで雪が降り、10月中は結構冷え込んでいたために、オープンずっと前のウィスラー山にハイクアップして滑っているローカルはとても多かったようだ。
リフトがなければ登って滑る。基本中の基本ですね。
その後雨が続き、結局はオフィシャルより1日だけ早いオープンとなったが、オープン後11月中の降雪がすごかった。
1週間で200cm以上の新雪が降り、結局11月中に300cmの降雪。積雪量も一度は200cm越えた。ほぼトップシーズンとも言える幸先の良いスタートだった。
さて、今年のオープニングイベントはベースキャンプ。
ノースフェイス社主催でスキーヤーズプラザにテント村が出現。
そのまま前夜祭が行われ、中にはそのままテントに泊まってオープン初日を迎えた若者も多かった。
12月12日にはウィスラーのフルート山のバックサイドボウルにサイドカントリーに行ってきた。(すでにサイドカントリーに行ける十分な雪の量)
フルート山自体はゲレンデ内だが、リフトがないので歩いて上がる。
そこからのバックサイドボウルはゲレンデ区域外滑走になる。
サイドカントリー入り口にはビーコンチェッカーが設置されている。
この日、30人ぐらいはいただろうか?
ガールズグループや、60歳以上と思われるシニアグループなど思い思いに極上のパウダーを楽しんだ。
つい先日も23cmの新雪が降り、天気予報が外れて晴れ間が見えた。
毎年12月に滑り込みに来るSKさんとウィスラーのJYさんと滑った。
まあ、滑る滑る。
ウィスラーのローカルは、誰かと滑る時は足がつりそうになるぐらい引っ張り回して追い込むことが「おもてなし」だと思っている節がある。そうやってパウの洗礼を受けていくわけだ。
L: Whistler Mt S :Satoru Koshimizu
L: Whistler Mt S: Jun Yanagisawa
パウの格言より。
パウ活動は美しきものを創ったり、楽しんだりすることである。それは全く利害関係を無視したものである。パウの喜びを味わう時には精神は抜け出して、まったくパウの中に溶け込んでしまうようである。パウというものはそれを発見することを知っている人にとっては限りのない喜びの泉である。
さて最後にゲレンデレストランより。
その場で焼き上げる名物ワッフルをご紹介。
ブラッコム山のクリスタルハットはワッフルゾーンと呼ばれている。
そこでは注文してから焼き始め、出来上がると名前を呼んでくれる。
呼びにくい名前だと、「君のことはダグと呼ぶから、ダグと呼ばれたらきてくれ」と勝手に名前をつけられることがあるから、呼びやすくヤスとかなんとか名前を伝えることがコツだ。
ワッフルにはメープルシロップ、生クリーム、チョコチップ、ベリー類などのせてくれて$14。
是非、お試しあれ。
12月21日新雪0cm 1週間で42cm 積雪175cm 山頂温度-9℃ ビレッジ温度0℃
#極パウ #Back Country #ワッフル