3月15日以来クローズされていたウィスラーブラッコム。
3月18日夕方に、ゲレンデ内ハイクアップを認める声明発表。

結果ゲレンデ内を登ってバックカントリーに行くルートが解放された。

ブラッコム山はブラッコム氷河、7thヘブンへのルート。
ウィスラー山はオリンピックランを使ってのフルート山、オーボエ山。ウィスラーのクリークサイドはビックティンバーまで。そしてもちろん元々のバックカントリーであるシンギングパスはOK。

小一時間も登って滑るだけでも十分楽しい。

3月20日登ってきたけど、結構多くの人たちが登っていた。
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登り続けてキャンプする人たちも多そうだ。何にも繋がらないところでキャンプでもしてたらいいね。
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さてここまでの流れ。
3月14日(土):ゴンドラ乗車は友人同士か、シングルは一人。レストランの客席を間引きしてお互いの距離を取る措置。
3月15日(日):WBを含むベイルリゾート3月22日までクローズを発表。
3月16日((月):カナダトルドー首相、鎖国(国境封鎖)発表。
3月17日(火):ベイルリゾート営業終了を発表。北米のスキー場はほぼ全て営業終了を発表。
但しブリッケンリッジ、レイクタホー、WBは4月下旬か5月に再びオープンするか考慮中。
3月18日(水)午後、ゲレンデ内ハイクアップ許可。

ゲレンデをハイクアップする分にはお互いのソーシャルディスタンス(スキーやボード一本ぶんぐらい)は離れているし、家に閉じこもっているより絶対にいい。

3月20日にはカリフォルニア州に外出禁止令が出たそうだけど、山に出ることに関しては大丈夫だそうだ。


日本では3月20日にオリンピック聖火がギリシャから東北に届けられた。
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色々な意見はあると思うけど、予定どうり聖火が到着してちょっと心が軽くなった。

それにしても森さんの話は長かったなあ。

隣に立っていたJOCの山下泰裕さん、僕も東海大学体育学部なので、当時現役だった山下さんを囲んで写真を撮ってもらったことがあった。

僕の周りも体育学部で体がでかい。

山下さんが囲まれすぎてどこにいるか探すのが難しい写真になってしまった。(山下を探せ)

柔道部だった友人は「山下との練習の時は、山下が勝ったり俺が負けたりしていたんだよなあ」って自慢げに話していた。

「っていうか、お前練習でも一回も勝ってねえだろう」。本当に物は言いようです。

パンデミックになって色々な現象が起こっている。

ウィスラーのリカーストア(BC州では酒屋は州経営なので公務員)では、なんとなく酒類の買い占めが始まったのかビールとワインの棚の隙間が目立っていた。
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3月20日に、BC州が「安心しなさい、酒屋の経営は続ける。お酒はたっぷりある」と正式に声明を発表してくれた。
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パンデミックドリンキング、飲み過ぎには注意ですね。

とりあえずパニックパニックになるのではなく、「安心しなさい。大丈夫」って言ってもらうとやっぱりいいよね。

今回のCOVID-19の怖いところは、自分は無症状でもいつの間にか感染していて、身近な大切な人にうつしてしまうかも知れないということ。人の心の愛情を逆手にとって人と人とを分断して混乱させているところ。

家にいて外に出ないことも正しいけど、ソーシャルディスタンスを保ちつつ経済活動を継続することも大切。
正しいことは正しいことぶつかって衝突してしまうので、両方が正しいなら、どっちが楽しいかを選びたい。
こんな中、世界では色々な奇跡的なこともたくさん起こっている。

今、自分にできることは“手洗い手洗い手洗い”だけかもしれませんが、自分にできることはなんでもやります。早く収束に向かって欲しい。

さてウィスラー周辺の様子はこちら。

トレインレックハイキングコース(1956年にスピードの出し過ぎで脱線した貨物車、片付けるお金がないのでほったらかされているうちに勝手にペイントされ名物になり、正式なハイキングコースに昇格したエリア)
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レインボーパーク。
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凍ったグリーンレイクでのんびり。
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ウィスラーから車で1時間。夏は人気がありすぎて人でごった返すローワージョフリーレイク。
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もちろんバックカントリースキーは大丈夫。

とりあえずは晴れているだけでも感謝。山に登れるだけでも感謝です。
外は日に日に春めいています。

3月21日 晴れ ビレッジ、朝の気温は-4℃ 昼間は+11℃