今のウィスラーを一言で表すなら、Rock & Powder、岩と粉雪。
(岩をふみふみ楽しむ粉雪)


自己責任でちょっとバウンダリー外へ行けばそこはRock & Powderのパラダイス。

ほぼほぼ多くの人たちが、バウンダリーを超えて滑っている。
null
L:Harmony area(out of bound) S:Satoru K P:Hideo N
null
L:Just out of bound S:Hideo N P:Satoru K

クローズドエリアはもちろん滑走禁止だが、スキーエリアバウンダリー外は
自己責任なのは北米では常識。

シーズン初めのウィスラーの楽しみの一つがこのRock & Powderかもしれない。

自己責任、自己犠牲の精神でバウンダリーを越えて滑るので、正式にバウンダリーを広げるときには、岩の間に雪がつまり、後から滑る人の安全が確保され快適になる。

自分の身体や板を張って人のために滑る。
ウィスラーにはそういう人が多い。

極端な話、Rock & Powderというより
Rock or Powder 岩か粉雪か?
No Rock No Powder 岩のない粉雪なんて考えられない!
むしろそんな感じだ。

こちらは本来ゲレンデ内だが、今はバウンダリー外。
チェーンソーリッジに刻まれたややこしいライン。
null

もちろん無理にバウンダリーを越える必要もなくゲレンデ内でも十分楽しい。
null

先日は、曇り空だったが、太陽がさすとバリーアークが現れた。
null
P:Satoru K

こんな中でも雪崩コースの受講者達はバックカントリーへ。
null
シーズン始めで自然発生の雪崩も多いので、講習は実践的だ。

ビレッジでは、アートウィスラーによるホリデイマーケット。100人以上のアーティスト達のハンドメイドのジュエリー、セラミック、アパレル、アクセサリーなどの展示販売会が行われた。
null
null

先日、ショーン・ペティットがボードを持って歩いているところに遭遇。一緒に写真を撮ってもらった。ショーンはつい2週間前まで東京にいたのだとか。とってもフレンドリーでした。
null

さて、今週末はリュージュのW杯が開催される。オリンピック種目の中で唯一1000分の1秒まで計測されるスポーツ。ソリ競技の中では最もスピードが出る競技だ。
null

さあ、ウィスラーを丸ごと楽しもう‼︎

Thanks Pow for the peace and freedom, Pow bring us joy and relationship.


11月29日 晴れ 新雪1cm 積雪63cm 山頂温度-6℃ ビレッジ温度0