4月はWSSFとウィスラーカップが同時期に行われて、とても賑やかだったウィスラー。
そんなウィスラー山も11cmの新雪、361cmの積雪を残したまま4月23日に冬の営業を終えた。

4月23日の新雪


空飛ぶ女子スモーレスラー


レストランにスノボの鬼塚雅選手がいらっしゃったので一緒に写真を撮ってもらいました。


そしてゲレンデで見かけたなんだかふてぶてしい雷鳥。

人の板の上を乗り越えていきました。



ウィスラー山、ありがとう。


明日からはブラッコム山だけで5月22日までオープン。なので、まだまだ滑ります。

ウィスラー山は5月中旬にMTBのパークをオープンさせるためにはだいぶ除雪しなくてはならないだろうね。


本当に今年の4月は雪がずっと降り続いているので何かと忙しかった。
ちょっとおさらい。

WSSFの直前に、NCAF(New Canadian Air Force)の同窓会みたいなイベントも行われていた。



まだゲレンデには、パークとかHPとかがなかったときに、7thヘブンのウィンドリップや、ブラッコム氷河のブロウホールといった自然の地形を利用して飛んでいる人たちがいた。
そんな若者たちの遊び心や冒険心がツインチップを生み出し、その後のスキーシーンやオリンピックシーンまで変えて、世界をより一層楽しいものにしていった。

さて、先日の国連世界観光機関では、白馬村がその取り組みをPRしたという記事が出ていた。

「パウダースノーが強い誘客力をもち、観光の再生に寄与した雪質への関心が非常に強かった」との報告をしたとのこと。

これが極パウ。

現在の難しい世の中で、今ここでもう一度、人として何が大切で何を中心にしていかなくてはならないか、考え直す良い機会なんだと思う。


さて、WSSFの様子。
山の上では新しいモデルの試乗会


カンファレンスセンターではアートイベントの72時間フィルムメーカーショーダウン


ビレッジでは、なんだかよくわからないゆるキャラたち。



そしてウィスラーカップのパレードより。





WSSFとウィスラーカップの最終日前夜はファイアー&アイスショーとスタイルセッション。





来シーズンも今シーズンのように変わらぬ風景があるようにと願わずにはいられない。

今回をもって16-17シーズン、ウィスラーからの極パウ報告を終了いたします。

今シーズンもよもやま話におつきあいいただき本当にありがとうございました。
野口英雄



4月23日 雪 新雪11cm 積雪361cm シーズントータル1268cm
山頂温度-5℃ ビレッジ温度4℃