先週は1メートル以上の新雪が降ったウィスラー。
TPP(とってもパウパウ)です。

折しも始まった25周年を迎えるウィスラー・プライド・アンド・スキー・フェスティバル。(ゲイウィーク)


とにかく優しくて親切な人が多い。郵便局の入り口や色々なところで「お先にどうぞ」とドアを開けてくれるのは当たり前。
レディース・ファーストではなくアザーズ・ファースト(他人優先)だ。
こういう世界はもしかしたら理想なのではないか?

他人様のためになることを考える。自分のように隣人を大切にする。

ところでトランプさんがアメリカの大統領になった。当然カナダでも全国紙の一面を飾っていた。


ウィスラーのPIQUE誌上では、食べ物の値段が上がることが懸案されていた。
アメリカの農場に200万人いると言われるUNDOCUMENTED WORKER。カナダはアメリカの食物をたくさん輸入している。
いまだからこそ逆にBUY LOCAL。より新鮮な地元のものを買いましょう。
地産地消ですね。

さて、先日はスピアヘッド氷河へバックカントリーに行ってきた。
ウィスラービレッジからスキーリフトを乗り継いで1時間もかけずにバックカントリーに行ける。

しかも雪崩の危険性も毎日情報として提供してくれている。
本日はCONSIDARABLE(雪崩の危険あり)。状況としては雪が良い分、雪崩には気をつけなくてはならない。


入り口の標識。バックカントリーに行く前にやっておかなくてはならない10のことが書いてある。


さあ、入り口からたくさんのシュプールが見える。



登ってみるとややこしいところに人が立っている。



みんなそれぞれ楽しそうだ。
スピアヘッド氷河に入るとすでに色々なトレースが見える。歩くのはそのトレースに沿って行くのが安全だろう。


僕は陽の当たるコロナボウルへハイクアップ。ここから滑ればゲレンデ内にすぐ戻れる。



ゲレンデ内のブラッコム氷河へ戻り、プープシュートを見上げると上部に結構大きな雪崩の跡があり、その雪崩はゲレンデ内近くまで届いていた。


やっぱり今日は“CONSIDARABLE”だった。
雪崩はいつどこで起こるかわからない。本当に気をつけないといけない。

ところでカナダも日本もアメリカも雪はたくさん降るので、本当にこれは大きな資源だと思う。
だからTPP(とってもパウパウ)、でTPPP(TRANS PACIFIC POWDER PARTNERSHIP:環太平洋粉雪協定)。

We have Powder, We have tools,,, un TPPP
お粗末様で、、、。

1月25日 晴れ 新雪0cm  積雪220cm 
山頂温度−9℃ ビレッジ温度−3℃