月別記事

You are currently viewing archive for March 2016

SNOW SCHOOL

2016/03/30

Category: General
Posted by: b02
イースターホリデイの間とても賑やかだったウィスラー。
相変わらずいい雪がふって、晴れ渡る事が多かった。
<br />0


3月26日には春の陽気に誘われてソーサーボーイも発見。

やっぱりそうこなきゃ。

ソーサーボーイを知らない人はこちらこちら

今年のウィスラーは3月下旬になってもとどまるところをしらない。


Pow(粉雪)に感謝だ。

ところでウィスラーでは、スキースクールとかスノーボードスクールとか区別せずに、基本的にはスノースクールと呼んでいる。

ときにはウィスラー・アダプティブ•プログラムで目の不自由な人のガイドなどもやっている。


もちろんシット•スキーヤーや一足スキーヤーなどの指導法や、それを補助するボランティアなどもある。
ウィスラーはどんな人が来ても、いつでもウエルカムだ。

先日は、雪の後、ピークチェアーの崖でレッスンが行われていた。


様々な注意点を伝えながらインストラクターが模範を示し、生徒たちが次々と自分のタイミングを見計らって飛んでいった。もちろん出来たときの達成感はこの上ないものと思う。
もちろん、こんなところを飛ぶのかと思っている生徒もいるのかもしれなし、インストラクターが飛びたかったら行ってみたのかもしれないが、それは分からない。

ここはウィスラーのダブルブラックダイアモンド(エキスパートラン)のハーモニー•ホース•シューの6番7番の間の張り出した雪庇。高さは3m位あったかと思う。


エントリー場所の雪庇をインストラクターが叩いて落とす。そこがエントリー場所だ。
そこからのエントリーの方向性や着地地点、その後のコントロールの仕方など伝えて、子どもたちも自分のタイミングで飛び降りて行った。
もちろん着地で板が外れて転がり落ちていく子どももいたが、自分で板をとりに上って、自分ではいて滑り降りていった。

今年はこんな姿をよく見かけるが、それもPowが沢山降ったからだと感謝。


また、ここはブラッコム山のHAWAI 50と呼ばれるトリプルブラックダイアモンド(スーパーエキスパートラン)での風景。


今年の3月は雪が沢山あるので、いつもなら行けないようなところも行けるだけの雪が湛えられている。
ここ数年滑ってなかったところにも、「今年は行けるかも」と勇気を持って滑りにいける。
今年のウィスラーは最高です。

4月6日から9日にかけて、IFSA北米ジュニアチャンピオンシップも開催されるウィスラー。
ますますヤバくなっています。

最後に3月24日号のPIQUEより。
レジェンド、エリック•ペホタの息子、ローガンペホタがアラスカのHainesで行われたフリーライド•ワールドツアーで優勝した写真が載っていた。



5月30日までノンストップで楽しいウィスラーだよ。

Dear Pow, I am thankful for Your strength. Pow carry me when I am weak.
Help me to give Pow the credit for every victory in life

3月29日 晴れ 新雪0cm 1週間で23cm シーズン降雪1203cm 
山頂温度-6℃ ビレッジ温度1℃

もうすぐ4月だよ〜

2016/03/24

Category: General
Posted by: b02
もうすぐ4月だよ〜、なのに大雪の降るウィスラー。

スキー場の営業も5月23日に終了予定だったのが5月30日まで延長。
まだまだ滑れて、沢山の雪を湛えるウィスラーはこれからが本格的なバックカントリーシーズンであり、ホワイトシーズンの終了に向けてお祭り騒ぎで楽しくなってくる時期なのだ。

先日も雪の降ったブラッコム氷河へキッヅを含め沢山の人が押し寄せた。
パウダーラッシュです。


そして広大なゲレンデへ繰り出していった。



こちらは数日ずれたウィスラー山のピークエリア。

「もうすぐ4月だよ〜」「最高!!」っていいながら、時には胸パウに近い軽いパウダーを思い切り楽しんだ。



とにかく最高です。


3月20日はGo Pro Freerideの決勝戦。
カテゴリーは12歳〜14歳、15歳〜18歳の男女別。明日のフリースキー界をになうジュニアたちが熱い戦いを繰り広げた。




最後に、3月12日にオープンしたばかりのオデン・アート・ミュージアムをご紹介。


カナダの有名な画家、エミリー・カーさんの24作品を中心に、先住民の木彫りのマスク、BC州の現在アートの作品などを展示している。
木彫りのマスクでは、マイケル・ジャクソンそっくりな作品があって面白い。
常時展と企画展があり、企画展では現在メキシコのモダニストアートを展示中。

その建物は森の中に浮かぶ箱船のようなデザインで、オーナーのマイケル・オデンさん、唐沢良子さんご夫妻の、未来への思いのこもったミュージアムだ。
このミュージアムはウィスラーの新たな魅力になるだろう。

まだ完成していないとのことだが、能面など展示予定の唐沢ルームが出来るのが日本人としては待ち遠しい。

このミュージアムに関してバンクーバーのローカル新聞に記事を書かせて頂いたので、よかったらこちらもご覧下さい。


3月24日 新雪10cm 積雪336cm 年間降雪量1193cm(アベレージをとうに越えた。今後降る雪は全てボーナスだ)
山頂温度-7℃ ビレッジ温度2℃
 

Go Pro Junior Freeski Challenge

2016/03/18

Category: General
Posted by: b02
この2日綺麗に晴れ渡り、山頂では-12℃と冷え込んでいるウィスラー。


3月17日〜20日、IFSAのGo Pro Junior Freeski Challengeが開催されている。

今日は、予選会場であるThe Biteや決勝会場であるCouloir Extremeの下見に、多くのジュニアが訪れていた。

大会には12歳から18歳のジュニアが参戦。

こちらはコーチと一緒に決勝会場のラインなどをチェックするジュニアたち。


会場下部のモレーン跡ではそのギャップを使ってジャンプをしていた。



さらにゴールに近いところでもライン取りの確認など行っている。



こちらは予選会場のThe Biteでライン取りの下見をするジュニアたち。


両会場とも、安全のためによく考えられて会場のバウンダリーが設定されていると思う。明日から楽しみです。


さて、ブラッコム氷河から見えるバックカントリーエリア。
HUSUMI横のややこしい急斜面にスムーズなラインが何本も刻まれている。


こちらはおなじみのコロナボウル。


雪の多い今年はこれからが本格的なバックカントリーシーズン。


最後に3月17日のPIQUEの記事より。
ウィスラーのCoat of armsが発表された。


てっぺんに、通称ウィスラーバードとも呼ばれるウィスキージャック、フレンチフライではなくルピンを抱えている。(フレンチフライだったらジョークになるね)

左右のサポーターにクマとマーモット。彼らが抱えるスキーはウィスラーにはなくてはならぬもの。

中心のハートのような形はウィスラー山とブラッコム山。曲がったラインはスキーとスノーボードのライン、ハイキングやバイキングのライン。青・緑・白は夏や冬を象徴。

下の方にはバンチベリーやスカンクキャベツ。

ニジマスは、100年前に元々はフィッシュイングリゾートとして始まったウィスラーを現す。

あまりにウィスラーすぎるので最初はこの記事そのものがジョークと思ったが本当らしい。

春に向けて、楽しすぎてますますヒートアップしているウィスラーです。

3月17日 晴れ 新雪0cm 1週間で77cm 積雪355cm 山頂気温-12℃ ビレッジ気温-2℃

THE DAYS

2016/03/14

Category: General
Posted by: b02
今日から夏時間になり、春休みに入ったウィスラー。
今年の3月は正直ヤバイです。

3月5日新雪30cm、3月10日35cm、12日24cm、13日18cm。
THE DAYが日常化している。THE DAYSです。

今日のブラッコム山の様子を紹介。
グレーシャーエクスプレスからのシークレットボウル。


例によって行列の出来ているスパンキーズラダー


ホストマン氷河


ショーケースTバーの横



ブラッコム氷河



あっという間に荒らされ尽くすブラッコム氷河。


今年のウィスラーは絶対に来る価値ありですよ〜

最後にウィスラーのシンフォニーエリアより。
もうすぐ看板がなくなっちゃうかも。


3月13日 晴れのち雪 新雪:18cm 積雪:375cm
山頂温度:-9℃ ビレッジ温度:0℃

生まれてから一番いい年だとマイクは語った。

2016/03/08

Category: General
Posted by: b02
この1週間で160cmの新雪が降ったウィスラー。先日も30cmの新雪が降ったばかりだった。

ウィスラー生まれ、26歳のスキーパトロール・マイクは「こんな雪だぞ」と示しながら「俺が生まれて今年が一番いい年だ」と語った。



先月にはJAPOWを滑りに行っていたらしく、「なんで日本ではツリーを滑らないんだ?」と聞いてきた。
HAKUBAではウエーバーみたいのを書いてビブをもらってツリーを滑った。
「ナンバー1とか書いてあるのか?」と聞いたら、「TREE SKIERとかいてあるんだ」と語った。

日本のスキー事情はツリーが狭かったり、日本の山は谷が深かったり色々な事情があるんだと思う。
マイクは「OLD MENTARITYなのかな?」というので、「今、だんだんかわっていく最中なんだろうね」ってこたえたら
「ウィスラーはどこを滑っていいんだ。自由でいいだろう」って笑った。

この日は7thヘブンに10番目位に上がったので、久しぶりに滑りやすい極上のパウダーを頂いた。まるでヘリスキーのようだった。もちろん自分の写真はない。



その前の30cmの新雪のときは綺麗に晴れ渡って本当にTHE DAYだった。何発ものダイナマイトが炸裂して、シェールスロープを大きな雪崩が下っていった。



もちろん自分の写真はないのだが、この日はウィスラーのアイコンたちもずいぶん滑っていたようで、ピーク2ピークゴンドラではマイク・ダグラスさんにもあった。



本当に素晴らしい一日だった



極パウウィスラーはやっぱり裏切らない。


ところで今週のPIQUEではPOWが表紙だ。



Protect Our Winterの略で、スノーボーダーのJeremy Jonesらが立ち上げた組織で、2013年にはChampion of Changer awardとしてホワイトハウスに招かれオバマ大統領に、環境に対する行動を呼びかけたとのことだ。

またPOWのメンバーが、ドナルド・トランプ氏のCelebrity Apprentice in 2015にも行ったらしい事が書いてあった。

またPOWの人たちが、小学校などを訪れる活動もしているとの事だ。



POWer to the Athletes
Skiers and Snowboarders are coming together to protect not just the powder
they love , but the planet as well.


最後に30 周年を迎えたウィスラーの老舗スシレストラン。SUSHI VILLAGEオーナーのミッキーさんおススメ、刺し身メニューのMISO POKEをご紹介。



キノアを揚げたおせんべいの上にスピナッチとツナをのせて食べます。
サクサク感とスピナッチとツナの味が絶妙に絡み合います。
お値段は$13.50

3月7日 天気:曇りちょっと晴れ間 新雪8cm 1週間で160cm
積雪:330cm 山頂温度−4℃ ビレッジ温度3℃
年間降雪量:1028cm  

Lives and Legacies

2016/03/01

Category: General
Posted by: b02
2月25日発行のウィスラーのPIQUEマガジンではウィスラーレジェンドのトレバー・ピーターソンが表紙に使われている。


トレバー・ピーターソンがシャモニーの雪崩でなくなってちょうど20年。

僕は20年以上前に一度、トレバーさんのバックカントリーツアーに行った事が有り、山を下りてきてみんなでビールで乾杯した事を覚えている。

この表紙の右上のFREE SPIRITという言葉が、トレバーさんを本当によく現していると思う。

今回の特集記事の中では、EDDIE AIKAWという人の事も書かれており、そこに、“Eddie Would Go”(エディーなら行くぜ)という言葉も書かれている。
そして、トレバーさんを現す“Trevor Would Do It”(トレバーならやっていたぜ)というステッカーには、いまでも問い合わせがあるという。

ウィスラースピリットは脈々と受け継がれているなあって思う。


ところで、1990年代にウィスラーでスノーボードのインストラクターをしていた現カナダ首相のジャスティン・トルドーさんが、ウィスラーに来ていたという記事が2月27日のCBCニュースにでていた。


いろいろ調べると、結構近くにいたらしいし、ダスティーズでビールも飲んでいたらしい。カナダの首相らしい行動だなあって思う。


余談だが、1月には日本のGLAYというグループの人がスノーボードに来ていたらしい。
また、今回オスカー賞を受賞したレオナルド・デカプリオもウィスラーには来た事がある。
ウィスラーにはセレブリティーが多い。

話は変わって2月中旬には32回を数える伝統のピーク2バレーレースも行われた。

チーム4人の団体戦で、
○ 一人は35歳以上
○ 男女が混ざっていなくてはならない
○ 4人の合計年齢でカテゴリーが分かれる
○ 高齢の人から滑る
○ レースは2日間で初日に二人、2日目に二人滑る
○  標高差1500m以上。旗門の数180

そんなレースだ。
このルールはとても面白く、正直言って、スキージャンプの団体戦で取り入れて欲しいルールだなって思う。
そうしたら日本は団体戦で無敵になるだろうね。

このゼッケン3の人は大体80歳位。
<br />



そして2月中旬から下旬は結構冷え込んでいたので、崖の上やら崖の間にやら何人もの人がチャレンジしていた。




こういうのもウィスラースピリットですね。


最後にゲレ食おススメメニューの紹介。
数日前にカナダの現首相もいたというダスティーズから。

ウオリアーバーガー。
このバーガーには是非オニオンリングとプルドポークを付け足してほしい。
高さ15cm以上の巨大なバーガーになります。


お値段は約$20ほど。とってもおススメです。


さて3月。ウィスラーでは5月一杯まで滑れるので、2月が終了してもシーズンはやっと折り返しです。
是非、遊びに来てください。

最後にセレブリティーのモットー。
Celeb’s Motto
We are here for serve, not to be served

北米の陽気で賑やかなセレブを見ていると、本当にそう思う。

2月29日 雪 新雪13cm積雪267cm 山頂温度−7℃ ビレッジ温度3℃