今回の満月はスーパームーンだそうで、いつもより大きく明るかったそうだ。

 キャンプでこんな夜はクリークの水汲やお水用の雪集めも楽。そして雪山満月はとてもきれい。
 15年ぐらい前にピッコロ山で満月キャンプ&スキーをやったことを思い出す。(かつてウィスラー山のとなりのピッコロ山はれっきとしたバックカントリーだった。隣のフルート山では、昼間になべと具材をもって“フルートでおなべ”という企画もやった。

 さて、ウィスラーでは、「売り上げの一部を日本のために」という日を作ったレストランもあると聞く。
 また、日本救済のイベントのポスターも各所に貼られている。
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26日、マートルフィリップ小学校にてフレアマーケット(蚤の市)午前11時~午後4時
27日、ヒルトンホテルにてサイレント・オークション午後7時~11時

 とてもお世話になっている仙台出身の大学時代の先輩からは
「お陰様で仙台の家族、親戚とも皆無事の確認が取れ、とりあえずは、ほっとしています。
これからのことが問題ですが、被災家族の当事者として、私の人生も復興とともにあるようです。ウィスラーの皆さんの温かな励まし、応援に心から感謝します」とメールをいただいた。

 またカナダ・リッチモンドに住む友人の小学生の子供ですが、
「健○は火曜日から4日間、学校(Low・incomeの人たちが多い)から許可がおりて募金集めをして、なんと900ドルになり、昨日BurnabyにあるRedCrossのOfficeにCheckを届けました。RichmondのSeafairというマイナーアイスホッケーのチームでも募金集め、仏教会でも来週末祈りの集いをもうけそこでも、募金集めをするそうです。4年生のクラスでカードを作ったそうで(日系の生徒が一人います)それも、何らかの形で被災地の小学校の生徒と父兄に渡す事ができたらうれしいと思っています」とのこと。

 
 また、地震の前からウィスラーに滞在して日本に帰った茨城県の学生さん、ウィスラーで撮ったGopro映像(ヘルメットカメラ)を家族で見たそうです。転倒シーンも続出、極パウ映像。

 そのお母さまから「地震の後、初めて家族みんなで笑いました、ありがとうございます」との連絡。

 負けるな日本。カナダから応援しています。

 
 今日のインターネットで見かけた情報:
東日本大震災を受けて自粛ムードが広がる中、被災地の被害が拡大、長期化するにつれ、西日本の首長や識者、阪神大震災の被害者らからは「むしろ今こそ、西日本がこれまで以上に元気を出していくべきだ」という声が出始めた。過度の萎縮を排除し、西から東を、そして日本全体を元気づけることはできないか。そんな模索が始まった

とのこと、僕もそう思います。雪国ウィスラーから元気を届けたいです。

 最近のウィスラーより。

3月18日、新雪5cmとは思えない極パウ。


3月20日、7thヘブンのチョロハイクパウダー。


3月20日 ブラッコム山バックカントリーのコロナボウル下部のパウダー。


 最後に3月19日のカナダ全国紙の表紙より。


地震、津波、放射能と3つの危機にさらされている日本。
僕らもカナダからできる限りのことをしていきます。


いつかこのおばあちゃんに笑顔が戻りますように。

3月20日 新雪3cm 積雪372cm 山頂温度-10℃ ビレッジ温度-3℃