デッカー氷河の先端が湖に落ち込んで、そこのウオールが綺麗だと噂になっていた。

気になっていたので行ってみた。

ブラッコム氷河からバックカントリーへ。
この日もこのコースは人気で、スピリットボードをはじめ沢山の人が通称ブラッコムハイウエイと呼ばれるルートを上っていった。



一度コルまで上りきった後、デッカー氷河の方へ滑り降りていくと氷河の先端がバクンと落ち込んでいるのが分かる。


近づいていくと、このウオールがやはりとっても綺麗だった。
またその上に刻まれたラインは、そのウオールに落ち込まないように巧みに滑っているのが分かる。



ただ、これは数年前にはなかったウオールで、はやりの言葉だけどクライメイト•チェンジという言葉を思い出さずにはいられなかった。

ブラッコム山のインバウンドに戻る途中に芳沢秀雄さんのHIDEO ROCKによって来た。
今年は、ここ数年来の大雪で、3月だけでも3メートル以上の降雪があり、HIDEO ROCKも大半が埋もれていて、プレートの位置が低くなっていた。
(まあ、”Back to Normal”ともいわれている)

芳沢秀雄さんも、今年は天国で沢山のパウダーを滑りまくっているんじゃないかな?


今回は、夏のブラックコム山を紹介。

この数年、「デッカー氷河がすごい事になっている」「氷河がとけて、レイクができている」そんな噂があったので、スクランブルで登ってみた。


冬のデッカーは知っていたけれど、夏はこんななんだって思った。

そしてこちらは夏のウィザード•エクスプレスから。


実は夏の間は、リフトの下にクマがいる事が多く、見かける機会も多い。
「クマ!」「クマ!」って言っていても振り向かず、「ベアー!」っていうと「What?」って言う感じで上を振り向く。
「やはりカナダのクマは英語なんだ」と思う。

こちらは2匹の子グマをつれた母クマ。


クマとの共存を選んだ街•ウィスラーの取り組みはこちら

そしてウィスラーの名前の元になった動物、マーモットも結構見かけます。


4月6日 雪、時々晴れ間 新雪2cm 積雪292cm シーズン1214cm 
山頂温度−2℃ ビレッジ温度5℃