安心してください
2016/04/29
4月中旬以降急速に雪が溶けているウィスラー。
ウィスラービレッジ近郊ではまだクマを見てないけれど、オリンピックパークのあるカラハンバレーの方では、よくクマを見かけるようになった。
今年は、クマにとって食べ物がたくさんあって、一頭もデストロイ(やむおえずクマを駆除すること)されることなく生きぬいて欲しいなって思う。
4月17日にウィスラー山が終了して、5月30日まで春スキーとしてブラッックコム山だけで営業の続くウィスラー。まだまだ滑れます。
ウィスラー山最終日には、多分80歳ぐらいだろうか、おじいちゃんとおばあちゃんのグループが「フルートにバックカントリーにいく」とグループで出かけて行った。
ビレッジにはエルビスプレスリー
山にはパンツ野郎。
グリーンレイクのほとりでは、ミサゴ(英語ではオスプレイ)が戻って来た。
ここのミサゴは春になると戻って来て、秋になると南に移動する。
ところでカナダ人は伝統的に自然の中ではスッポンポンになるのが好きな国民だと思う。もちろんアメリカ人もそんなに変わらないところがある。
もう20年以上前になるが、ミネソタの野外学校でボランティアをしていた。
そこからUS FOREST SERVICEの手伝いで湖の畔でキャンプしながらトレイル整備を行った。そこはカヌーでないと行けない場所で、当時はもちろんインターネットなどない時代だった。
1日の作業が終わり、食事をしたら本を読んだりしていたのだが、スッポンポンで湖に飛び込む学生も何人かいた。
カリフォルニアの学生で、シンクロスイムをやっている女性もいたのだが、その人も、一気にスッポンポンになると腹筋が割れていて、そのまま湖に飛び込み、脚を開きながらクルクル回ったりして遊んでいた。
その光景は今でも強く脳裏に焼き付いている。
もちろん公共の場ではスッポンポンになることは許されていないので気をつけたい。
実は今年の3月、セントパトリックの日に、ウィスラー山の頂上で若者たちがどんちゃん騒ぎのパーティーをやって、スッポンポンでバックフリップなどしていたらしい。
ただ、その後問題視されたのは、夜暗くなってからゲレンデを滑って降りたので、圧雪などの作業に迷惑をかけたということだった。
新聞の記事上ではスッポンポンのバックフリップのことは特に記されてはいなかった。
こちらはウィスラーでは有名なTOAD HALLのポスター
詳しく知りたい人はこちら。
鮮明な写真を見たい人はウィスラーミュージアムへどうぞ。
カナディアンは昔からスッポンポンにはなるけれど、ちゃんとヘルメットは被っているということは何十年も前から変わらない。
やはり抑えるところはしっかり抑えている。
とにかく明るいカナディアン、無敵のカナディアンはこれからの世界をリードしていくのではないだろうか?
ブラッコム山には撮影用の巨大キッカーが作られて、先日撮影が行われていた。
現在、別の場所に同様の巨大キッカーが作られつつある。
さてどんなのができるんだろう?
日本のGWの頃は、日本からのツアーのお客様も結構やってくる。
ブラッコム山の麓ではチュリップが見頃を迎え、そういったお客様たちを迎えている。
まだまだ賑やかなことが起こりそうなウィスラー。
山ではスキー、麓のビレッジでは春から初夏。
とてもいい季節を迎えている。
僕も現在、こういうところにいることができる幸せを噛みしめつつ、今回を持って今シーズンの極パウ報告を終わらせていただきます。
今シーズンも拙い文章をお読みいただき本当にありがとうございます。
来シーズンも続けさせて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。
4月28日 新雪0cm 積雪185cm 今シーズンの降雪1234cm
山頂温度2℃ ビレッジ温度8℃
ウィスラービレッジ近郊ではまだクマを見てないけれど、オリンピックパークのあるカラハンバレーの方では、よくクマを見かけるようになった。
今年は、クマにとって食べ物がたくさんあって、一頭もデストロイ(やむおえずクマを駆除すること)されることなく生きぬいて欲しいなって思う。
4月17日にウィスラー山が終了して、5月30日まで春スキーとしてブラッックコム山だけで営業の続くウィスラー。まだまだ滑れます。
ウィスラー山最終日には、多分80歳ぐらいだろうか、おじいちゃんとおばあちゃんのグループが「フルートにバックカントリーにいく」とグループで出かけて行った。
ビレッジにはエルビスプレスリー
山にはパンツ野郎。
グリーンレイクのほとりでは、ミサゴ(英語ではオスプレイ)が戻って来た。
ここのミサゴは春になると戻って来て、秋になると南に移動する。
ところでカナダ人は伝統的に自然の中ではスッポンポンになるのが好きな国民だと思う。もちろんアメリカ人もそんなに変わらないところがある。
もう20年以上前になるが、ミネソタの野外学校でボランティアをしていた。
そこからUS FOREST SERVICEの手伝いで湖の畔でキャンプしながらトレイル整備を行った。そこはカヌーでないと行けない場所で、当時はもちろんインターネットなどない時代だった。
1日の作業が終わり、食事をしたら本を読んだりしていたのだが、スッポンポンで湖に飛び込む学生も何人かいた。
カリフォルニアの学生で、シンクロスイムをやっている女性もいたのだが、その人も、一気にスッポンポンになると腹筋が割れていて、そのまま湖に飛び込み、脚を開きながらクルクル回ったりして遊んでいた。
その光景は今でも強く脳裏に焼き付いている。
もちろん公共の場ではスッポンポンになることは許されていないので気をつけたい。
実は今年の3月、セントパトリックの日に、ウィスラー山の頂上で若者たちがどんちゃん騒ぎのパーティーをやって、スッポンポンでバックフリップなどしていたらしい。
ただ、その後問題視されたのは、夜暗くなってからゲレンデを滑って降りたので、圧雪などの作業に迷惑をかけたということだった。
新聞の記事上ではスッポンポンのバックフリップのことは特に記されてはいなかった。
こちらはウィスラーでは有名なTOAD HALLのポスター
詳しく知りたい人はこちら。
鮮明な写真を見たい人はウィスラーミュージアムへどうぞ。
カナディアンは昔からスッポンポンにはなるけれど、ちゃんとヘルメットは被っているということは何十年も前から変わらない。
やはり抑えるところはしっかり抑えている。
とにかく明るいカナディアン、無敵のカナディアンはこれからの世界をリードしていくのではないだろうか?
ブラッコム山には撮影用の巨大キッカーが作られて、先日撮影が行われていた。
現在、別の場所に同様の巨大キッカーが作られつつある。
さてどんなのができるんだろう?
日本のGWの頃は、日本からのツアーのお客様も結構やってくる。
ブラッコム山の麓ではチュリップが見頃を迎え、そういったお客様たちを迎えている。
まだまだ賑やかなことが起こりそうなウィスラー。
山ではスキー、麓のビレッジでは春から初夏。
とてもいい季節を迎えている。
僕も現在、こういうところにいることができる幸せを噛みしめつつ、今回を持って今シーズンの極パウ報告を終わらせていただきます。
今シーズンも拙い文章をお読みいただき本当にありがとうございます。
来シーズンも続けさせて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。
4月28日 新雪0cm 積雪185cm 今シーズンの降雪1234cm
山頂温度2℃ ビレッジ温度8℃
FUN COMES FIRST
2016/04/20
4月中旬に入って急に初夏のような感じになってきているウィスラー。
4月11日にはウエスティンホテルでウィスラー・ブラッコムの“ルネッサンス計画”の発表会が行われた。
今後345 ミリオンドルかけて行われる長期計画で、コンセプトはFUN COMES FIRST.
冬でも楽しめるウオータースライダーやプール、インドアでのサーフィン。アウトドアスポーツをインドアで楽しめるスポーツコンプレックスなどいろいろなことが計画されている。
そして4月13日には12cmの新雪が降り、場所によってはブーツカバー位の春のパウダーを楽しめた。
そして今年のWSSFのラップアップイベントはスタイル•セッションだった。
4月16日の夜にはスキーヤーズ•プラザに沢山の観衆が集まった。
これはスキーヤーとボーダーがチームを組んで,同時にキャノンをスライディングしてきてトリックを決めるというもの、二人の合計特得点がチームの得点になる。
今までになかったスポーツイベントだった。
そんな観衆の中で注目を浴びていたのが恐竜くん。
なかなか人気者でした。
最後に、熊本や大分,エクアドルの人たちに一日も早く笑顔が戻りますように。
4月19日 晴れ 新雪0cm 積雪213cm シーズン降雪1230cm
山頂温度6℃ ビレッジ温度8℃
4月11日にはウエスティンホテルでウィスラー・ブラッコムの“ルネッサンス計画”の発表会が行われた。
今後345 ミリオンドルかけて行われる長期計画で、コンセプトはFUN COMES FIRST.
冬でも楽しめるウオータースライダーやプール、インドアでのサーフィン。アウトドアスポーツをインドアで楽しめるスポーツコンプレックスなどいろいろなことが計画されている。
そして4月13日には12cmの新雪が降り、場所によってはブーツカバー位の春のパウダーを楽しめた。
そして今年のWSSFのラップアップイベントはスタイル•セッションだった。
4月16日の夜にはスキーヤーズ•プラザに沢山の観衆が集まった。
これはスキーヤーとボーダーがチームを組んで,同時にキャノンをスライディングしてきてトリックを決めるというもの、二人の合計特得点がチームの得点になる。
今までになかったスポーツイベントだった。
そんな観衆の中で注目を浴びていたのが恐竜くん。
なかなか人気者でした。
最後に、熊本や大分,エクアドルの人たちに一日も早く笑顔が戻りますように。
4月19日 晴れ 新雪0cm 積雪213cm シーズン降雪1230cm
山頂温度6℃ ビレッジ温度8℃
WSSFが始まった
2016/04/13
今年もウィスラーの冬のシーズンを締めくくるワールド•スキー&スノーボード•フェスティバル(WSSF)が始まった。
こちらは今週号のPIQUE誌の表紙を飾るTAKA SUDOさんのアート。
この時期にPIQUEの表紙を飾るのはお決まりのような感じだ。
この表紙のオリジナルはカンファレンスセンターのSTATE OF ARTでみることができます。
そして今年のWSSFのキックオフイベントはIFSA北米ジュニア•フリーライド•チャンピオンシップだった。
ダイヤモンドボウルが大会会場として使われるのは10年ぶり位だろうか?
もちろんジュニアの大会なので会場のバウンダリーはかなり制限されているが、その中でもそれぞれのジュニアが創意工夫して、ラインを刻んできた。
そしてその日の夕方、スキーヤーズ•プラザにて表彰式が行われた。
ところで、ゲレンデは4月に入り急に春めいてきている。
ブラッコム氷河では、通称モアイ岩でクライミングを行っている人を見つけた。
岩の麓にスキーを置いて岩登り。
こういうのをやるのも気持ちいいんだろうなあって思う。
こちらはクーラーエキストリーム•エリア
なんでも世界10大急斜面の一つで、上部の平均斜度は42度といわれている。
S: Yukiyo Shintani
4月に入ると日本のスキー関係者の方も沢山ウィスラーに来られる。
シーズン終わりはウィスラーで締めくくりという方も多いんじゃないかと思う。
是非、4月のウィスラーへ。とってもおススメです。
ゲレンデには春らしく、リスや雪男雪女?ゴジラ?ダチョウ?
なんだか賑やかです。
4月12日 雪 新雪4cm 積雪269cm 山頂温度-5℃ ビレッジ温度6℃
こちらは今週号のPIQUE誌の表紙を飾るTAKA SUDOさんのアート。
この時期にPIQUEの表紙を飾るのはお決まりのような感じだ。
この表紙のオリジナルはカンファレンスセンターのSTATE OF ARTでみることができます。
そして今年のWSSFのキックオフイベントはIFSA北米ジュニア•フリーライド•チャンピオンシップだった。
ダイヤモンドボウルが大会会場として使われるのは10年ぶり位だろうか?
もちろんジュニアの大会なので会場のバウンダリーはかなり制限されているが、その中でもそれぞれのジュニアが創意工夫して、ラインを刻んできた。
そしてその日の夕方、スキーヤーズ•プラザにて表彰式が行われた。
ところで、ゲレンデは4月に入り急に春めいてきている。
ブラッコム氷河では、通称モアイ岩でクライミングを行っている人を見つけた。
岩の麓にスキーを置いて岩登り。
こういうのをやるのも気持ちいいんだろうなあって思う。
こちらはクーラーエキストリーム•エリア
なんでも世界10大急斜面の一つで、上部の平均斜度は42度といわれている。
S: Yukiyo Shintani
4月に入ると日本のスキー関係者の方も沢山ウィスラーに来られる。
シーズン終わりはウィスラーで締めくくりという方も多いんじゃないかと思う。
是非、4月のウィスラーへ。とってもおススメです。
ゲレンデには春らしく、リスや雪男雪女?ゴジラ?ダチョウ?
なんだか賑やかです。
4月12日 雪 新雪4cm 積雪269cm 山頂温度-5℃ ビレッジ温度6℃
デッカーレイクウオール
2016/04/07
デッカー氷河の先端が湖に落ち込んで、そこのウオールが綺麗だと噂になっていた。
気になっていたので行ってみた。
ブラッコム氷河からバックカントリーへ。
この日もこのコースは人気で、スピリットボードをはじめ沢山の人が通称ブラッコムハイウエイと呼ばれるルートを上っていった。
一度コルまで上りきった後、デッカー氷河の方へ滑り降りていくと氷河の先端がバクンと落ち込んでいるのが分かる。
近づいていくと、このウオールがやはりとっても綺麗だった。
またその上に刻まれたラインは、そのウオールに落ち込まないように巧みに滑っているのが分かる。
ただ、これは数年前にはなかったウオールで、はやりの言葉だけどクライメイト•チェンジという言葉を思い出さずにはいられなかった。
ブラッコム山のインバウンドに戻る途中に芳沢秀雄さんのHIDEO ROCKによって来た。
今年は、ここ数年来の大雪で、3月だけでも3メートル以上の降雪があり、HIDEO ROCKも大半が埋もれていて、プレートの位置が低くなっていた。
(まあ、”Back to Normal”ともいわれている)
芳沢秀雄さんも、今年は天国で沢山のパウダーを滑りまくっているんじゃないかな?
今回は、夏のブラックコム山を紹介。
この数年、「デッカー氷河がすごい事になっている」「氷河がとけて、レイクができている」そんな噂があったので、スクランブルで登ってみた。
冬のデッカーは知っていたけれど、夏はこんななんだって思った。
そしてこちらは夏のウィザード•エクスプレスから。
実は夏の間は、リフトの下にクマがいる事が多く、見かける機会も多い。
「クマ!」「クマ!」って言っていても振り向かず、「ベアー!」っていうと「What?」って言う感じで上を振り向く。
「やはりカナダのクマは英語なんだ」と思う。
こちらは2匹の子グマをつれた母クマ。
クマとの共存を選んだ街•ウィスラーの取り組みはこちら。
そしてウィスラーの名前の元になった動物、マーモットも結構見かけます。
4月6日 雪、時々晴れ間 新雪2cm 積雪292cm シーズン1214cm
山頂温度−2℃ ビレッジ温度5℃
気になっていたので行ってみた。
ブラッコム氷河からバックカントリーへ。
この日もこのコースは人気で、スピリットボードをはじめ沢山の人が通称ブラッコムハイウエイと呼ばれるルートを上っていった。
一度コルまで上りきった後、デッカー氷河の方へ滑り降りていくと氷河の先端がバクンと落ち込んでいるのが分かる。
近づいていくと、このウオールがやはりとっても綺麗だった。
またその上に刻まれたラインは、そのウオールに落ち込まないように巧みに滑っているのが分かる。
ただ、これは数年前にはなかったウオールで、はやりの言葉だけどクライメイト•チェンジという言葉を思い出さずにはいられなかった。
ブラッコム山のインバウンドに戻る途中に芳沢秀雄さんのHIDEO ROCKによって来た。
今年は、ここ数年来の大雪で、3月だけでも3メートル以上の降雪があり、HIDEO ROCKも大半が埋もれていて、プレートの位置が低くなっていた。
(まあ、”Back to Normal”ともいわれている)
芳沢秀雄さんも、今年は天国で沢山のパウダーを滑りまくっているんじゃないかな?
今回は、夏のブラックコム山を紹介。
この数年、「デッカー氷河がすごい事になっている」「氷河がとけて、レイクができている」そんな噂があったので、スクランブルで登ってみた。
冬のデッカーは知っていたけれど、夏はこんななんだって思った。
そしてこちらは夏のウィザード•エクスプレスから。
実は夏の間は、リフトの下にクマがいる事が多く、見かける機会も多い。
「クマ!」「クマ!」って言っていても振り向かず、「ベアー!」っていうと「What?」って言う感じで上を振り向く。
「やはりカナダのクマは英語なんだ」と思う。
こちらは2匹の子グマをつれた母クマ。
クマとの共存を選んだ街•ウィスラーの取り組みはこちら。
そしてウィスラーの名前の元になった動物、マーモットも結構見かけます。
4月6日 雪、時々晴れ間 新雪2cm 積雪292cm シーズン1214cm
山頂温度−2℃ ビレッジ温度5℃