2月21日から24日まで無事にFISワールドカップが開催された。男子スーパーGとGS,女子ダウンヒルとスーパーコンバインド。心配された天気も良いほうにはずれたのでオリンピックに向けても良い結果になったと思う。ボランティアの人達は、朝6時前から準備して大会を支えていたとのこと。僕が見に行ったのは男子GSだけだったけれど、すごく盛り上がっていたし見ていて面白かった。今からオリンピックが楽しみです。 来年はブラックコム山でスケルトンやボブスレーの大きな大会も開催されるだろう。ウイスラー近くのカラハンバレーにはノルディックセンターもできている。大きな木の間を抜けて走るXCコースは散歩しても走っても気持ちが良い。
ウイスラーではフリースタイル系のワールドカップやスノーボードのワールドカップはつい最近まで開催されていた。が、スキーのアルペン系は久しぶりの開催。天候不良で男子DHが2年連続でキャンセルされてからしばらく開催されていなかったので、今回の開催の成功はとても大きな意味を持つと思う。
ワールドカップ開催中に配られたパンフレットに82年から95年まで開催されたアルペン・ウイスラーワールドカップの歴代ウイナーの名前がのっている項がある。地元ウイスラーのロブ・ボイドが優勝した89年2月。そのときにいた日本人の友人から「あの時はすごかったよ」。「優勝した次の日にロブ・ボイドを山で見かけたけどなぜかテレマークだった」とか。優勝しても、もともと雪山で遊ぶのが大好きなのでしょうね。 現在はフリースキーヤーで日本にも行っているトミー・モーは、93年DHで2位、94年DH3位、次の日のSGでは優勝している。ウイスラーと相性がいいのだろうか?トミー・モーにとってはウイスラーに良い思い出が残っているのではないかと思う。僕の印象に残っている選手だ。
選手としてではないが、ステンマルクも90年にウイスラーにきている。カールトンロッジの地下のレンタルショップのところでサイン会が行われていた。たまたま人が少なかったので一緒に写真に写ってもらった。
今回のFISウイスラー大会も記録に残ると同時に色々なひとの記憶に残るものとなったと思う。ボランティアの皆さん、お疲れ様でした。
2月26日 新雪0cm 積雪230cm シーズン降雪量774cm 山頂温度-3℃(2月26日の公式HPでは-72℃になっています。ありえないので電話で確認しました) ビレッジ温度+5℃
写真1:男子GSゴール直前。 写真2:ゴールエリア。 写真3:カナディアンが暫定1位になるとすごく盛り上がった。 写真4:別枠:90年にウイスラーにきたステンマルクさんと。
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