15年ぶりに少ない雪だと言われてスタートした18-19シーズンのウィスラー。
そんな数週間前のことが嘘のように、12月中旬から大雪に見舞われ結局は極パウな日々を過ごしている。

雪が少なきゃ少ない、多けりゃ多い。どっちでも楽しむことに変わりはないけど、12月中旬からの大雪はウィスラーの面目躍如といったところか。


ウィスラーのピークエクスプレスは意外に早くオープンしたが、ほぼバウンダリーロープで制限され、正式にオープンしていたところは少なかった。(実際にはみんなでバウンダリーは越えていたけど…)
スノースクールレッスンでは、決してバウンダリーを超えてはいけないので、“Big Boundary Traverse”なんてジョークを飛ばしながら、ウィスラーピークからサドルへ向けてレッスンしていた。

ブラッコム山の7thヘブンもなかなかオープンしなかったが、自己責任で歩いて登れば滑れちゃうので、多くの人たちが一足先に登って滑っていた。
7thヘブンエリアにはNew Blackcomb Highwayといっても良いようなハイクアップラインでできていた。(通称Blackcomb Highwayは、ブラッコム氷河を登って、スピアヘッド氷河やデッカー山の方に向かうハイクアップライン)

今回はそんなアーリーシーズンバックカントリー(12月10日)の様子を紹介。

こちらが7thヘブンをハイクアップしているライン。
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ここから遠くに見えるスピアヘッド山にも、すでに綺麗なラインがたくさん刻まれている。
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僕はのんびりそのままブラッコム氷河を滑り、ここ数年間できているケーブを見学。
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この時期、ゲレンデの下半分には雪がなかった。
そのため冷えた日には、1日でも早くビレッジまで滑れるように大量の降雪作業が行われていた。
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その後の大雪がそんな人工降雪をすっかり隠してしまった。
でもホワイトシーズンが5月下旬まであるウィスラーでは、その隠れた人工雪が春先に役に立つ。
このベースがあるため、自然雪だけに頼るより数週間は長くビレッジまで滑れるようになる。

さて、年末のウィスラーのイベント。
12月22日〜1月6日までウィスラーホリデイエクスペリエンスが行われている。
ウィスラーは滑るだけじゃなくて、雪山観光など楽しみに来るファミリーも多い。
アウトドアだけじゃなくて、インドアでも色々楽しめるように色々なイベントが行われているのもウィスラー。
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最後に冬の大星座、オリオン座とブラッコム山ウィスラー山。
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それでは、良いお年をお迎えください。

12月28日 雪 新雪1cm 積雪207cm 山頂温度-7℃ ビレッジ温度-4℃