Skiing Hiking Biking
2019/03/29
このところ急に春めいてきているウィスラー。
MTBを取り出して走っている人も頻繁に見かけるし、隣町ではハイキングもできる。朝夕は寒いけど昼間はビレッジで10℃を超えることも多く、すでに半袖半ズボンで歩いている人もいる。
BC州の学校の春休みは2週間あるから毎日滑っているキッズも多いようだ。キッズ達はこの2週間でも上手くなっちゃうんだよね。
閑話休題、数週間前のウィスラーのPIQUEに、昨年はサーチ&レスキューの要請が、夏の方が冬より多くなった初めてのケースだとの記事が載っていた。
携帯電話だけ持って、アウトドアアクティビティーに出かけるなんてもってのほかなのだが、そういうケースも散見されるようだ。
ところで今回は、ウィスラーの夏のアクティビティー、MTBの紹介。
2014-2017まで3年かけて作られたトレールで数年前にオープンしたばかり。
通称LOTS(Lord Of The Squirrels:リスの神様)と呼ばれるウィスラーでもっともエピックでスペキュタクラーなトレール。
6月中旬から7月ごろ、雪解け後に正式にオープンする。
MTBでもっとも大切なことはRESPECT
ウィスラー周辺には、ひと夏では走りきれないぐらいのトレールができているが、ここは基本的に登りのトレールと、下りのトレールと分かれている。下りはフローな部分とテクニカルな部分とがあり、1日かけて遊ぶのに十分ふさわしいウィスラーを代表するトレールだ。
標高を上げていくと、森林限界を超える。
そこでは遠くに氷河の景色を見ながら、場所によってはお花畑を抜けていく。
山上付近の湖周辺にはまだ残雪が残っていることもある。
やっぱり湖ではのんびりしたいもの。
夏のウィスラーに来るなら絶対にやってもらいたいアクティビティーだ。
さてゲレンデはこのところ春模様。雪崩に気をつけながらのバックカントリーは楽しい。
L:Singing Pass S:I Honda
休んでいるとどこからともなくやってくるウィスキージャック。
週末は色々お得なことが多いが、先週末は雪模様の中、K2の試乗会が行われていた。
K2試乗ブース
さて、今回は最後にちょっとゴージャスにアイスルームの紹介。
ベアフットビストロというレストランに併設しているここには、入る時にはカナダグースのダウンを着て入リ、中には世界中のウオッカがあり試飲することができる。夏でもやっています。
ウオッカの試飲4種類 $48
さてSkiing Hiking Bikingと冬春夏を1日で楽しめるウィスラーのもっとも楽しい時期になってきた。
これからも十分準備してアウトドアを楽しみたい。
3月28日 晴れ 新雪0cm 積雪230cm 年間降雪量886cm(まだ降るね)
山頂温度-4℃ ビレッジ温度-3℃
MTBを取り出して走っている人も頻繁に見かけるし、隣町ではハイキングもできる。朝夕は寒いけど昼間はビレッジで10℃を超えることも多く、すでに半袖半ズボンで歩いている人もいる。
BC州の学校の春休みは2週間あるから毎日滑っているキッズも多いようだ。キッズ達はこの2週間でも上手くなっちゃうんだよね。
閑話休題、数週間前のウィスラーのPIQUEに、昨年はサーチ&レスキューの要請が、夏の方が冬より多くなった初めてのケースだとの記事が載っていた。
携帯電話だけ持って、アウトドアアクティビティーに出かけるなんてもってのほかなのだが、そういうケースも散見されるようだ。
ところで今回は、ウィスラーの夏のアクティビティー、MTBの紹介。
2014-2017まで3年かけて作られたトレールで数年前にオープンしたばかり。
通称LOTS(Lord Of The Squirrels:リスの神様)と呼ばれるウィスラーでもっともエピックでスペキュタクラーなトレール。
6月中旬から7月ごろ、雪解け後に正式にオープンする。
MTBでもっとも大切なことはRESPECT
ウィスラー周辺には、ひと夏では走りきれないぐらいのトレールができているが、ここは基本的に登りのトレールと、下りのトレールと分かれている。下りはフローな部分とテクニカルな部分とがあり、1日かけて遊ぶのに十分ふさわしいウィスラーを代表するトレールだ。
標高を上げていくと、森林限界を超える。
そこでは遠くに氷河の景色を見ながら、場所によってはお花畑を抜けていく。
山上付近の湖周辺にはまだ残雪が残っていることもある。
やっぱり湖ではのんびりしたいもの。
夏のウィスラーに来るなら絶対にやってもらいたいアクティビティーだ。
さてゲレンデはこのところ春模様。雪崩に気をつけながらのバックカントリーは楽しい。
L:Singing Pass S:I Honda
休んでいるとどこからともなくやってくるウィスキージャック。
週末は色々お得なことが多いが、先週末は雪模様の中、K2の試乗会が行われていた。
K2試乗ブース
さて、今回は最後にちょっとゴージャスにアイスルームの紹介。
ベアフットビストロというレストランに併設しているここには、入る時にはカナダグースのダウンを着て入リ、中には世界中のウオッカがあり試飲することができる。夏でもやっています。
ウオッカの試飲4種類 $48
さてSkiing Hiking Bikingと冬春夏を1日で楽しめるウィスラーのもっとも楽しい時期になってきた。
これからも十分準備してアウトドアを楽しみたい。
3月28日 晴れ 新雪0cm 積雪230cm 年間降雪量886cm(まだ降るね)
山頂温度-4℃ ビレッジ温度-3℃
Excuse To Drink(飲む言い訳)
2019/03/21
3月17日はSt Patrick Day、アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日になりアイルランドの祝祭日だ。
だが、若者の間では緑を纏って“I’m Irish”とか言ってクローバーをくっつけてお酒を飲む日となっている。もちろん本当にアイルランド人であるとかは関係ない。
緑を纏っている若い女性に、“Are you from Ireland?”(アイルランドから来たの?)と聞いたら“No, Excuse to drink”(違うわよ。飲む言い訳)と答えた。
“Luna Party”(満月だからパーティー)、“Party anyway”(とにかくパーティー)など理由はなんでも良い。飲む言い訳が欲しいだけ。
この日のフルートの山上には、St Patrick Dayだからと言うことでたくさんの若者たちが集まっていたようだ。(インスタより)
そして先週末、3/14-3/17はNational Junior Free ride Championshipが行われていた。
ボードやスキーヤーのジュニアアスリートが12-14歳、15-18歳の二つのカテゴリーで競い合った。
予選会場はThe Bite
会場に入る前に、近くの崖でウオーミングアップ。
最終日の決勝会場はスダーンクーラー。
カテゴリーによって会場のバウンダリーが変えられ、安全面が考慮されていた。
何れにしてもみんな元気だ。
そんな大会中も、チェーンソーリッジのトリプルブラックダイアモンド(ゲレンデマップにはない崖エリアの超上級者コース)のブッシュラットあたりで、ジュニアのレッスンやアダルトのレッスンが行われていた。
「本当にそういうところを飛びたいと思っているのだろうか?」という疑問もないわけではないが、自然の中を滑るということは岩や崖などの障害をいかに乗り越えて(飛び降りて)いくかということが試されるので、レッスンとして行われるのは有りといえば有りだ。というかカナダでは普通のことだ。
決勝の日は天気が良く、ゲレンデはそれなりに冷えこんでとても締まった雪質だったが、日差しが強かったので、とても良い観戦日和だった。
結果はこちら
また、クリフバーのブースが出ていて、ホットクリフバーなど試食することもできたお得な週末だった。
春にかけて益々賑やかなウィスラー。今年のゴールデンウィークあたりまでこのまま雪がたっぷり残りますように。
最後はゲレ食紹介。みんなで食べる定番のナチョスを紹介。
直径40cmぐらいのかごにたっぷりのナチョ、プルドポークをがっつり乗せた肉肉しいやつです。
Dusty’s BBQ Nachos $33
3月20日 晴れ 新雪0cm 積雪240cm 山頂温度5℃ ビレッジ温度-3℃(昼間は10℃以上に上昇)
だが、若者の間では緑を纏って“I’m Irish”とか言ってクローバーをくっつけてお酒を飲む日となっている。もちろん本当にアイルランド人であるとかは関係ない。
緑を纏っている若い女性に、“Are you from Ireland?”(アイルランドから来たの?)と聞いたら“No, Excuse to drink”(違うわよ。飲む言い訳)と答えた。
“Luna Party”(満月だからパーティー)、“Party anyway”(とにかくパーティー)など理由はなんでも良い。飲む言い訳が欲しいだけ。
この日のフルートの山上には、St Patrick Dayだからと言うことでたくさんの若者たちが集まっていたようだ。(インスタより)
そして先週末、3/14-3/17はNational Junior Free ride Championshipが行われていた。
ボードやスキーヤーのジュニアアスリートが12-14歳、15-18歳の二つのカテゴリーで競い合った。
予選会場はThe Bite
会場に入る前に、近くの崖でウオーミングアップ。
最終日の決勝会場はスダーンクーラー。
カテゴリーによって会場のバウンダリーが変えられ、安全面が考慮されていた。
何れにしてもみんな元気だ。
そんな大会中も、チェーンソーリッジのトリプルブラックダイアモンド(ゲレンデマップにはない崖エリアの超上級者コース)のブッシュラットあたりで、ジュニアのレッスンやアダルトのレッスンが行われていた。
「本当にそういうところを飛びたいと思っているのだろうか?」という疑問もないわけではないが、自然の中を滑るということは岩や崖などの障害をいかに乗り越えて(飛び降りて)いくかということが試されるので、レッスンとして行われるのは有りといえば有りだ。というかカナダでは普通のことだ。
決勝の日は天気が良く、ゲレンデはそれなりに冷えこんでとても締まった雪質だったが、日差しが強かったので、とても良い観戦日和だった。
結果はこちら
また、クリフバーのブースが出ていて、ホットクリフバーなど試食することもできたお得な週末だった。
春にかけて益々賑やかなウィスラー。今年のゴールデンウィークあたりまでこのまま雪がたっぷり残りますように。
最後はゲレ食紹介。みんなで食べる定番のナチョスを紹介。
直径40cmぐらいのかごにたっぷりのナチョ、プルドポークをがっつり乗せた肉肉しいやつです。
Dusty’s BBQ Nachos $33
3月20日 晴れ 新雪0cm 積雪240cm 山頂温度5℃ ビレッジ温度-3℃(昼間は10℃以上に上昇)
Day Light Saving Time(サマータイム)
2019/03/15
3月10日からサマータイムが始まった。
この日から午後7時過ぎまで明るくなった。このまま夏至の頃には午後10時頃まで遊べるように陽が伸びてくる。
でも、ゲレンデはまだまだ真冬のようにいい状態だ。
週末にはスキークロスや、アルペンスキーのローカル大会が開かれていた。
先日の火曜には久しぶりに24時間で30cm近くの新雪があったので山は大混乱。
朝の6時過ぎからゴンドラに並んでいる人もいたのだとか。
こんな日に限って新しいブラッコムゴンドラが故障してオープンが遅れた。そのため、山に上ってエクスカリバーゴンドラ中間駅に向かう人が多数。
まあ、この日のパウダーは最高なThe Dayであることは予想できるので、本当なら前日に山のどこかでキャンプして、みんながリフトやゴンドラに乗っているときに見せつけるようにパウダーを滑ってやるのが気持ちいいだろう。
実は、以前同様のことをYさんと計画して山でキャンプしたのは良かったが、ビールに酔っぱらって、肝心の当日に朝寝坊をしてみんなに出遅れた苦い経験がある。
まあ、それは古き良き時代の話で、今はダメです。
ゲレンデの雰囲気は相変わらずで、岩の間をすり抜けて滑るのは大人気。
落ちたら痛いので気をつけて滑ろう。
こちらは生徒のために崖をチェックするインストラクター。
とっても大切です。
こちらはハーモニーウオーターフォールをチェックする人。
ずっと見てなかったけど、飛んじゃったんでしょうね。
週末のウィスラーは色々お得なことが多く、この日はPowerade Zeroの試飲があった。
さて、3月上旬にはスケルトンとボブスレーの世界選手権もウィスラースライディングセンターで開催されていた。(スケルトンは今年の練習風景、ボブスレーは2016年のWC杯の時の練習風景より)
4人乗りボブスレーはスタートの乗り込みも見どころの一つ。
慌てて後ろ向きに乗ってしまうこともあるのだとか。
ウィスラーのスライディングコースは世界最速のコースと言われていて、
見所は最後の方の50/50コーナーから最後のサンダーバードコーナー。
50/50はどこかの選手が練習の時に半分しかうまくクリアできなくて、50/50だと言ったからだとか。
何はともあれ、いつも賑やかなウィスラー。
今回は最後にウィスラークリークサイドのバックサイドダスティーズのクリークサイドロールを紹介。
$11.95
ここはいつも比較的空いている隠れ家的な食事処。
3月14日 雪 新雪0cm 一週間で30cm
積雪259cm 山頂温度-9℃ ビレッジ温度-2℃
この日から午後7時過ぎまで明るくなった。このまま夏至の頃には午後10時頃まで遊べるように陽が伸びてくる。
でも、ゲレンデはまだまだ真冬のようにいい状態だ。
週末にはスキークロスや、アルペンスキーのローカル大会が開かれていた。
先日の火曜には久しぶりに24時間で30cm近くの新雪があったので山は大混乱。
朝の6時過ぎからゴンドラに並んでいる人もいたのだとか。
こんな日に限って新しいブラッコムゴンドラが故障してオープンが遅れた。そのため、山に上ってエクスカリバーゴンドラ中間駅に向かう人が多数。
まあ、この日のパウダーは最高なThe Dayであることは予想できるので、本当なら前日に山のどこかでキャンプして、みんながリフトやゴンドラに乗っているときに見せつけるようにパウダーを滑ってやるのが気持ちいいだろう。
実は、以前同様のことをYさんと計画して山でキャンプしたのは良かったが、ビールに酔っぱらって、肝心の当日に朝寝坊をしてみんなに出遅れた苦い経験がある。
まあ、それは古き良き時代の話で、今はダメです。
ゲレンデの雰囲気は相変わらずで、岩の間をすり抜けて滑るのは大人気。
落ちたら痛いので気をつけて滑ろう。
こちらは生徒のために崖をチェックするインストラクター。
とっても大切です。
こちらはハーモニーウオーターフォールをチェックする人。
ずっと見てなかったけど、飛んじゃったんでしょうね。
週末のウィスラーは色々お得なことが多く、この日はPowerade Zeroの試飲があった。
さて、3月上旬にはスケルトンとボブスレーの世界選手権もウィスラースライディングセンターで開催されていた。(スケルトンは今年の練習風景、ボブスレーは2016年のWC杯の時の練習風景より)
4人乗りボブスレーはスタートの乗り込みも見どころの一つ。
慌てて後ろ向きに乗ってしまうこともあるのだとか。
ウィスラーのスライディングコースは世界最速のコースと言われていて、
見所は最後の方の50/50コーナーから最後のサンダーバードコーナー。
50/50はどこかの選手が練習の時に半分しかうまくクリアできなくて、50/50だと言ったからだとか。
何はともあれ、いつも賑やかなウィスラー。
今回は最後にウィスラークリークサイドのバックサイドダスティーズのクリークサイドロールを紹介。
$11.95
ここはいつも比較的空いている隠れ家的な食事処。
3月14日 雪 新雪0cm 一週間で30cm
積雪259cm 山頂温度-9℃ ビレッジ温度-2℃
Hola!!(こんにちは)
2019/03/03
寒いけど、天気の良い日が多い。
そして最近メキシコ人が多い気がする。スペイン語でグループレッスンを受けているキッズも見かけるし、ビレッジで買い物をしている家族も、メキシコから来ている家族がとても多い。
なぜメキシコ人が多いのか?
メキシコの休日かと思って調べてみたがそうでもないらしい。またメキシコの壁もあまり関係ないようだ。
単純に、裕福なメキシコ人たちがウィスラーにたくさん来ているだけのようだ。
そんななので、マジックキャッスルでも何故かメキシコがテーマだ。
さて、2月下旬には35回目を迎えた恒例のピーク2バレーレースが開催された。
このレースは4人で行う団体戦。
チームは男女混合で、一人は35歳以上がいなくてはならない。
レースは年齢順にスタートして、184旗門、5,5km、標高差1385mを滑り切らなくてはならない。
オリンピックGSの概ね4倍強のタフなレースだ。
レースは二日間に渡って開催され、それぞれの日に年齢順に滑るので、ゼッケン1番が最高年齢。
今年の初日はグレースさんがゼッケン一番。
80代半ばの女性レーサー。たまたま初日は雪が降り、視界が悪く大変なレースになってしまったが無事にゴール。
アッパレですね
ちなみにこちらがオフィシャルに発表された今年のレースコースコンディション。
初日のスノーコンディションはパウダー。
レースなのにパウダーコンディションなので、足を取られてひっくり返っている人も多く、お年を召している人たちは大丈夫かと思った。なかなか型破りなレースだ。
そしてオフィシャルシートをよく見ると、スタートが2035mでゴールが650m
なのに標高差が1210mになっている。計算すると1385mが正しい。
まあ、かなり大雑把だ。
僕も20年前ぐらいにはよくこのレースに出ていた。ウエブには全ての結果がアーカイブされているので見てみると、一番悔しかった1999年、4人合計で100分の3秒差で4位だったことがある。
最初に出た頃は仲間内で35歳以上を探すのが大変だったが、今では仲間内で35歳以下を探すのが大変になった。
また機会があったらチャレンジしてみたいレースだ。
そんなレースを見ていると、ピークエリアのダブルブラックダイアモンド(超上級コース)のThe Cirqueエントランスでややこしいラインをとっている人を発見。
実際に現場に行ったら相当ややこしいラインであることが想像できる。
飛んだ、と思ったら転倒。
岩の上をグラウンドフリップしたと思ったら上手く立ってクリア。
なかなか勝手にフリーライドで、ウィスラーらしい光景だった。
その下の岩場でも、それぞれ工夫してラインを刻んでいた。
今回は最後に、ビレッジのオススメ軽食。
ゴーンカフェのアボカドトーストをご紹介。
どんなのだろうと思っていたら、とてもシンプルなメニューだった。$5.50
ちなみに、昨年の今頃には、ゴーンさん(元日産)もウィスラーに滑りに来ていたようで、「ゴーンさん見かけたよ、特徴があるので間違えないですよ」って聞いて、見つけたら是非一緒に写真撮ってくれないかなって思っていました。今年は残念ながら来れないですね。
3月2日 晴れ 新雪0cm 積雪245cm 山頂温度-15℃ ビレッジ温度-7℃
そして最近メキシコ人が多い気がする。スペイン語でグループレッスンを受けているキッズも見かけるし、ビレッジで買い物をしている家族も、メキシコから来ている家族がとても多い。
なぜメキシコ人が多いのか?
メキシコの休日かと思って調べてみたがそうでもないらしい。またメキシコの壁もあまり関係ないようだ。
単純に、裕福なメキシコ人たちがウィスラーにたくさん来ているだけのようだ。
そんななので、マジックキャッスルでも何故かメキシコがテーマだ。
さて、2月下旬には35回目を迎えた恒例のピーク2バレーレースが開催された。
このレースは4人で行う団体戦。
チームは男女混合で、一人は35歳以上がいなくてはならない。
レースは年齢順にスタートして、184旗門、5,5km、標高差1385mを滑り切らなくてはならない。
オリンピックGSの概ね4倍強のタフなレースだ。
レースは二日間に渡って開催され、それぞれの日に年齢順に滑るので、ゼッケン1番が最高年齢。
今年の初日はグレースさんがゼッケン一番。
80代半ばの女性レーサー。たまたま初日は雪が降り、視界が悪く大変なレースになってしまったが無事にゴール。
アッパレですね
ちなみにこちらがオフィシャルに発表された今年のレースコースコンディション。
初日のスノーコンディションはパウダー。
レースなのにパウダーコンディションなので、足を取られてひっくり返っている人も多く、お年を召している人たちは大丈夫かと思った。なかなか型破りなレースだ。
そしてオフィシャルシートをよく見ると、スタートが2035mでゴールが650m
なのに標高差が1210mになっている。計算すると1385mが正しい。
まあ、かなり大雑把だ。
僕も20年前ぐらいにはよくこのレースに出ていた。ウエブには全ての結果がアーカイブされているので見てみると、一番悔しかった1999年、4人合計で100分の3秒差で4位だったことがある。
最初に出た頃は仲間内で35歳以上を探すのが大変だったが、今では仲間内で35歳以下を探すのが大変になった。
また機会があったらチャレンジしてみたいレースだ。
そんなレースを見ていると、ピークエリアのダブルブラックダイアモンド(超上級コース)のThe Cirqueエントランスでややこしいラインをとっている人を発見。
実際に現場に行ったら相当ややこしいラインであることが想像できる。
飛んだ、と思ったら転倒。
岩の上をグラウンドフリップしたと思ったら上手く立ってクリア。
なかなか勝手にフリーライドで、ウィスラーらしい光景だった。
その下の岩場でも、それぞれ工夫してラインを刻んでいた。
今回は最後に、ビレッジのオススメ軽食。
ゴーンカフェのアボカドトーストをご紹介。
どんなのだろうと思っていたら、とてもシンプルなメニューだった。$5.50
ちなみに、昨年の今頃には、ゴーンさん(元日産)もウィスラーに滑りに来ていたようで、「ゴーンさん見かけたよ、特徴があるので間違えないですよ」って聞いて、見つけたら是非一緒に写真撮ってくれないかなって思っていました。今年は残念ながら来れないですね。
3月2日 晴れ 新雪0cm 積雪245cm 山頂温度-15℃ ビレッジ温度-7℃