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毎日が大雪

2020/01/23

Category: General
Posted by: b02
2020年に入ってほぼ毎日雪が降り続いている。
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1月14日にウィスラー山のピークチェアーとシンフォニーチェアーがオープン、
1月17日にはブラッコム山のショーケースTバーがオープンしてブラッコム氷河の方も行けるようになった。

これでほぼ全面オープン。例年よりひと月遅れな感じだがこれからが本番。

ただ、毎日雪が降り続きすぎて、雪崩の危険も高く、ショーケースTバーが次にオープンしたのは1月22日。

ピークチェアーもなかなかオープンできないけれど、それは雪がたくさん降り続いているということなので、よし。

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1月中旬は山では-20度以下に冷え込み雪も降っていたため、ウィスラーには珍しくジャパウのような軽い雪質を楽しめた。

数日後には、重くややこしめの雪質に変わっていったが、雪が多いことは無条件にいいこと。

ハイアルパインエリアがオープンしないなら、標高で言えば、1500mから1900mぐらいの間のツリーランで遊ぶのが定番。
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こちらは、何のお勉強なのかキッズとインストラクターが雪の上に座って何かを聞いている。
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まさに雪の学校だ。

こちらはピークチェアーにできた看板。
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リフトから降りるときにバックパックが引っかかるとリフトが止まってしまうので、前で抱えるのがマナー。何だか日本の満員電車みたい。

ピークチェアーエリアは崖の宝庫なので、色々なところで練習ができる。
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先日は、初代極パウ報告者、伝説のパウダーハンターの佐藤さんと偶然あって一緒滑った。
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S: Yaoki S L:Whistler Mt Peak Area


佐藤さんは、どんなに晴れが続いていて、「もうパウダーなんかない」と巷で言われていても、必ずパウダーを探して案内してくれる。
それがどんなに「訳ありパウダー」だろうと、木の間をくぐり抜け、崖を降り、川を越えていった先に、1ターン分ぐらいの通称「四畳半パウダー」だろうと、必ずパウダーを案内してくれる。

今回は、超豪邸のような広々としたビリオネアパウダーだった。

実際にはいくらお金を積んでも、これだけの上質のパウダーをこれだけ広く振らせることはできないだろう。
まさにプライスレスの恩恵だ。


この日は、今年2回目のオープンとなったショーケースTバーへ。

そこからブラッコム氷河へのハイクアップはデザインされたアップヒルルートを登る。
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看板には登った先の情報が書いてある。
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目的は、ブラッコム氷河下部にあるケーブ見学。
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このケーブはバウンダリー外なので、あくまでも自己責任で見学。
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最後に、ウィスラーでは料理の種別で言えば、イタリアンやフレンチを抜いて日本食レストランが一番多いと思う。
また和のテイストを入れた創作料理を提供しているレストランも多い。

ウィスラーに来たら、是非カナダ流日本食を試してみてはどうだろう。
今回は刺身の盛り合わせ。
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カナダでのむ日本酒も美味。

1月22日 曇り 新雪12cm 積雪227cm 山頂温度-5.0℃ ビレッジ温度0.3℃

スダーン、スパンキーズラダーがオープン

2020/01/13

Category: General
Posted by: b02
ブラッコム山の名物急斜面、スダーンエリアとスパンキーズラダーエリアが1月11日オープンした。
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ややこしいところはよりややこしく岩だらけだけど、やっぱりとってもウィスラーらしいスキーエリア。

いつも同様、ラインナップのできているスパンキーズラダー。
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こちらが今年新しい看板、
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デザインされたアップヒルロードとその先のエリアの説明。


4つあるボウルのうち、エントランスが危ないところにはクリフ(崖)マークがきちんとついている。
ここは崖を飛ばなくても大丈夫ですが、万が一転んだら崖を転がり落ちてしまうエリア。(危険度としてはトリプルブラックダイアモンド)
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でもそこをクリアすればパウダー
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ルビーボウルに入ってみると、アスリートデベロップメントチームのキッズがクリフをクリアする練習をしていた。
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もちろん強制することなく、自分のタイミングで飛ぶのを待ち、できたことに惜しみなく賞賛。
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かっこよかったです。



次の写真はリフトから見つけたので、飛ぶ瞬間を撮りそこなってしまったのが残念だが、このでかいクリフを飛んでいった。
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近くで見ていた人も多かったようで、大歓声が聞こえてきた。

ウィスラーではこういったクリフジャンプに対する認知度も高い。

なぜそこを飛ぶのか?

そのエリアをジャッジして「できる」という確信を持つ。
そしてイメージを持つ。
自分自身の中では、すでにできたと信じる。

そういった一連のドラマもあるので、それを観る人も感情移入があり、挑戦に対するリスペクトと賞賛がある。


さて、最後にはどんどん図々しくなる7thヘブン乗り場のウィスキージャックを紹介。
スキーポールの上にとまるのは普通だけど、スマホやゴーグルに至るまで、とまりやすそうなところへはどんどんとまってくる。
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まあ、彼らは憎めないやつなんで是非、指でもなんでも出してみてください。

1月12日 雪
新雪11cm 積雪196cm 山頂温度-8.8℃ ビレッジ温度-2,9℃

積雪200cmセレブレーション

2020/01/09

Category: General
Posted by: b02
1月8日、ついに積雪200cmを超えた。
その前の1週間では153cmの降雪。
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この日、リフトに並んでいると、「パウダーツゥデイ、パウダーツゥデイ」「スノースノー」「パウパウ」なんて言葉が聞こえてくる。
ひと月遅い感じだが、やっとウィスラーらしくなってきた。

こんな日はビールで乾杯。

まずは7thヘブンへ。

まだ名物急斜面のスダーンはオープンしていないので、チェーンソーリッジからブッシュラットへ。
エントリーは雪庇が発達してないので、ちょっとストンと落ちる感じ。
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続いて、今年2回目のオープンとなったグレーシャーエクスプレスリフトへ。

スパンキーはクローズドなので狙いはパカロロ。

ホストマン氷河には、アバランチコントロールの跡。
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リフト下もいい感じでパウダー。
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パカロロへはハイトラバースで入口へ軽くハイクアップ。
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リフトから見るパカロロ。
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入ってみると極上パウダー。
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S: Junko E

そしてチムニーへのハイクアップ
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チムニーを登りきったところにある岩には、サラ・バークさんのプレートが貼ってある。
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チムニーエリアもなかなかいい感じ。
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S: Junko E


最後に。お知らせとしては来シーズンはランデブーロッジが拡張される予定。
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こんな事件があった時という意味では、カナダ全国紙からゴーンさんの記事。
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記事の中ではGhosn with the wind(風とともに去りぬ)とか書かれている。

ゴーンさんは数年前にはウィスラーに滑りにきていたが、スノースクールは知り合いの日本人が担当だったみたい。

1月8日 曇り 新雪14cm 7日間で153cm 積雪202cm
山頂温度-10℃ ビレッジ温度-0.4℃

ストイックだけど快楽主義

2020/01/05

Category: General
Posted by: b02
2020年1月1日も朝から滑り、部屋の中の掃除やゴミ捨てなど身の回りを綺麗にすることからスタート。

年末年始のカウントダウンは、相変わらず賑やかだっただろうけど僕はファミリー向けに行われた午後8時のファイアー&アイスショーとファイアーワークスのアーリーカウントダウンを見に行った。
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ビレッジは相変わらずの人だかり。
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今シーズンのウィスラーは雪が少なめと言われているけど、年が明けてほぼ毎日雪が降っている。
1月4日は新雪33cm、1週間で103cm。やっとウィスラーらしくなってきた。
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WBがベイルリゾートの一員になって、山には観光で来る人たちがとても増えている気がする。
美術館巡りやチューブパークで遊んだりと、冬のウィスラーの過ごし方が多様化しているようだ。

ビレッジでは「チョコラテチョコラテ(チョコレートチョコレート)」って言いながら買い物するメキシコ人は多いし、中国人なども確実に増えている。
テキサス、テネシーやハワイなどから来る人もなんとなく目立つ。

どうも雪のないところからウィスラーに来る富裕層が増えているようだ。

山では、以前に比べて圧雪斜面を普通に滑っている人が多くなったように思う。
だけど、レッドブルアスリートなど相変わらずスーパーな人たちは来ていて、雪が少なくてもややこしいところを巧みに滑っている。

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ところで2016年にチョコレートの売り上げは世界で98.2ビリオンドルだったという記事を見つけた。
PIQUEには、バックカントリーに行った時に嬉しいものの一位にチョコレートが選ばれていた。それ以外ではお酒。
みんなストイックだけど快楽主義。

2020年もたくさん滑りましょう。

最後にグレーシャークリークゲレンデレストランの新しいメニュー。
シグネチャーサンドイッチのミートボール、キヌアサラダを添えて。
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$14.50

POWの格言
Pow is like honey for you, if you find it there is a future hope

1月4日 曇り 新雪33cm 1週間で103cm 積雪160cm
山頂温度-10.2℃ ビレッジ温度-0.6℃