オリンピック直前です。バンクーバーでもウィスラーでも選手らしき人をよく見かけるようになりました。準備も順調に進んでいるみたいです。

null
P:アルペン会場のゴールエリアもいい感じです。写真ポイントはちょっと離れているけれど、かなり全体を見渡せるところ。

 ウィスラーのゲレンデはというと、大雪も降らない代わりに小雪が降って、それなりに楽しいゲレンデ。駐車場が使えない関係もあってか、さすがに土日でもゲレンデはガラガラ。それでも地元のキッヅやバンクーバーからもキッヅが来て、なんだかキッヅたちが主役のようなゲレンデ。






 写真のキッヅたちはバンクーバーから週末に来ている上手なキッヅたち。いつもゲレンデ全体を縦横無尽に滑り倒して思い切り楽しんでいる様子。
 例によってクリフにはいって飛んでます。イントラが「まっすぐとべ〜」とか「もっとスピードを出してこい」とかアドバイス。このキッヅたちはクリフジャンプのすぐ後に無料のレースコースに入ってレース。 これが定番なのか自分たちでどんどんクリフを飛んでレースコースに入って行った。

 スキーって面白い。年をとっても楽しいし、大人でも子供でも本当に楽しい。
 このキッヅたちみたいに、カテゴリーなんてなくて、できることを思い切り楽しんでいるのが本来の姿だろうね。
 大変かもしれないけど、子供をどんどんスキーに連れて行って欲しい。一緒に雪と触れ合って欲しい。そこから大人も子供も、おじいちゃんでもおばあちゃんでも学ぶところが絶対に多いと思う。

 
 ところで今年はオリンピックの年だからか、ウィスラーのイルミネーションがいつもの年より綺麗な気がする。


P:タウンプラザのイルミネーション。


 商業的な意味もあるけれど、いろんな人が協力して一つのものを作り上げるというのはやっぱり素晴らしい。

 選手たちは普段の年もWC杯など世界を相手に戦っていて、実際オリンピックだけじゃない。でもオリンピックは特別。特別だけれど、このときだけ取り上げるのではなく、普段の年もきっちり応援したい。
 ウィスラー在住の元オリンピック選手(カルガリー五輪とアルベールビル五輪)、山本さち子さん(クリックしてください、別ページにとびます)は、オリンピックに対して

一つのことを一生懸命やっていくと、すごく挫折と言うか厳しいところもあるんですけれど、それを乗り越えていくと楽しいことがあるんだなっていうことがあって、スキーをやっていて、オリンピックが一つのご褒美みたいなもので。
 そういう意味ではスキーをやってきたからこそ辛いことをのりこえて、乗り越えたのかどうか分からないけれど(笑)、やり続けられたことがやっぱり生きていく上ではいい勉強になりましたね。

と語っていた。
 一生懸命やった人への“ご褒美みたいなもの”。本当はそうなのだろう。そういう意味では今回アルペンの女子が途切れてしまったのが残念だなあって思う。

 選手の皆様、自分たちのサイコー!!の滑りを見せてください。そのサイコー!!の滑りが子供たちに夢を与えるし、僕らがやっているスポーツの未来です。


P:バンクーバースタンレー公園からの五輪マーク。

☆2月中は五輪関連の仕事で、ウィスラーとバンクーバーを行ったり来たりの予定。なので、時々バンクーバーの様子もアップかも。☆

2月8日 新雪1cm 積雪268cm 山頂温度-6℃ ビレッジ0℃