6月29日(月))ウィスラー・ブラッコム山の営業が再開した。
3月15日にCOVID-19の為にクローズしてから3ヶ月半ぶりの営業再開だ。

3月中旬にクローズした時は、すぐに再開するとたかを括っていた。

でもあれよあれよという間に東京5輪も延期され、世界は同時鎖国状態になり、ウィスラー・ブラッコム山もついにはスキー場として再開することはなかった。

それでもMTBパークとして、また観光として再開されたことはとっても嬉しい。
やはり最初に山ありきで発展してきたウィスラー、山がなければ街自体が終わってしまう。

さて再開された山の様子。
MTBのラインナップはマスク着用。
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マスク着用というより、口元は覆っておこうという感じ。

観光で上がるにもマスク着用。

係りの人がトングでマスクを配ってくれる。
山の上では建物の中は基本マスク着用だ。
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アベノマスクと言われる400億円以上かけ、世界に先駆けた啓蒙活動はここにきて大きな成果を上げつつあるようだ。

ラインナップも当然ソーシャルディスタンス。なんかワンちゃんも守っている。
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ウィスラー山は思った以上に空いていた。
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まだ残雪が多いために一部のハイキングコースだけが開いている。それも一方通行に規制されている。
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それでも雪景色を近くで見ることができるだけでも本当に癒される。
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建物の中はマスク着用で完全一方通行。
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食事はグラブ&ゴー。

晴れたらパティオが気持ちいい。
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ピーク2ピークゴンドラは真ん中を区切って乗せてくれる。
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ブラッコム山に移動すると呑気なマーモットが冬眠から目覚めてボケボケしている。
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裏話でいうと、最初は6月26日の金曜日に再開する予定だったらしい。でも急に人が集まってしまうと大変だから月曜日のオープンにしたらしい。
空いていて寂しい気もしたが、ちょうど良かったのかもしれない。

さてビレッジにはだいぶ賑やかさが戻ってきている。
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夏のイベントは全て無くなってしまったが、いつものイベント会場は芝生で気持ちがいい。
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7月1日はカナダデイ、153年目のお誕生日。バーチャルでセレモニーなど行われた。
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4月5月は真っ暗闇の中にいたような感じだった。
でもかつてGPSも何もない時代に海洋を渡った先人たちは、夜の暗闇の中で星の光を見て自分の位置や、行くべき方向性を見出した。スターナビゲーションという方法だ。暗闇だからこそ星が輝き月が綺麗。極光さえ出ることだってある。
またウィキペディアによるとニュートンは1600年代のペストによるパンデミックの時に、ステイホームして万有引力の研究を大きく進めたらしい。
もちろんニュートンはステイホームしてなくても、いずれ万有引力の法則は見出しただろう。

最後になるけど、つい先日、この困難な時期にモデルとなるような努力をしているスモールビジネス会社が、カナダ全国より62会社、カナダ商工会議所により選出された。

ウィスラーからはジャパナダエンタープライズが選ばれ、ウィスラー商工会議所のウエブサイトに掲載された。
ウエブサイトはこちら
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さて今シーズンの極パウ報告は、雪の上に戻ったら再開しようと思っていたら7月になってしまった。

今回を持って極パウ報告19-20シーズンを終わらせていただきます。
今シーズンも拙い文章をお読みいただき本当にありがとうございました。

来シーズンも雪上に戻れることを祈りつつ。

7月1日 カナダデイ 山頂温度0.3℃ ビレッジ温度10.4℃