今日は体調が悪かった。
天気がずっと良くて、パウダーは全然ない。滑るか滑らないか悩んだ末に滑りに行った。


 話は変わるが、1月18日に新しいリフト計画がWBのウェブサイトで発表された。かねてから噂があったのだが、ハーモニーチェアーが6人乗りになり、クリスタルゾーンに新しいリフトがかかるというもの。

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 この写真はハーモニーチェアーでお馴染みのウィスキージャック君、正式名称はカナダジェイ(カナダカケス)。とっても人懐こくて、ポールを掲げているとそこに停まって周りをキョロキョロ。「何か食べ物がないかな~」って探す鳥。
 ハーモニーチェアーが6人乗りになってもウィスキージャック君は乗り場付近をウロウロキョロキョロするんだろうなって思う。

 そしてクリスタルゾーン。

写真はウィスラーで一番景色の良い場所に住むJさんのお宅から撮ったもの

 新しいリフトがかかるのは写真の真ん中で、まっすぐ伸びている木を切った場所。そこは元々ローカル達が“リフトライン”って呼んで滑っていたパウダーの穴場だ。
 ずっと前にリフトの計画があって木を切った場所らしい。

 今回の計画も知恵あるものの計画、ほとんど木を切らなくてすむ計画だなと思う。


 この穴場がバレバレになってしまうのはちょっと悔しいが、このリフトは遊び甲斐があるリフトになると思う。楽しみだ。

 そして、先日ブラッコム氷河に行くと見える通称“モアイ”と呼ばれる岩に登っている人を見かけた。
 
 ブラッコム氷河コース、真ん中がモアイ岩。





 角度を変えるとこんな感じ。




 ここにクライミングルートがあるのは知っていたが、登っているのははじめて見た。
 岩の麓にスキーがおいてあったので、クライミング道具をもってスキーして、このモアイ岩を登っていったのだろう。

 ウィスラー・ブラッコムでは本当に色々なことをして遊べるなって思う。

 

 そして本日、春らしい気候とはいえまだ1月。

 こんな人を見かけた。





 これを見たときに、昨年4月に三浦雄一郎さんがおっしゃっていた「元気だからスキーができるんじゃなくて、スキーをしているから元気になるんですよ。多少調子が悪くてもスキーをすれば元気になるんです」。

 その言葉を実感した。

 やっぱりスキーは素晴らしい。多少体調が悪くてもできる限りスキーをしようと改めて思った日だった。

 また、お二人はとても速くて全然休まないので、僕は「もっとスキーが上手にならないと」って思った日でもだった。

1月21日 新雪0cm 積雪178cm 山頂温度3℃ ビレッジ温度-5℃