HUSUMIクーロアール(40°250m)は、1983年にHugh Tucker, Sue Hopkins, Miguel Guericoの3人が最初に滑ったことから名前が付けられたと、ウィスラーバックカントリー地図に書いてある。

 今年のウィスラーは雪が少ないといわれているが、“Not Great But Good”という感じで、全然問題なく楽しめている。
 なんだかんだ言ってもウィスラーのポテンシャルは高いので、今年もバックカントリーに行く人たちは意外と多い。もちろんその場所に習熟した人やガイドさんと一緒に行くのがお勧め。21日も朝からバックカントリーのツアーが行われていた。






 バックカントリーが身近だからこそ、雪崩に対する啓蒙活動は本当に活発だ。
 
ブラッコム氷河の入り口には、雪崩の危険度を示す看板が立っていて、最も新しい情報をその現場で得ることができる。



 ブラッコム氷河をトラバースすると、先週の大雪の後に起った雪崩の痕が生々しい。




 そしてスピアヘッドエリアへのバックカントリーの入り口。そこにはこんな看板が立っている。




 そこにはビーコンチェックの機械が設置されていて、近づくと×だった表示がに変わる。





 HUSUMIクーロアールに行くためには一度スピアヘッド氷河に下り、クーロアール入り口までハイクアップが必要になる。やはり氷河エリアは例年に比べてクレバスだらけなので本当に注意が必要だ。



 最後は、ブラッコム氷河へ滑り降りてゲレンデ内に戻ってくる、最も人気のコースの一つ。



 とりあえずは“Keeping in tune with Pow”っていう感じですね。

 

 最後に、今週のウィスラークエスチョン誌より。



 ウィスラーの日系スキースロープスタイル、ツボタ・ユキ選手のソチ5輪出場が正式に決まりました。おめでとうございます。 みんなで応援しましょう!!

1月21日 新雪0cm 積雪138cm 山頂温度2℃ ビレッジ温度-4℃