前回の極パウではサラ・バークさんのセレモニーの様子を写真で紹介したが、今週のウィスラー・クエスチョンやピークに色々記事が乗っていたので記事より補足。

             -Nobody was saying goodbye-         
            「誰一人としてさようならと言わなかった」。
 (なんだかこの一言がみんなのサラ・バークさんに対する思いを象徴しているように思う)       

 父親のGordさんは、「彼女は、彼女の人生の中で本当にスーパースターになった。でも私は彼女が他の人に示した親切以上に誇りに思うことはない」と語り、「14年前、彼女がまだ15歳のときに初めてウィスラーのサマーキャンプに来た。そのときに、『自分のために何か買いな』っておこずかいを渡したら、旅の思い出にってそのお金でこのTシャツを買ってくれたんだ。ずっと使っていて今は穴だらけだけれど、このTシャツを愛している」とそんなエピソードを語ってくれた。(前回極パウのGORDさんの写真を見てください)
 
 また、新婚間もなかっただんな様のRory Bushfieldさんは、「空港に急がなきゃいけないときに、急に彼女がいなくなったと思ったら、いつも道端の溝の中を水がちゃんと流れているか気にしているダウン症の子がたまたま歩いてきて、その子と一緒になって溝をきれいにしていたことがあった」とサラさんのエピソードを語り、最後に”You’re a pathfinder,a revolutionary and a pioneer. You’re the kindest person I’ve ever met. You’re my best friend and my inspiration, now and always. Thanks for everything Sarah”と締めくくった。

 本当に、何千もの光を灯した一つの光は決して消えることはないんだなあって思う。



 ところで、今年の4月は春らしい春。恒例のWSSFがはじまった。10日間のフェスティバルの前半5日はスノーボードイベント、後半がスキーイベント。
 
 4月14日の夜はBig Hip Jump。
null

 飛んでましたよ〜。

 
 15日はボーダースタイル。ボードクロスみたいに4人でスタートして、途中にアイテムがあり、最期はでっかいエアーでゴール。

 女子決勝スタートより。


 男子決勝ゴール前のエアーより

やらなくてもいいバックフリップをしている選手もいて、遊び心満載のWSSFイベントらしさが出ていました。

 ビレッジ滑り降りてくると無料の野外コンサート。


 カンファレンスセンターではアートの展示。


 ミュージック・アート・スポーツの祭典。WSSF真っ最中のウィスラーです。

4月15日 新雪0cm 積雪326cm 山頂温度-4℃ ビレッジ温度0℃