12月28日から晴れた日が7日続いた。


雪は雪、晴れは晴れで楽しい。パークにもバックカントリーにも多くの人が溢れていた。
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数年前のMSPムービーに“Seven sunny days”というのがあって、その中で007の映画みたいなシーンをシェ−ン・マッコンキーがやっていた。

YOUTUBEはこちら

ウィスラーで毎週発行されているマガジンにPIQUEというのがあって、その表紙がちょっと007見たいのがあって、副題にYOUR LIFE IN WHISTLERとあった。



右上のFREE(無料)に注目!!

THE SPY WHO LOVED TO BE FREE(人生を自由に楽しく生きる方法を知っている人間は一般社会から見たら危険なスパイ??)

どういうことかなと思って読んでみた。

全文読んでみたい人はこちら。(翻訳ソフトで訳してみてください)

見出しをちょっと紹介。

"I can't understand your life!" (あなたの人生は理解できない)

なんか同じようなことを親や恋人に言われた経験がありませんか?
記事中には、ケベックから来た人や韓国から来た女性の例が引用されている。


"I'm so jealous!" {うらやましい〜(こんな人生があるなんて)}

旅行者との会話など引用されていて、普通はここに来るのに何千ドルもかけているのに、ここにすむ人たちは毎日こんなことやっているの?


"Wow, that's commitment! (大変だったけれどやってきた)

一年目は一軒家に10人で住んでいた。仕事がなくなった。シーズンが終わったらみんなが帰っていってしまってさびしかったなどなど。例としてオーストラリアから来た人のこととか引用。


難しく言えば、「人生とは何か、幸福とは何か」っていう様なことを言っているようであるが、簡単に言えば「冬は滑るんだ〜」って言っている。

「ウィスラーの山で一番クールなやつっていうのは、いかに山に登る時間を多く作るかっていう生き方だ!!」

「10時30分前には俺が仕事をしないのを、俺のクライアントも理解していてアポイントを入れてくることはない。というのは冬はほぼ毎日滑ってから仕事をするし、他のみんなもそうだ」なんて書いてあったりする。

カナディアンだろうが日本人だろうが、ウィスラーでは人生に成功していようが、いまだに苦労していようが、それを前向きに楽しめる人がここにいついているっていうようなことか?


更にその後発刊のPIQUEのアンケートでは、「仕事に遅れる理由」の項目で“30センチメータールール”っていう新しいのがあって「30センチ雪が降ったら言い訳はいらない」とまで書かれていた。

今までは“20センチメータールール”で、「20センチ新雪が降ったら仕事に遅れることはやむ負えない事」とされていて、一応は病気とか身内の不幸とかいろいろ言い訳が必要だったようなのである。

さてさて、今日も楽しいウィスラーなのであった。
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1月4日 新雪0cm 積雪209cm 山頂温度ー6℃ ビレッジ温度ー6℃