記念すべき、今シーズンの最終日。 投稿者:藤村 知明 投稿日時:2008/04/28 11:47:53



こんにちは、皆さん。
今日はレベルストークマウンテンリゾートの最終日。その最終日にふさわしく晴天でしかもファーニーの伝説の人と呼ばれているHeiko Socher氏がレベルストークを訪れて来たのです。彼はファーニースノーバリー(ファーニーアルパインリゾートの前のリゾート名)の元オーナーでファーニーのスキー場をパウダーの聖地として世界に有名にした偉大な人。ドイツ出身でファーニーを24年間経営したつわものです。しかも、彼の定年退職後、近年アイランドレイクロッジを通る30kmほどもあるグリズリー熊のテリトリーでもあるハイキングトレールを自らの手とボランティアの力で完成。レベルストークのオーナーも尊敬している人です。

今日は運よくその方とレベルストークマウンテンリゾートのDirectorであるRobert Powadiuk氏と婦人のJulian Powadiukさんとほぼ丸一日私と一緒にスキーをして頂き、大変光栄で感動的でした。
80歳近くなる彼は数年前に両膝を人工膝に換え、今年からフルタイムでスキーを再開したそうです。ブランクも長い状況なのに彼のスキーのテクニックは素晴らしく、スピードも私のテレマークスキーでは追いつかないほどの速いものでした。しかも、このレベルストークはファーニーの高低差の倍近くあり、それを午後の最終までスキーを続け元気一杯。見た目は結構歳をとられている様に見えるのにスポーツ神経は抜群。彼の底力は果てしの無いものだとそばにいてただ感動しきりでした。

本当に充実した良い記念日になり最高な一日を過ごせました。ここレベルストークに移り住んで色々な出会いや色々なことを勉強でき本当に良かったのだと。
これからは夏の仕事でこのスキー場の開発に携わり、来シーズンは11月21日にグランドオープニングします。

そのときまで楽しみにしてください。

それでは今シーズン最後となりますがこのシーズン読んで頂きましてありがとう御座いました。また、極パウ製作関係者の方々にお礼申し上げます。本当にありがとう御座いました。

写真1:Heiko Socher氏、Robert & Julian Powadiuk夫婦
写真2:Heiko Socherと私
写真3:RobertとHeiko

2008年4月27日午前7時現在
ベース気温@782m:-1℃
山腹気温@1,950m:-8℃
24時間降雪:0cm
48時間降雪:2cm
7日間積雪:15cm
総降雪量:900cm
積雪@1,950m:239cm

レベルストークマウンテンリゾートサイト
http://www.revelstokemountainresort.com/
http://www.discoverrevelstoke.com/
シーズンも終わりに近づいてますよ。 投稿者:藤村 知明 投稿日時:2008/04/14 16:22:38




こんにちは。
4月も中旬になり、ここRevelstokeではあと2週間ほどで営業終了。その営業終了日は4月27日です。
その間、まだまだ雪が残っているこの山では春のパウダーを一昨日までたのしんでました。そしてこの4月からは1日リフト券付の宿も一晩75ドル前後と格安で、その上その他のカナダ国内リゾートのシーズンパスを持参すればリフト券も25%オフ。こんなことは他のリゾートでは考えれなかった。しかし新しいスノー文化を創ろうとしているRevelstoke Mountain Resortは凄い。週末はまだまだ来客数があり、ラインナップができビックリ。やはり北米注目度No.1のリゾートである。

さて、4月上旬に終わったキャットスキーだが、我々パトロールはキャットスキーガイドとして2週間に1回のペースで交替制でテールガイドをしていました。そのときにお会いするお客様たちはアメリカ人、カナダ人、ヨーロッパ人が主で、ガイド中に色々な方々が私の滑りを写真に納めてくれたり、和気藹々。そして、写真にもある私が利用している好んで履いているのがスキー板がK2のPontoon。ビックマウンテンでパウダーを楽しむにはこの板が最高です。特に高低差2000メートル近いこのリゾートではトップからボトムまで一気に滑り降りるには最高。おおすめですね。

ちなみに、来シーズンここを訪れたい方、ぜひぜひ下記のサイトを見てください。

http://www.discoverrevelstoke.com/

写真1:Mt. MacKenzie (2,450m)
写真2:Mt. Mackenzie と私
写真3:North Bowl
写真4:キャットスキー中の私

2008年4月13日午前7時現在
ベース気温@782m:0℃
山腹気温@1,950m:1℃
24時間降雪:0cm
48時間降雪:0cm
7日間積雪:14cm
総降雪量:855cm
積雪@1,950m:236cm

5日間天気予報(カナダ気象):http://www.weatheroffice.gc.ca/city/pages/bc-65_metric_e.html
6日間レベルストークリゾート降雪予報:http://www.snow-forecast.com/resorts/Revelstoke/6day/top
カナダ雪崩協会雪崩予報:
グレーシャー公園地区:http://www.pc.gc.ca/apps/PSB/index_e.asp?oqAVA_PARK_ID=3
南コロンビア地区:http://www.avalanche.ca/default.aspx?DN=253,4,558,3,Documents&bulletinID=16512
お待たせ、ファーニーの旅より 投稿者:藤村 知明 投稿日時:2008/04/01 15:36:11




こんにちは。3月も最後の日。ファーニーの旅を終えて3週間ほどが経ってしまいました。
というのも、ファーニーから帰宅後レベルストークでは毎日がパウダーで楽しい日々が続き、そして仕事も順調に過ごしていたところです。

さて、その古巣ファーニーですが、私が訪れた3月第2週末目はグリズ・デーで、色んな催しが行われていました。その『グリズ・デー』とは地元の寓話で登場するグリズという毛むくじゃらの伝説の男。そのグリズがマスケット銃という銃を空に撃ち、大雪を降らしたことからファーニーの人たちは彼の伝説に崇めて毎年3月第2週末にこの祭典が行われるとのこと。その週末にパトロール達と時間を過ごせたことが嬉しく楽しかった。何せ、ファーニーの雪崩予報官達とのリゾート内での雪崩問題を直接対話をすることが出来、今までこのような交流は予報官とは無かったので新鮮な目で雪崩状況を勉強できたのだ。

そんなやり取りもあったのだが、やっぱり一番嬉しかったのが懐かしい山での人との再会。行くところ行くところ私の名前を読んでくれてファーニーの地元民が笑顔で受け入れてくれたこと。自らファーニーを旅立ったのだが皆笑顔で迎えてくれたことが新たにカナダ人の素晴らしさに喜び感謝の気持ちで一杯でした。そんなファーニーでの時間を過ごし、パウダースキーよりも人との出会いと温かさに素晴らしいっと思うばかり。

ありがとうファーニー。


写真1:グリズ
写真2:ファーニー・グリズデーでのイベント:ダミーダウンヒル
写真3:ベアーリフトからの風景
写真4:ファーニーのベース風景

2008年3月31日午前7時現在 @ファーニー
ベース気温:-1℃
山腹気温:-13℃
24時間降雪:7cm
48時間降雪:28cm
7日間降雪:37cm
総降雪量:1094cm
積雪量:373cm

ファーニースノーリポートサイト:http://www.skifernie.com/conditions/snow-report.aspx

2008年3月31日午前6時半現在 @レベルストーク
ベース気温@782m:-2℃
山腹気温@1,950m:−14℃
24時間降雪:0cm
48時間降雪:1cm
7日間積雪:11cm
総降雪量:832cm
積雪@1,950m/6,398ft:257cm

5日間天気予報(カナダ気象):http://www.weatheroffice.gc.ca/city/pages/bc-65_metric_e.html
6日間レベルストークリゾート降雪予報:http://www.snow-forecast.com/resorts/Revelstoke/6day/top
カナダ雪崩協会雪崩予報:
グレーシャー公園地区:http://www.pc.gc.ca/apps/PSB/index_e.asp?oqAVA_PARK_ID=3
南コロンビア地区:http://www.avalanche.ca/default.aspx?DN=253,4,558,3,Documents&bulletinID=16512
レベルストークの凄さ 投稿者:藤村 知明 投稿日時:2008/03/07 23:16:47




先週日曜日にセルカークタンジヤーヘリスキーに行った後、火曜日の仕事としてキャットスキーの極パウをお客様と楽しんできましたよ。レベルストークはCMHをはじめとするヘリスキーの聖地。その上キャットスキーやスノーモービル、バックカントリーも楽しめれる場所です。ちょっと大都市とは離れてますが遊び好きにはたまらない所です。

さて、ここRevelstoke Mountain Resortではリゾートに隣接して、同じ経営傘下にあるキャットスキー『Revelstoke CAT-skiing』を運営しています。そのキャットスキーのアシスタントガイドはパトロール達が順番に毎日交替制でガイドをして、今回運よく火曜日は私の番でした。今回のキャットのお客さんはパノラマスキー場のカナダ人スタッフやアメリカ人などの総12名。少しゆったりされたスキーヤーもいましたが皆さん満足。キャットスキー運営中にお客さんの一名がスラッブ雪崩を誘発。広い領域には至らなかったが深さ40cm、幅5mの小規模雪崩。誘発したお客さんは興奮気味でちょっとビックリしていました。今回簡単に雪崩が引き起こされたのも2月26日に積雪の中に埋没された表面霜が弱層となり、それが人間の体重に耐え切らずに発生したことが考えられます。
とはいえ、11名すべて無事に下山。
最後はDaylodgeにてビールとおつまみを頂いて解散。『無事に終えたことそして極パウに乾杯!』


表面霜の怖さを知っている我々雪崩テクニシャン達はそろって2月26日の表面霜を警戒しているところです。次の天気悪化が雪崩のサイクルで表面霜がつぶれることを期待し、この週末は古巣のファーニーへと旅に出かけてきます。それでは、ファーニー情報を次回お伝えします。

写真1:Mt. MacKenzie (2,450m)
写真2:Kokanee Bowl
写真3:Montana Bowl
写真4:アフタースキーでくつろぐお客さん

2008年3月6日午前6時現在
ベース気温@782m:-5℃
山腹気温@1,950m:−12℃
24時間降雪:0cm
48時間降雪:0cm
7日間積雪:31cm
総降雪量:714cm
積雪@1,950m:230cm

5日間天気予報(カナダ気象):http://www.weatheroffice.gc.ca/city/pages/bc-65_metric_e.html
6日間レベルストークリゾート降雪予報:http://www.snow-forecast.com/resorts/Revelstoke/6day/top
カナダ雪崩協会雪崩予報:
グレーシャー公園地区:http://www.pc.gc.ca/apps/PSB/index_e.asp?oqAVA_PARK_ID=3
南コロンビア地区:http://www.avalanche.ca/default.aspx?DN=253,4,558,3,Documents&bulletinID=16512
やっぱ、ヘリスキーでの極パウ〜 投稿者:藤村 知明 投稿日時:2008/03/05 15:37:10




先日、日曜日にRevelstoke Mountain Resortのヘリスキー部署『Selkirk Tangiers』に参加、久しぶりにTail Guideとしてドイツ人11名のお客さんと16,000フィートを滑ってきたところです。ただ、今回のヘリスキーではリードガイドを踏まえ皆神経を尖らしての運営となりました。

セルカークタンジヤーへリスキー
http://www.selkirk-tangiers.com/

というのも、先月2月26日までの数日間に晴天が続き、その晴天夜間時に表面霜が約5〜12mmまで育ちあがってしまいました。その後2月26日からの降雪で30〜70cmほど積もり、その降雪によって埋まった表面霜が弱層となってしまったのです。このような積雪構造に対して、急斜面や凸斜面などのサポートがない地形ではアクシデンドやスキーカットでサイズ1.5ほどの雪崩が簡単に誘発。もちろん、それよりも大きな雪崩が起こる可能性が大きかったので大きな地形を使った滑りは禁止。ほんとガイドの皆は神経がピリピリでした。

そのような状況下、汗ばむ場面もありましたが無事皆さん笑顔で下山。Simple地形を使っての極パウを味わえたことでドイツ人のお客さんたちは大変喜んでもらいましたよ。また、私も1月に新しくK2のPontoon 189cmを履き始め、今回のヘリスキーには打って付けでした。日本では考えられないオープンスペースを気持ちよく滑り、K2 Pontoonは本当に調子がいいです。

写真1:ヘリ着陸の瞬間
写真2:K2 Pontoon 189cm
写真3:ヘリスキーの極パウ
写真4:ヘリスキーガイド『Dave』

2008年3月4日午前6時現在
ベース気温@782m:0℃
山腹気温@1,950m:−10℃
24時間降雪:14cm
48時間降雪:18cm
7日間積雪:40cm
総降雪量:712cm
積雪@1,950m:229cm

5日間天気予報(カナダ気象):http://www.weatheroffice.gc.ca/city/pages/bc-65_metric_e.html
6日間レベルストークリゾート降雪予報:http://www.snow-forecast.com/resorts/Revelstoke/6day/top
カナダ雪崩協会雪崩予報:
グレーシャー公園地区:http://www.pc.gc.ca/apps/PSB/index_e.asp?oqAVA_PARK_ID=3
南コロンビア地区:http://www.avalanche.ca/default.aspx?DN=253,4,558,3,Documents&bulletinID=16512
初めての日本人観光客?? 投稿者:藤村 知明 投稿日時:2008/02/15 16:48:59




お久しぶりです。またまた、あっという間に時間だけが過ぎてしまい、ブログの更新が遅れていますこと申し訳御座いませんでした。

というのも、先月末、初めての日本人観光客がこの小さな町『Revelstoke』を訪れて頂いたのです。この街に在住している邦人は約10名ほど、そして第二次世界大戦中で捕虜キャンプ地として使われたこの地に居残った日系人二世や三世が数十名ほど住まわれているのだ。そんな辺境の地で久しぶりに日本語を使い、日本の方々と過ごせたことが楽しく、嬉しかった。そして、その1週間後にはファーニーで一緒に滑っていたニセコ出身のテレマーカー『まつ君』が新婚旅行で来てくれたのだ。彼の新婚旅行って言うことは前日まで知らず、ちょっとびっくり。でも、友人が結婚して幸せな様子が見れたことは本当に嬉しく、訪れてくれたことに感謝xA^^

さて、山の方はと言えば、先週から雪が降り続き、雪崩も頻繁に発生し忙しい日々が続いた。時にはその雪崩コントロールのため、12.5kgもあるANFOと呼ばれるアンモニア肥料の爆弾と自分のスキー板を背中に担ぎ、Sub-peak(2,350m)と呼ばれる頂上に20分ほどかけて登り雪庇コントロールをしていた。雪崩コントロールはある程度の結果を生み出し、無事にオープン北側のボールをオープンできたのだが、やはりすべての山々をしっかりとコントロールすることは難しい。昨日、一般のお客さんが小規模な表層雪崩『サイズ1』を引き起こし自然の怖さを知らせてくれた。カナダのリゾートは雪崩発生区域をある程度の雪崩コントロールで大きな雪崩発生リスクを軽減するのだ。しかしすべてが軽減できず、小規模な雪崩発生は多々リゾート内で起こる。なのでリゾート内でもビーコンやReccoを装着する人が70〜80%もいるのは凄いっと改めて感じる。やはりワイルドな国、カナダ。

また先週末にはエドモントンの某ツアー会社が連れてきたカナダ人ボーダーを見失い、捜索願いまでが出された。結果は無事に次の早朝にヘリコプターで23歳男性を救出。無事でなりよりだった。

そのような日々を過ごし、先週末からはカナダ雪崩協会=Canadian Avalanche Associationのレベル1講習会の講師補助として参加。朝6時半から夜の7時過ぎまでの実技と講義の繰り返し。パトロールしながらなので両立することが大、でも日々の勉強のため頑張ります。

写真1:日本人の観光客の皆さん
写真2:まつ君ご夫婦
写真3:Sub-peakへの道
写真4:カナダ雪崩協会講習会レベル1の講座の様子

2008年2月14日午前6時現在
ベース気温@782m:−1℃
山腹気温@1,950m:−10℃
24時間降雪:0cm
48時間降雪:17cm
7日間積雪:64cm
総降雪量:653cm
積雪@1,950m:231cm

5日間天気予報(カナダ気象):http://www.weatheroffice.gc.ca/city/pages/bc-65_metric_e.html
6日間レベルストークリゾート降雪予報:http://www.snow-forecast.com/resorts/Revelstoke/6day/top
カナダ雪崩協会雪崩予報:
グレーシャー公園地区:http://www.pc.gc.ca/apps/PSB/index_e.asp?oqAVA_PARK_ID=3
南コロンビア地区:http://www.avalanche.ca/default.aspx?DN=253,4,558,3,Documents&bulletinID=16512
Avalanche Awareness Weekend 雪崩知識向上週間 投稿者:藤村 知明 投稿日時:2008/01/17 15:44:38




先週末、カナダ全体では雪崩アゥエアネスというイベントが行われた。いわゆる、雪崩を一般のリゾート利用客や一般人に知識を深めてもらいたいというイベントがカナダ雪崩協会を中心にパトロール達が実技や講義を披露した。その日は私は休みで、夕方から開催された講義に見学に言った。会場はなんと!Pubで行われた。会場ではアルコールを踏まえた勉強会??が始まり、ちょっと日本では考えられない雰囲気の下で雪崩事故の事例やムービーを見たりっとちょっとびっくり。説明しているスピーカーの話も聞きづらくちょっとがっかりした反面、講義の後ではオークションがあり、色々な物品が安く裁かれて楽しい一時を過ごせたところだ。

今シーズンは日本でもカナダでも雪崩事故で亡くなれる方が多いみたい。シーズンもまだ始まったばかり。皆様方の安全は自らの雪崩や雪、そして天気調査や経験、そして山に行く人たちの意見とを組み合わせた良い判断を願いたいものだ。もちろん、レスキューを考えての行動や道具も大切だ。少しでも疑問や興味がある方は是非是非、日本の雪崩ネットワークを調べて講習会等に参加してみて下さい。新しい発見が見つかるかも。

写真1:Revelstoke Mountain Resort 誕生
写真2:雪崩予報士Troyとパトロールリーダーの一人Joeがプレゼンテーション
写真3:Movementスキーのオークション
写真4:Day Lodgeから見るRevelstoke市

2008年1月16日午前6時現在
ベース気温@782m:−8℃
山腹気温@1,950m:−19℃
24時間降雪:0cm
48時間降雪:10cm
7日間積雪:55cm
総降雪量:478cm
積雪@1,950m:190cm

5日間天気予報(カナダ気象):http://www.weatheroffice.gc.ca/city/pages/bc-65_metric_e.html
カナダ雪崩協会雪崩予報:
グレーシャー公園地区:http://www.pc.gc.ca/apps/PSB/index_e.asp?oqAVA_PARK_ID=3
南コロンビア地区:http://www.avalanche.ca/default.aspx?DN=253,4,558,3,Documents&bulletinID=16512
レベルストーク情報 投稿者:藤村 知明 投稿日時:2008/01/08 15:24:47



こんにちは。
カナダ世間では7日から冬学期の授業始まり、レベルストークマウンテンリゾートでも一気に人影が少なくなり、閑散としてゆったりとしたローカルリゾートとなってしまいました。ただ、明日から雪模様なので今後はどうなることやら、楽しみです。

ここレベルストークでは、まだ、北米や世界的に有名ではありませんが、この地では確実に人の出入りが増えつつあり、ウィンターリゾートの中でも注目度が増すばかり。そんな皆さんもどんなところか気になるところだと思います。まずは、リゾートのちょっとしたデータをお伝えします。

リフト数:ゴンドラ1、クワッド1、ダブル1
リフト最高点:2,225m
ベース標高:782m
高低差:1,443m
面積:607ヘクター
アルパインボール:4つ
初級:7%
中級:37%
上級:56%
年間平均降雪量:12〜18m (ちなみにファーニーは8.5m)

このような数字ですが、実際着て頂ければスケールの大きさにビックリ! パトロールの僕も毎日がチャレンジ。結構迷子になるときも多々発生し、特に来客者の中では迷子以上に・・・・リゾート内を滑ったと思うといつの間にかエリア外をアクシデントで出てしまい、今までに8件ほどレスキューが要請するなど皆がてんてこ舞い。ましてや来シーズンには北米No.1を誇る高低差6000フィートまで出来上がり、これ以上にスケールが大きくなる。そんな成長するリゾートを見ながらの毎日を過ごしています。ぜひぜひ足を運んでみて下さい。一番良い方法としてはキャムループス、もしくはケローナの言う空港からバス、もしくはレンタカーで2時間半ほど。ただ、道路状況には気をつけて!高速道路は雪崩コントロールでよく閉鎖されますので。

写真1:山腹から見たレベルストークの街並み
写真2:ゴンドラ降り場から見た山頂
写真3:クワッドチェアーから降りてすぐのコースからSub-peakを眺めた風景

2008年1月7日午前6時現在
ベース気温@782m:−5℃
頂上付近気温@2,225m:−10℃
24時間降雪:0cm
48時間降雪:7cm
7日間積雪:56cm
総降雪量:414cm
積雪@1,950m:192cm

5日間天気予報(カナダ気象):http://www.weatheroffice.gc.ca/city/pages/bc-65_metric_e.html
カナダ雪崩協会雪崩予報:http://www.pc.gc.ca/apps/PSB/index_e.asp?oqAVA_PARK_ID=3(グレーシャー公園地区)
南コロンビア地区:http://www.avalanche.ca/default.aspx?DN=253,4,558,3,Documents&bulletinID=16512
新年明けましておめでとうございます。 投稿者:藤村 知明 投稿日時:2008/01/02 17:19:47



皆様、大変ご無沙汰しております。
そして、2008年、新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて、あっという間に冬のハイシーズンが到来し、なかなか『極パウ』に投稿できず申し訳御座いませんでした。
というのも、今冬季シーズンよりファーニーではなく、レヴェルストークという街に出来た新しいリゾート『Revelstoke Mountain Resort』でマウンテンパトロールとして務めることになりました。
ここレヴェルストークでは30年前からこの地にリゾートを運営したいというローカルの思いもあり、今シーズン2007年12月22日にオープン。北米で高低差ナンバー1を誇り、そして降雪も12〜18mと言われ、今後の開発と自然との恵みに期待出来ることだと強く感じ、ファーニーを離れました。

これから徐々にこの冬山を紹介して行きたいと思ってますのでご期待して下さい。

それではまず、Webサイトをご覧あれ!

http://www.revelstokemountainresort.com/


写真1:トレイルマップ
写真2:パトロールリーダー日の私。ゴンドラ内で携帯と無線機で交信中・・・
写真3:新しく出来たクワッドチェアー下からの写真。



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