忘れてはいけない、というより忘れられないことが起こってしまった。

 日本の地震と津波のことはカナダでもトップニュースで、すぐにカナダレッドクロスのサイトに、日本へのドネーションサイトが開設された。
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HPサイト:http://www.redcross.ca/article.asp?id=38375&tid=001

 ウィスラーに滞在している日本からのお客様は、ホテルでも「お前のところは大丈夫なのか?」と聞かれているとのこと。

 文字を持たないカナダ先住民の伝承伝説に、300年ぐらい前に起こった地震と津波の伝説があるそうだが、それに符合するように日本の江戸期の文献に遠洋からやってきた津波のことが書かれているとのこと。
 今回の日本の地震の津波は約12時間後にはカナダのバンクーバー島についていて、日本の地震直後からカナダでも警報が出されていた。

 僕たちは本当に同じ地球にのっているんだなって感じさせる。
“We are all riding together”だって思わされた。

 ちなみに今週のPIQUEマガジンのお題目はIs Whistler ageless?(ウィスラーでは年齢なんて関係ない?)というもの


Is Whistler a melting pot where everyone regardless of age and nationality all melt into one happy, active, good looking and, yes, ageless society?
(年齢や国籍に関係なく、坩堝に溶け合って、アクティブでかっこよく、幸せで、年齢に関係ない社会?)

 ページをめくると
“I don’t need you to remind me of my age. I have a bladder to do that for me”

僕のチューターのDANさんが笑って意味を教えてくれた。
(僕の年齢を教えてくれなくて結構だよ。僕のためにそれを教えてくれる膀胱があるから)
 そうそう、確かに年をとるとトイレが近くなるよなあ。


 わが祖国日本を憂い、そして祈りつつ最近のウィスラーの様子を紹介します。



岩の間をすり抜ける大人たち


クリフジャンプをする子供たち


3月9日


3月10日、北海道の美利河(ピリカ)スキー場のインストラクターの方。グリーンのユニフォームがとてもかっこよく、みんなで滑っている姿がウィスラーで目立っていました。

日本、頑張ってください。

3月11日 新雪19cm 積雪338cm 山頂温度-8℃ ビレッジ温度0℃