こんにちは。ウィスラーの冬だけだともう20シーズンになりました。
今年もウィスラーからの「極パウ」情報を届けさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。
　
　今シーズンのウィスラーは、11月中旬に大雪に見舞われて超極パウ。11月中に降雪550cm以上、積雪も200cmをゆうに超えてしまい、オフィシャルオープンの前からトップシーズンに突入。オリンピックイヤーのウィスラーとしては、とても素晴らしい出だしとなった。
　
ウィスラー山頂に立つオリンピックのシンボルマーク、イヌクシュク。


　残念ながら日本に滞在していた僕は、その超極パウをのがしてしまったのだが、「まあ、まだこれからでしょう」と楽観している。
　12月下旬にも26cmの新雪があり、当然のように“滑ること”を何よりも優先するウィスラーローカルはニコニコしながら山に滑りに上がった。
　この日に一緒にすべてもらったウィスラーローカルの佐々木大輔さん。


　今回はもう一人ウィスラーローカルの日本人を紹介したい。双葉社：FREESKIING MAG+DVD　のDVDでエアージョーダン（ダブルクリフ＋もう一つのクリフジャンプ）の映像でアワードを獲得した佐々木悠さん。彼もウィスラーローカルのコアなフリースキーヤーだ。
　佐々木大輔さんもかつて、冬に車に寝泊りしてスキーをしていたが、佐々木悠さんも車に寝泊りしてスキーをしていたという共通項がある。

　ここでは、“衣食住”が基本ではなくて、“衣食滑”が基本。それが足りて始めて“住”がくる。衣食に関しても、衣食足りなくても“滑”を優先する。衣にしても食にしても贅沢など言っている場合ではなく、とりあえず“滑”を優先して考えなくてはならない。仕事にしても、いかに滑る時間を犠牲にしない仕事を選ぶかが大切なのだ。

　「雪が降ること、滑ること」はあまりに当たり前のこと。絶対に奪われてはならないこと。
　
　だからエコだとか持続可能な発展なんていうのはスキーヤーにとってまったく当たり前のことで、ずっと以前から肌で感じていたことなのだといえると思う。


　
　これは最近ウィスラーに設置されたアルペン会場ゴール地点の五輪のマーク。バンクーバーオリンピックのコンセプトの一つに持続可能、エコというテーマがあるが、緑だけの五輪のマークはそのシンボル。
　
　ここは今年のウィスラーの新たな写真スポットですよ。


　もう一つおまけ。11月下旬にパリス・ヒルトンさんがウィスラーに来ていました。次の写真はご本人がアップしているTwitterからの一枚。
本人Twitterより


　
　このハグ、なんとなくエロっぽい感じ。誘惑しているみたい。このクマさんはウィスラー山ラウンドハウス内にあります。
　僕はこの事実を知ってすぐに山に上がり、とにかく滑るとか何とかより前にすぐにこのクマさんとハグをしました。

　今シーズンも宜しくお願いいたします。野口Hi

１２月29日　新雪　1ｃｍ　積雪217ｃｍ　シーズン降雪量701cm　　山頂温度−8℃　　ビレッジ温度−7℃
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☆年末年始は大雪の予想です。☆

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