まだまだいい雪の降り続くウィスラー。
5月下旬まで滑れるウィスラーでは、3月はまだ後半戦の始まり。

先日ゴンドラの中で、トロントの方から来た人たちの会話を聞いていたら、とても硬いパウダースノーのことをiPowと言っていた。

ウィスラーの先輩の「今日のパウダーは硬いねえ」っていう名言は以前から知っていたが、やはり英語でも氷のように硬いパウダー(icy powder)をiPowとジョークで呼んでいるらしい。
日本の北海道で降るような軽くてとても良い雪のことをJapowというのは有名な英語だけど、カチカチの雪を表すiPowも面白い造語だ。

ところで2月下旬に行われた恒例のピーク2バレーレースは、絶好のコンディションで行われた。(このレースは4人で行う団体戦。カテゴリーは4人の合計年齢。チームは男女混合でレースは年齢順にスタート。180旗門、5,5km、標高差約1400m、オリンピックGSの約4倍のタフなレース)
ゼッケンが一桁台だったら、80歳代だと思っていい。最後の方に滑る人は20代。老いも若きも一緒に遊べる素敵な名物レース。
ホントにウィスラー、老いも若きも美男美女。
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今シーズンは週末が、雪が降った後に天気が良いことが多い。

そんな様子のウィスラーのピークエクスプレス。
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ブラッコムのグレーシャーエクスプレス。
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リフト乗り場のインフォメーションも適当なような英語で面白い。
こういうのを読むのも楽しみの一つ。
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また、週末はゲレンデアクセスのバックカントリーに出かける人も多い。
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小学生ぐらいの女の子を連れて登っていた家族もいたけど、こちらはアスリートチームのキッズたち。
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彼らもフルート山に普通に登っていった。コーチについてゲレンデ内の超急斜面を滑ったんでしょうね。
逞しいです。

フルート山からオーボエ山、カウボーイリッジは緩やかな斜面からそれなりに急斜面まで登った分だけ楽しめるAll Yours(全部あなたのもの)。
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まあ、うさぎさんには遅れをとっちゃいますけどね。
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帰りは夏のハイキングコースでもあるシンギングパスで下山。ビレッジはこっち。この看板を見つけたら安心。
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まだまだ後半戦に入ったばかりのウィスラー。楽しみましょう。


さて3月上旬現在、世界で話題になっているのがコロナウィルス。
3月5日のPIQUEでも言及されていた。
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記事はこちらでも読めますので、是非読んでください。
https://www.piquenewsmagazine.com/whistler/preparing-for-covid-19/Content?oid=15125078

最初のつかみは、ウィスラーらしくてこんな感じ。
It feels like we are skiing a slope and when we stop and look up, we can see a huge avalanche coming at us way off in the distance—so we feel like the risk is low, but we know that it's not going to stay that way.

そして
”ハラペーニョを切った時のように、しっかり手を洗いましょう”
”挨拶はハグやキス、握手はやめて今はハローって言いましょう”
”トイレットペーパーなどは他の人のことも考えて必要な分だけ”などなど。

過去にもSARSなど色々あったけどまたまた試されています。十分注意して乗り越えましょう。

最後に久しぶりにゲレ食紹介。
この春から拡張工事の始まるランデブーの軽食から、アーティサンサンドイッチ。
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$13
結構おなかがいっぱいになります。

3月7日 晴れ 新雪0cm 1週間で41cm 積雪268cm シーズントータル820cm 山頂温度-9.3℃ ビレッジ温度-8.2℃