4月1日の今日、ウィスラーは24時間で700cmの新雪に見舞われた。

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P:ウィスラーブラッコムのHPより

 「今日山に行く人はシュノーケルとか、シャベルとか、この豪雪に適した用具を持っていくように」とのインフォも流れたと聞いた。

 やはりウィスラーは何が起こるかわからない。


 ところで、先週末2日間で行われた日本救済のファンドライジングイベントで$67,000カナダドルが集まったと新聞に記事が載った。

P:PIQUEより

 サイレントオークッションの日は、会場に入りきれなくて、隣のバーで飲みながら会場に入るのを待たなくてはならないときもあったそうだ。
 実際主催関連の人に聞いたところ、$70,000カナダドルは越えているらしい。
 
 一人で大きな寄付をしてくださる人もありがたいことだが、人口1万人ぐらいのウィスラーのファンドライジングとしては、金額もさることながら、ここに持ち寄ってくれた日本に対する思い入れの深さに本当に感謝だなって思う。

 3月31日のカナダ全国紙には、避難所で迎えねばならなかった卒業式で涙ぐむ生徒の写真が載っていた。


 この涙には言葉では表せない多くの意味が込められているものと思う。

 ちょっと気がついただけだけれど、ウィスラーではまだまだ多くの気持ちが寄せられている。


P;カナダのブレンズコーヒー


P;ウィスラーのスマイルギフト。


P:フォーシーズンホテルの新しいレストランでも。

 ところで、松山千春さんが日本に対して「金があるやつは金を出せ、金のないやつは元気を出せ」って言ったそうだ。

 さあ、元気出しましょう。



 この数日のウィスラーより。

 3月31日は10cmの程よくパックされたクラストっぽい通好みのパウダー。

P;エメラルドリフト下。

 この日は、天気がよくてパークライダーも。


 そして現在、BC州フリースタイルスキー・チャンピオンシップも行われています。


P:3月31日はHPが行われた。


P:ちょっと視界が良くなかったが、4月1日はモーグル。

 4月2日はスロープスタイル。
 4月3日はデュアルモーグル。

 4月13日はCEROのイベント。ONE LOVE( A Charity Event For The People Of Japan)が行われます。



 さて、SKI FOR EARTH。
 かつてK○スキーで、スキーの振動を電気信号に変えて、振動を抑えるというのがあった。スキーの前のほうにLEDライトがあり、スキーに振動を与えるとそのLEDが光ったのを覚えている。
 今回発表された新しいテクノロジーは、スキーによって得られるエネルギーをマイクロウェーブで小さなバッテリーに蓄えるというもの。
 それによってスキーがよりスムーズになると同時に、バッテリーに蓄えられた電気は、そのままスキー場に売ることができて、スキーのリフト券が安くなるというもの。つまりは滑れば滑るだけ、リフト券が安くなり、しかも地球のためになるというシステムだ。
 名づけて“SKI FOR EARTH”

 なので私は明日も滑ろう。

4月1日 新雪4cm 積雪344cm 山頂温度-6℃ ビレッジ温度3℃
(ちなみにウィスラーはまだ4月1日エイプリルフールなのであしからず。)