3月26日の今日は、マートルフィリップ小学校でJAPAN RELIEFのフレアマーケットが開催された。


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 そんな中でウィスラーは確実に春に向かっている。山はもちろん真冬の状態だが、ビレッジではビシャ雪状態。でもそれはそれでとても楽しい。

 先日、スキーヤーズ・プラザで、エアマットに飛んでいくビッグエアー(?)が行われていた。
 何でもあり、どんな飛び方もあり。

 まずは、リップ直前で頭を下にして(転んだ??)、後頭部でリップを破壊しながらバックドロップ状態でマットに飛んでいったボーダー。
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 これはかなりの荒業でした。っていうか自分も似たような経験があり、とても他人事とは思えませんでした。

 テレマーカーも




 スキーヤーもモチロン。


 もちろん普通の軸で飛んでいく人も多いが、どうやったらその軸で飛んでいくのかっていう人も多かった。
 着地を考えない(???)ってとてもすごいと思った。
 なんか春のウィスラーらしいイベントで、とても見ごたえがありました。

 ところで、RING OF FIRE(環太平洋火山帯)の一員であるカナダBC州の、最近の地震の状況がフェイスブックの○○さんによってFYI(For Your Info)としてアップされていた。


 カナダにとっても日本のことは決して対岸のことではない。


 春休みになってから、ウィスラーの図書館の入り口では、折り鶴の折り方を教えている。


 僕も寄付をして折り鶴を折った。そしてカウント表に一本線が足された。


 隣では、折り鶴の折り方を教えてもらいながら、小さな子が一生懸命折り鶴を折っていた。
 
 小さな子には今回の日本のことは良くわからないかもしれない。でも「JAPANって言う国があって、そのために折っているんだ」っていうのはわかっているんだろうなって思った。
 僕は、その一生懸命折り鶴を折ってくれている姿にちょっと涙が出そうになった。

 そして、一生懸命折り鶴を折るという行為は祈りにつながっているんだなって感じた。
 そして、祈りは必ず奇跡につながっていくと感じさせられた。

 この未曾有の災害の中で、すでに多くの奇跡が生まれている。
 日本人はもちろん知っているだろうが、カナダでもその一つは新聞に載っていた。


 日本の復興への力と祈りの中で、まだまだ多くの奇跡がみんなの手によって起きていくものと確信しつつ…。


3月26日 新雪1cm 積雪345cm 山頂温度-5℃ ビレッジ温度3℃