The Hill We Ski

2021/01/22

Category: General
Posted by: b02
今シーズンは週に3日か4日は滑っている。
とにかく滑れる環境にいることには感謝しかない。

朝一番のゴンドラやリフト乗車だけはどうしても混んでしまう。SNS上では色々言われているが、並んでいるときに文句を言っている人はほとんどいない。どんな時でも良いことを見つけるのが上手な人が多いような気がする。

朝のラインナップでは朝焼けがきれいな日が何日かあった。
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しかしながら新雪が20cm降った朝は、いつものことだがラインナップがすごい。いわば緊急事態のようなもの。

考えてみれば、緊急事態にはなれていた。
20cm 新雪が降ると、生徒も学校に行かない。仕事よりはまず山に行くことを考える。エッセンシャリーワーカー以外は本当に多くの人がStay Mountainになってしまう。
しかも、No friend Powder day(パウダーの日には友達はいない)なんて言って、ソーシャルディスタンスどころかどんどん人と離れて好きなところに行ってしまう。

先日は、新雪が降り続いた後、曇りだったが数日ぶりのピークチェアーオープン。
いつもの光景が広がった。

見せつけるような流れるラインでシェールスロープを滑り降りる人たち。
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そして名物エアジョーダンにはラインナップ。
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一人目の人は、ファーストクリフで少しバランスを崩したがセカンドクリフではきっちり持ち直して飛んでいった、
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次から次へと繰り広げられるSick Birdなクリフジャンプに歓声が上がる。

クリフジャンプってわかりやすくてすごい。
しかも人の心をワクワクさせてくれる素晴らしい行為だ。
見ている僕らは感謝しなくてはならない。

1月21日現在で268あるコースのうち252がオープンしている。
充分ではないか?
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雲海が広がる日は、1万年から4万年前まであったとされる最後の氷河期に想いを寄せる。
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今見える雲が全て氷の河だったような時代、僕は今一万年前の風景を見ているのかもしれない。
先住民や色々な人に受け継がれる伝承が、新たな知見から事実であったであろうことが証明されつつある。

先日、4人乗りの端と端に座った(ソーシャルディスタンス)知らない人と話をしたら、「1877年に、」と言い出したので、(このおじさん、1977年と間違えるな)と内心思って聞いていた。
そしたら「私のひいじいさんが、このウィスラーからリルワットエリアまで探検している」と言う話だった。
しかも、父方のファミリー・ツリーは1640年代に遡り、母方のファミリー・ツリーは1800年代まで遡った。「それは全て自分が父母、祖父母から聞いた話だが、聞くたびに話の内容が少しずつ違ってくる。特に祖母の話は毎回違っていた」って笑っていた。
リフトから降りて滑っていく後ろ姿は颯爽としていて、(もしかしてこの人、結構身分の高い人だったのかも)って思った。

とにかくこのゲレンデでは、人には親切にした方がいい。携帯など拾ったら必ず落とし主に戻るように考える。もしかしたらその携帯の持ち主はベッカムかもしれないし、イーロンマスクかもしれない。一つの親切が何万倍にもなって帰ってくる可能性があるのだ。

話はさておき、クレバスなどがなかなか埋まらずにオープンが遅かったブラッコム氷河エリアも全面的にオープン。

元々一人で乗ることが多かったTバーももちろん、他人とは乗れない。
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降りたところから眺める景色は最高だ。
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やはり、ゲレンデアクセスのバンクカントリーは平日でも賑わっていた。AST (Avalanche Skills Training)コースをとる受講者が今年はとても多いそうだが、そういったコースの人も多いかもしれない。
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ブラッコム氷河下部のケイブは今年も健在。
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どんな状況にあっても自然はずっとずっと続く。

ある人が神様に「魚をください」って言ったら、神様は竹竿をくれたそうだ。「魚が欲しいって言ったのに、こんなものどうするんですか?」って言ったら神様は「自分で考えろ」って言ったそうだ。
その人は考え行動し、魚を釣ることを覚えたら願ったことの何十倍もの恵みを得ることができた。

僕らは与えられた環境で、文句を言わずに考え行動すると何十倍もの恵みを得ることができる。
今、僕らには坂があり足元には板がある。これを使って自分で考えて行動すれば絶対ハッピーでいられる。

1月22日 晴れ、新雪0cm 積雪218cm シーズン6.6m 山頂温度-9.3℃ ビレッジ温度-5.8℃

今シーズンの傾向

2021/01/06

Category: General
Posted by: b02
今シーズンの傾向は、とりあえず朝の巨大なラインナップは仕方ないということ。
ゲレンデはほぼ滑り放題だけど、リフトのラインナップも仕方ないということ。
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朝に関していえば、昨年まであったフレッシュトラックというプログラムは先着650人限定だった。
朝の6時半に並んでも端かれることがあったけど、今回はどんなに並んでいても予約が入っているから待っていれば必ず滑れるということ。

リフトのラインナップも仕方ないので、一本一本のクオリティーを高めるために工夫している。

とにかくゲレンデに出てしまえばほぼ滑り放題。ALL YOURSなのだ。

また、リフトラインではマスク着用義務によりゴーグルが曇る。そのため、ゴーグルを挙げていることが多くなった。
ウィスキージャックにとってそれは止まり木に見えるようで、ヘルメットのゴーグルにウィスキージャックを載せている人が多い気がする。
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もちろん餌つけは禁止。
もともと人懐っこい性質の鳥なので、人がいたら近寄ってくる。
自分の頭上に鳥がのっていることに気がついてないだろうなって人もいる。
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そこで今年、マグネット式でレンズを取り外せるゴーグルがトレンドのようである。リフトラインでレンズだけ外して滑る時にだけくっつける。
とても良いので個人的にもちょっと欲しくなってきている。


街では、ソーシャルディスタンスのために山小屋風の休憩所があちこちに設置された。
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風がスカスカで屋根はある。外で食事をする機会も多いのでだいぶ便利。

クリスマス年末のイベントは全てなくなったけど、時々こういった催しもあり、道ゆく人の目を楽しませてくれた。
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ゲレンデは一言で言えば極パウ祭り。
1月3日は24時間で80cmの新雪。しかも良い雪質。
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S:Yojiro H L:Dooms Groom

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S:JY L:コース脇

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S:C Boys L:Ratfink
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S:C Boys L:Ratfink

基本的に今は、とにかくローカルはローカル山しか滑れない。
ただ、こんなに素晴らしい山がローカル山であることに本当に感謝しかない。

1月5日 雪 新雪24cm/24h 45cm/48h 積雪258cm 山頂温度-10℃ ビレッジ温度-2.4℃

2021 Happy New Year

2021/01/01

Category: General
Posted by: b02
Snow Wind Rain All In One Run
「一本で雪、風、雨、全てある」
この言葉、マウンテンFM(ウィスラーのFM局)で今シーズンよく使われている言葉だ。

今のところ、降雪後にからっと晴れ渡った日は数日。山腹以上が雪でビレッジが雨はそれなりに多かったが、年末はビレッジまで雪が降ってとても綺麗だった。

自然の動きはそのまんま、今シーズンのウィスラーはいい感じじゃないかな?

ゲレンデの感染症対策は変わらずに完璧。今はほぼローカルしか滑っていないので、みんな本当に素直にルールに則って楽しんでいる。

ゲレンデオープンから少しずつ変わってきたのが6人乗りリフトの乗り方。NEW OPTION(新しい乗り方)として、3人と1人が一緒に乗れるように。
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要するにシートが二つ離れていれば大丈夫。

8人乗りゴンドラは変わらずにお一人様はお一人様で使う。
10人乗りのブラックコムゴンドラはお互いの同意があれば斜めに2人が乗れる。
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イントラの人たちは、レッスンを受ける人が、それぞれバラバラだったら1人一個ずつゴンドラを使うし、イントラも1人で一個使うので、色々大変だろうなあって思う。

とにかく朝のラインナップだけ上手く対処すれば、山に上がればゲレンデは空いている。
朝の10分の違いが、待ち時間60分ぐらいに変わってくることもある。
ゴンドラオープンの30分前ぐらいに並んで、その分も含めて小一時間の待ち時間であれば御の字っていう感じ。
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上ってしまえば、今まで一番乗りできなかった場所も、アンタッチで残されていたりする。
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L: Smoke Salmon Area

ツリーランも空いていることが多い。
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一言で言えば、ほぼ滑り放題。

12月5日ピークオープン、12月12日7thオープン、12月20日シンフォニーオープン、グレーシャーオープン。

本当にどこへ行っても滑り放題!
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12月28日には、ゲレンデからお気軽のバックカントリー、ミュージカルバンプスへ。
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(L: Flute S: Yojiro Hiki)

雪崩の危険度はConsiderable(アブナイ)、雪がいいけど注意が必要。自然に雪崩れている場所もあった分満足感も高かった。

最後に、現在のゲレンデレストランのシステムをメモとして。
EPICMIXアプリからレストランの予約(予約は当日分のみ)

レストランに入ったら受付カウンターへ。
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テーブル席を確認してテーブルへ。
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基本的にはメニューはそんなに変わらず。
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ただ、一つ一つがボックスに作られていて、それを受け取って会計。
コーヒーはセルフだったのが、オーダー制に。

僕はチキンストリップとフライを注文。
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$16.50

レストランに入ってから席を探す必要がないので、「これはこれでありだね」っていう肯定的な意見が多い。
感染対策の営業としては本当によくやってもらっていると思う。

20-21シーズンのちょっとしたアップデート情報でした。

2021年も明けました。明けましておめでとうございます。
2021年大丈夫!
そんな年になって欲しいですね。
そして今年もどうぞよろしくお願い致します。

最後にPOWの格言23
He makes us ski down in white powder.
He refreshes our souls.(パウダー滑ってりゃ大丈夫)


1月1日 晴れのち曇り 新雪9cm/24h 31cm/48h 積雪172cm 山頂温度-4℃

のんびりバックカントリー

2020/12/16

Category: General
Posted by: b02
スキー場も予約制、ゲレンデレストランも予約制。集まりすぎないようにとてもよくコントロールされて始まった今シーズン。

最初は、6人乗りも無関係の人は端と端の二人しか載せてなかったけど、しばらくして二人二人のバブル(いつも一緒にいる友人同士、カップル、職場仲間など)であれば、端と端で4人乗れるようになった。
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なのでダブルラインというのもできた。
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4人乗りも無関係の人が端と端で二人乗れるようになった。これだけでもすぐに柔軟に対応しているなって思う。
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もちろん滑っている時以外は鼻と口は覆っている。
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パトロールも初めは一人で乗らなくてはならなかったそうだが、シングルの人と端と端で乗れるようになった。
やはり4人乗りを一人で乗っているのは、並んでいる人に申し訳なかった。
パトロールも意味もなくポールを持ったりして“一人で乗らなきゃいけないんだ”っていうフリをしたりしていたそうだ。

ゲレンデは空いているけど、リフトやゴンドラの待ち時間がどうしても長くなる。そのためバックカントリー派がすごく増えたように思う。
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僕も一人でリフトやゴンドラを使ってしまうのがなんとなく嫌なので、チャレンジしないのんびりバックカントリーを楽しむ機会が増えた。

今シーズンの初めはヘリスキーガイドJさんとスキーパトロールHさんといったHIDEOロック。(芳沢秀雄さんのプレートが貼ってあるボディーバッグボウルのエリア)
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これはそこから見えるウィスラーの風景。
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時間のある二人は、そのままコルを目指して登って行ったけど、僕は昼過ぎから仕事なので、そのままゲレンデ内に戻りった。(この気楽さもウィスラーの良いところ)
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今シーズンは12月5日にピークチェアーオープン。12月12日に7thヘブンオープンとゲレンデがどんどん広がっている。
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ブラッコム氷河エリアも、ショーケースTバーがオープンしていないので、のんびりバックカントリーにはいい感じ。
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また、ペンバートンのカユーシュエリアのバックカントリーも例年以上に人気のようだ。
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今年、僕は久しぶりに歩くスキーを再開した。XCスキーというより本当に純粋に歩くスキー。
今までゲレンデからあまり離れなかったけど、今まで行かなかったエリアで歩くスキーをするのは本当に楽しい。
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ある意味時間に余裕ができたので、こう行ったことを再開できたのが嬉しい。また、聞くところによるとAST(雪崩)コースの受講者も増えているそうだ。

一度立ち止まったかのような色々な業界も、また違った方向の需要が増えるのかもしれない。

今はゲレンデレストランも予約制なので、自分で温かい飲み物など持って滑る人も増えている。
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滑りながら、ちょっと外れてピクニック気分で雪景色を楽しむっていうのもありかな。

まだまだ色々な発見があり、楽しみがあるウィスラー。
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カナダでは、先日からワクチンの接種が始まった。
COVID-19パンデミックが1日でも早くフェイドアウェイしますように。

12月16日 雪時々晴れ間。山頂温度:-5℃ 新雪:5cm/24h 14cm/48h 積雪:112cm 晴れ時々雪

The Mountain will move you

2020/12/01

Category: General
Posted by: b02
ウィスラー・ブラッコムの20-21シーズンが11月26日から始まった。

日本語ではコロナカ、英語ではCOVID-19、日本のTVではコビット19と発音しているけど、現地人の発音はコーベとしか聞こえない。話す時もコーベって言ったほうがいい。
こんな状況の中、スキー場がオープンしてくれたことに感謝。

ウィスラー・ブラッコムの感染症対策は一言で言うととっても優等生。

例年なら前日からテントを張ってゴンドラ一番を目指す若者が多かったが、今シーズンはそういう事もなし。
静かなオープニングかと思いきや、朝の6時には最初の人は並んでいたようだ。

8時には200m以上の行列。
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なぜかポリスも見回っていてなんとなく物々しい感じの時もあった。
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マスクをしてない人には無料のマスクが配られる。僕はマスクしていたが記念に一ついただいた。
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雪の結晶がなんとなくオシャレ。

列は長かったけど、ソーシャルディスタンスでスカスカ。オープンも30分早めてくれたのでそんなに苦にはならなかった。お一人様はゴンドラ8人乗りでも一人で使用。

上がってみたら雪質はトップシーズン並みのサラサラ粉雪。景色も良い。
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軽く流して6人乗りのエメラルドエクスプレスへ。
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列は長いけどスカスカなので意外とスムーズ。

6人乗りでは、お一人様はお一人様同士でカップリング。
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最初の人は、声のかわいいボーイッシュな女性。(How are you?って言って初めて女性ってわかった)
いかにも滑りそうな雰囲気。
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座るのは6人乗りの端と端で正直3メートルは離れている。

さて、初日からハイクアップ多数。
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少し登ればそこは初日とは思えないパラダイス。
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森崖学園エリアにも。
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山が「滑れ!」って言ってくれてるね。(The Mountain will move you!)
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さあ、今シーズンも始まりました。
引き続きゆるゆると、COVID-19下でのウィスラー・ブラッコムの極パウリポートさせていただきますので、時々のぞいてやってください。

Let’s cruise into 2021, a year with a new Olympics(Tokyo) and new hope

11月30日 雪のち晴れ間 新雪17cm 1週間で52cm 積雪98cm 山頂温度-8℃ ビレッジ温度0℃

ウィスラー・ブラッコム山再開

2020/07/01

Category: General
Posted by: b02
6月29日(月))ウィスラー・ブラッコム山の営業が再開した。
3月15日にCOVID-19の為にクローズしてから3ヶ月半ぶりの営業再開だ。

3月中旬にクローズした時は、すぐに再開するとたかを括っていた。

でもあれよあれよという間に東京5輪も延期され、世界は同時鎖国状態になり、ウィスラー・ブラッコム山もついにはスキー場として再開することはなかった。

それでもMTBパークとして、また観光として再開されたことはとっても嬉しい。
やはり最初に山ありきで発展してきたウィスラー、山がなければ街自体が終わってしまう。

さて再開された山の様子。
MTBのラインナップはマスク着用。
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マスク着用というより、口元は覆っておこうという感じ。

観光で上がるにもマスク着用。

係りの人がトングでマスクを配ってくれる。
山の上では建物の中は基本マスク着用だ。
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アベノマスクと言われる400億円以上かけ、世界に先駆けた啓蒙活動はここにきて大きな成果を上げつつあるようだ。

ラインナップも当然ソーシャルディスタンス。なんかワンちゃんも守っている。
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ウィスラー山は思った以上に空いていた。
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まだ残雪が多いために一部のハイキングコースだけが開いている。それも一方通行に規制されている。
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それでも雪景色を近くで見ることができるだけでも本当に癒される。
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建物の中はマスク着用で完全一方通行。
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食事はグラブ&ゴー。

晴れたらパティオが気持ちいい。
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ピーク2ピークゴンドラは真ん中を区切って乗せてくれる。
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ブラッコム山に移動すると呑気なマーモットが冬眠から目覚めてボケボケしている。
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裏話でいうと、最初は6月26日の金曜日に再開する予定だったらしい。でも急に人が集まってしまうと大変だから月曜日のオープンにしたらしい。
空いていて寂しい気もしたが、ちょうど良かったのかもしれない。

さてビレッジにはだいぶ賑やかさが戻ってきている。
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夏のイベントは全て無くなってしまったが、いつものイベント会場は芝生で気持ちがいい。
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7月1日はカナダデイ、153年目のお誕生日。バーチャルでセレモニーなど行われた。
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4月5月は真っ暗闇の中にいたような感じだった。
でもかつてGPSも何もない時代に海洋を渡った先人たちは、夜の暗闇の中で星の光を見て自分の位置や、行くべき方向性を見出した。スターナビゲーションという方法だ。暗闇だからこそ星が輝き月が綺麗。極光さえ出ることだってある。
またウィキペディアによるとニュートンは1600年代のペストによるパンデミックの時に、ステイホームして万有引力の研究を大きく進めたらしい。
もちろんニュートンはステイホームしてなくても、いずれ万有引力の法則は見出しただろう。

最後になるけど、つい先日、この困難な時期にモデルとなるような努力をしているスモールビジネス会社が、カナダ全国より62会社、カナダ商工会議所により選出された。

ウィスラーからはジャパナダエンタープライズが選ばれ、ウィスラー商工会議所のウエブサイトに掲載された。
ウエブサイトはこちら
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さて今シーズンの極パウ報告は、雪の上に戻ったら再開しようと思っていたら7月になってしまった。

今回を持って極パウ報告19-20シーズンを終わらせていただきます。
今シーズンも拙い文章をお読みいただき本当にありがとうございました。

来シーズンも雪上に戻れることを祈りつつ。

7月1日 カナダデイ 山頂温度0.3℃ ビレッジ温度10.4℃

老いも若きもワンちゃんも

2020/03/21

Category: General
Posted by: b02
3月15日以来クローズされていたウィスラーブラッコム。
3月18日夕方に、ゲレンデ内ハイクアップを認める声明発表。

結果ゲレンデ内を登ってバックカントリーに行くルートが解放された。

ブラッコム山はブラッコム氷河、7thヘブンへのルート。
ウィスラー山はオリンピックランを使ってのフルート山、オーボエ山。ウィスラーのクリークサイドはビックティンバーまで。そしてもちろん元々のバックカントリーであるシンギングパスはOK。

小一時間も登って滑るだけでも十分楽しい。

3月20日登ってきたけど、結構多くの人たちが登っていた。
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登り続けてキャンプする人たちも多そうだ。何にも繋がらないところでキャンプでもしてたらいいね。
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さてここまでの流れ。
3月14日(土):ゴンドラ乗車は友人同士か、シングルは一人。レストランの客席を間引きしてお互いの距離を取る措置。
3月15日(日):WBを含むベイルリゾート3月22日までクローズを発表。
3月16日((月):カナダトルドー首相、鎖国(国境封鎖)発表。
3月17日(火):ベイルリゾート営業終了を発表。北米のスキー場はほぼ全て営業終了を発表。
但しブリッケンリッジ、レイクタホー、WBは4月下旬か5月に再びオープンするか考慮中。
3月18日(水)午後、ゲレンデ内ハイクアップ許可。

ゲレンデをハイクアップする分にはお互いのソーシャルディスタンス(スキーやボード一本ぶんぐらい)は離れているし、家に閉じこもっているより絶対にいい。

3月20日にはカリフォルニア州に外出禁止令が出たそうだけど、山に出ることに関しては大丈夫だそうだ。


日本では3月20日にオリンピック聖火がギリシャから東北に届けられた。
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色々な意見はあると思うけど、予定どうり聖火が到着してちょっと心が軽くなった。

それにしても森さんの話は長かったなあ。

隣に立っていたJOCの山下泰裕さん、僕も東海大学体育学部なので、当時現役だった山下さんを囲んで写真を撮ってもらったことがあった。

僕の周りも体育学部で体がでかい。

山下さんが囲まれすぎてどこにいるか探すのが難しい写真になってしまった。(山下を探せ)

柔道部だった友人は「山下との練習の時は、山下が勝ったり俺が負けたりしていたんだよなあ」って自慢げに話していた。

「っていうか、お前練習でも一回も勝ってねえだろう」。本当に物は言いようです。

パンデミックになって色々な現象が起こっている。

ウィスラーのリカーストア(BC州では酒屋は州経営なので公務員)では、なんとなく酒類の買い占めが始まったのかビールとワインの棚の隙間が目立っていた。
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3月20日に、BC州が「安心しなさい、酒屋の経営は続ける。お酒はたっぷりある」と正式に声明を発表してくれた。
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パンデミックドリンキング、飲み過ぎには注意ですね。

とりあえずパニックパニックになるのではなく、「安心しなさい。大丈夫」って言ってもらうとやっぱりいいよね。

今回のCOVID-19の怖いところは、自分は無症状でもいつの間にか感染していて、身近な大切な人にうつしてしまうかも知れないということ。人の心の愛情を逆手にとって人と人とを分断して混乱させているところ。

家にいて外に出ないことも正しいけど、ソーシャルディスタンスを保ちつつ経済活動を継続することも大切。
正しいことは正しいことぶつかって衝突してしまうので、両方が正しいなら、どっちが楽しいかを選びたい。
こんな中、世界では色々な奇跡的なこともたくさん起こっている。

今、自分にできることは“手洗い手洗い手洗い”だけかもしれませんが、自分にできることはなんでもやります。早く収束に向かって欲しい。

さてウィスラー周辺の様子はこちら。

トレインレックハイキングコース(1956年にスピードの出し過ぎで脱線した貨物車、片付けるお金がないのでほったらかされているうちに勝手にペイントされ名物になり、正式なハイキングコースに昇格したエリア)
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レインボーパーク。
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凍ったグリーンレイクでのんびり。
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ウィスラーから車で1時間。夏は人気がありすぎて人でごった返すローワージョフリーレイク。
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もちろんバックカントリースキーは大丈夫。

とりあえずは晴れているだけでも感謝。山に登れるだけでも感謝です。
外は日に日に春めいています。

3月21日 晴れ ビレッジ、朝の気温は-4℃ 昼間は+11℃

自然や動物はいつも通り

2020/03/15

Category: General
Posted by: b02
3月12日はバンクーバーパラリンピックからちょうど10年。
また図書館の前で記念イベントが行われた。

いつもと変わらず先住民の祈りの歌。
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そしてケーキカット
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マスコットだったSUMI登場。
僕ももちろん記念撮影。
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実はこの時自分のカメラを会場におき忘れてしまった。夜中に気がついて、次の日に行ったら無事に届いていた。
「ある」とは思っていたけどやっぱりあった。昨年はシムフリーの携帯を隣町のスタバのトイレにおき忘れて一日遅れで取りに行ったら無事に届いていた。一年に一回はポカをやる。

あまり関係ないけど、右手で持っていたコーヒーをテーブルに置いて、左手で持っていた時に、「あれ、ここに置いたコーヒー無くなった」って騒いでしまい、「左で持ってるよ」と言われ自分でびっくりしたことがあった。

慌てる前に気をつけましょう。

ところで山はいい感じ。平日は空いているけど週末は混んでいる。
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こちらはブラッコム氷河からスピアヘッド山へ向かう行列。フスミシュートやコロナボウルは定番中の定番コース。今度コロナボウルは蹴飛ばしておきます。

この日は別の穴場パウダーを蹴飛ばしに軽くハイクアップ。
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7thヘブン側の南斜面に滑り込んだら、同じコースをバンクーバーから来た親子が滑ってきた。
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元々はウィスラーに住んでいた父。今はバンクーバーに住んでいて、毎週末のように滑りにきているとのこと。隠れた岩も多い中、お父さんの滑りも思い切りがいいけど、ぴったりくっついていく息子さんの滑りも気風のいい滑りで、ビクビク滑った僕はちょっと反省。

ボディバックボウルでは、レスキュートレーニング。
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軽くパウダーを滑ってウィスラー山に移動すると、エアジョーダンを下見する二人。
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こちらはドマンスキーエリアでのライン。
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さりげなくきて、さりげなく滑っていったんでしょうね。

さて、ウィスラーで楽しめるのは滑るだけじゃない。スポーツとミュージックとアート。

ここで、最近気に入ったリフティーのイベント&インフォ。
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やはりウィスラーに来たら景色を楽しんじゃいましょう。

昨年のWSSFのアート+ソウルに展示されていた日系人アーティスト、ジョナタン・バンドー(JACLOT)
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昨年の極パウ4月18日でも軽く触れたけど、やっぱりでてきました。
http://www.canada-info.jp/b02/archive/2019-04-18/

アートウィスラーというイベントが4月まで行われているけど、その冊子や看板に彼の作品が使われている。
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夏時間になって日差しの長くなったウィスラー。
のんびりしたい日には見に行くのがいいだろう。

最後に、どうしても触れなければならないのが、パンデミックとなってしまったCOVID-19

3月14日午後3時過ぎ、突然3月15日〜22日までスキー場クローズというのが発表された。
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あまりに動きが早くて、またその動きも大きくてびっくりしている。

アメリカでも大手のスキー場が軒並みクローズドとなってしまった。
3月20日にその後についてのアナウンスがあるとのこと。
トップの判断は尊重して、5月末まで滑れるウィスラーとしては再開してくれることを祈る。

もちろんスキー場以外は自分で登れば滑れる。滑れないわけではない。
巷ではボーダーはスプリットボードを探している人が急に増えたとのこと。
スキーヤーも昔懐かしいアルパイントレッカーとか再需要があるかもしれない。

MTBや雪道ハイキングなどもできる。

朝になればいつものように太陽が昇って闇は消えてゆく、綺麗な自然は目の前にある。
動物達も普通に行動し、もうすぐ春告げ鳥がやってくる。
いつも以上に、普通であったことに感謝して、お互いを思いやって今こそみんなで乗り越えていきましょう。

3月15日 晴れ 新雪0cm 1週間で10cm 積雪254cm シーズントータル834cm
山頂温度-23.9℃ ビレッジ温度-10.5℃
 

iPow

2020/03/08

Category: General
Posted by: b02
まだまだいい雪の降り続くウィスラー。
5月下旬まで滑れるウィスラーでは、3月はまだ後半戦の始まり。

先日ゴンドラの中で、トロントの方から来た人たちの会話を聞いていたら、とても硬いパウダースノーのことをiPowと言っていた。

ウィスラーの先輩の「今日のパウダーは硬いねえ」っていう名言は以前から知っていたが、やはり英語でも氷のように硬いパウダー(icy powder)をiPowとジョークで呼んでいるらしい。
日本の北海道で降るような軽くてとても良い雪のことをJapowというのは有名な英語だけど、カチカチの雪を表すiPowも面白い造語だ。

ところで2月下旬に行われた恒例のピーク2バレーレースは、絶好のコンディションで行われた。(このレースは4人で行う団体戦。カテゴリーは4人の合計年齢。チームは男女混合でレースは年齢順にスタート。180旗門、5,5km、標高差約1400m、オリンピックGSの約4倍のタフなレース)
ゼッケンが一桁台だったら、80歳代だと思っていい。最後の方に滑る人は20代。老いも若きも一緒に遊べる素敵な名物レース。
ホントにウィスラー、老いも若きも美男美女。
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今シーズンは週末が、雪が降った後に天気が良いことが多い。

そんな様子のウィスラーのピークエクスプレス。
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ブラッコムのグレーシャーエクスプレス。
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リフト乗り場のインフォメーションも適当なような英語で面白い。
こういうのを読むのも楽しみの一つ。
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また、週末はゲレンデアクセスのバックカントリーに出かける人も多い。
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小学生ぐらいの女の子を連れて登っていた家族もいたけど、こちらはアスリートチームのキッズたち。
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彼らもフルート山に普通に登っていった。コーチについてゲレンデ内の超急斜面を滑ったんでしょうね。
逞しいです。

フルート山からオーボエ山、カウボーイリッジは緩やかな斜面からそれなりに急斜面まで登った分だけ楽しめるAll Yours(全部あなたのもの)。
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まあ、うさぎさんには遅れをとっちゃいますけどね。
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帰りは夏のハイキングコースでもあるシンギングパスで下山。ビレッジはこっち。この看板を見つけたら安心。
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まだまだ後半戦に入ったばかりのウィスラー。楽しみましょう。


さて3月上旬現在、世界で話題になっているのがコロナウィルス。
3月5日のPIQUEでも言及されていた。
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記事はこちらでも読めますので、是非読んでください。
https://www.piquenewsmagazine.com/whistler/preparing-for-covid-19/Content?oid=15125078

最初のつかみは、ウィスラーらしくてこんな感じ。
It feels like we are skiing a slope and when we stop and look up, we can see a huge avalanche coming at us way off in the distance—so we feel like the risk is low, but we know that it's not going to stay that way.

そして
”ハラペーニョを切った時のように、しっかり手を洗いましょう”
”挨拶はハグやキス、握手はやめて今はハローって言いましょう”
”トイレットペーパーなどは他の人のことも考えて必要な分だけ”などなど。

過去にもSARSなど色々あったけどまたまた試されています。十分注意して乗り越えましょう。

最後に久しぶりにゲレ食紹介。
この春から拡張工事の始まるランデブーの軽食から、アーティサンサンドイッチ。
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$13
結構おなかがいっぱいになります。

3月7日 晴れ 新雪0cm 1週間で41cm 積雪268cm シーズントータル820cm 山頂温度-9.3℃ ビレッジ温度-8.2℃

バンクーバー5輪から10年、今日も元気なウィスラー

2020/02/24

Category: General
Posted by: b02
バンクーバー5輪からちょうど10年。
2月12日には図書館の前で簡単なセレモニーが開催された。

先住民族のセレモニーソングに続いて、オリンピアンのケーキカット。
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そしてマスコットだったクワッチが登場したので、僕も一緒に記念撮影。
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図書館の中にはオリンピックとパラリンピックのトーチリレーのトーチが飾ってある。この形は雪に残されたシュプールを形取ったもの。
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その時の写真も展示されているので、興味のある人は是非図書館を覗いてみてはどうだろう。
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ウィスラーではアルペンスキーやジャンプ、複合、ボブスレーなどの競技が行われた。
やはりオリンピックを開催できたことはとても良かったことだと思っている。

10年後の今年は東京5輪。
日本のニュースを見るとコロナウィルスの話題が多く、5輪の開催すら危ぶむ意見も散見する。
僕は単純に「大丈夫」と思っている。素晴らしい5輪を開催してほしい。

北米大陸もインフルエンザなど猛威を振るっているといえば振るっているのだが、世界中から元気で健康な人ばかりが集まってくるウィスラーでは、パウダーの話題ばっかりで能天気だ。
(能天気とは、頭の中が快晴であるという意味だが、空が澄み渡るように頭脳明晰であるということを言いたいのではなく、空に雲一つないようになにも考えていない様子を言い表している。普通の人間なら将来に不安を抱いたり、現状を思い悩んだりして、雲のふたつやみっつ空に浮かび、太陽もかげりを見せているだろうに、そうはなっていないことから、要するに頭の中が澄み渡るようにハッピーな状態を能天気と言うのであって、そんなお気楽な人を、どんよりと曇った頭を持ち日々愚痴と不満たらたらで過ごしている人が「このバカが」と思いつつも、うらやんで言う言葉である。)

2月中旬はアメリカのプレジデントウィーク。
とにかく陽気なアメリカ人がたくさん来てくれている。
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ゲレンデは大変賑やか。
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タイミングよく一番乗りすればゲレンデ内でも極上パウダー。
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落ちたら重大な結果(頭を40針縫うとか、腰の骨が折れてたとか)をもたらすという岩だらけの崖の上をトラバースしていけばそこも極上パウダー
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L: Lake Side Bowl S:K Kadono

1月23日の極パウでも一度紹介したけど、まだ人気の少ないブラッコム氷河のアイスケーブでは、陽気なカップル。
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とにかくみんな元気なウィスラー。

2月8日土曜日は”The Day”というにふさわしい日で、今シーズン初のエアジョーダン。
しっかりPIQUEという雑誌に取り上げられて賞賛されている。
(今週のフォトの6番)
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キャプション:
STOMP THE YARD
Whistler teen Leif Gascoige,a member of the Whistler Freeride Club, absolutely sent it off Air Jordan and the third step on Saturday,Feb 8th. Stomping every landing – to the delight of the crowd waiting in the Peak Chair line

FWTキッキングホースの15-18カテゴリーで2位になった友人の息子さんもこの日にエアジョーダンをクリアしている。15歳にしておそるべし。この日聞いた限りでは3人の才能ある若者がここに挑んだんだそうだ。
エピックな日だったと思う。

動画はこちら
https://www.facebook.com/PiqueNewsmagazine/videos/124134712333031/
[Video shot by Ryan Oakden on Saturday, Feb. 8]

ちなみに2月のプレジデントウィークにはベッカムさんご一家がウィスラーに来ていたみたい。
2月23日の今日、インスタにアップされていた。
"So happy to be back in Whistler"
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陽気で元気になりたかったらウィスラーに来て滑ってみてください。

2月23日 晴れ
新雪2cm 積雪248cm 山頂温度-9.1℃ ビレッジ温度−0.8℃